≪石川九楊『中国書史』を読んで その16 コメントと雑感≫ (2023年4月30日投稿) 【はじめに】 今回は、石川九楊氏の次の著作に関するコメントと雑感を記しておく。 〇石川九楊『中国書史』京都大学出版会、1996年 ただし、執筆項目は、私の関心のあるテーマについて記してある。 なお、本文に出てくる人名について、敬称略であることを最初に断っておきたい。 また、参考文献に挙げた論文は、ネットで閲覧可能である。 さて、今回の執筆項目は次のようになる。 〇石川九楊『中国書史』(京都大学出版会、1996年)に対するコメント・雑感 ・中国の書と日本の書の相違について ・中国と日本の書について ・漢字文化圏における書の担い手について ・「書は人なり」という言葉について ・日本人、中国人の国民性の相違と書に対する評価について ・石川九楊の書史(中国書道史)の捉え方と中国歴史家や中国文学者の捉え方の相違