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ブックマーク / kappan.did.co.jp (29)

  • 3月度【活版ワークショップin大阪】開催のお知らせ

    3月26日(土) 午前の部 : 9時~12時、午後の部 : 14時~17時(満席になりました) 次回は4月の予定です。 《ワークショップの概要》 ※手動式の活版印刷機で印刷体験する半日のワークショップです。 ※印刷機は1人1台の割り当てですので、思う存分印刷を楽しめます。 ※ナビゲーターが操作のご案内をさせていただきますので、初めての方でも安心です。 ※特殊紙大好きスタッフが厳選した特殊紙を刷り比べできます。 ※どなたでも楽しく安全に楽しめる水性インキをご用意しています。 白・金・銀を含め10色のインキを自由に調色できます。 ※樹脂版を使用しますので、自由なデザインを印刷できます。(活字は使いません) ※レインボー印刷やグラデーション印刷、バーコ印刷などの特殊印刷も体験できます。 ※作品づくりに没頭できる時間貸しコースも有ります。 (経験者限定。ナビゲーターの付き添いはありません) (開催

    3月度【活版ワークショップin大阪】開催のお知らせ
  • 活字のふるさとを訪ねて(4)

    オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。 名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。 大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所

    活字のふるさとを訪ねて(4)
  • 活字のふるさとを訪ねて(2)

    モトヤさんの活字資料館のつづきです。 【ベントン彫刻機】 活字の母型を製作する彫刻機。 彫刻する文字の大きさを可変できるため、手彫りの種字→母型に比べて生産性が上がり、合理的な書体設計、品質管理が可能になったそうです。 以下モトヤ様の解説文を引用します。 ベントン彫刻機は活字母型又は父型を直接金属材に彫刻する機械で、米国人のLinn Boyd Bentonが1885年特許を得たものです。 始め電胎母型用種字を彫刻するだけでしたが、後にパンチ母型用の父型を彫刻するようになりました。機構はパンタグラフの原理で、これを堅型に構造してあります。 パターン(原版)を下部のテーブル上に取付け、フォロアーでなぞりの働きを縮減して上部に取付けた精巧な小旋盤に伝え、その力ッターは毎分8,000~10,000回転し、その下の母型材に彫刻します。通常カッターは荒彫・中彫・仕上の3を使用します。 60ポイント以

    活字のふるさとを訪ねて(2)
  • 活字のふるさとを訪ねて(3)

    モトヤさんの活字資料館には、まだまだ見どころがあります。 【閲覧可能な資料】 書体見技術資料など、大正~昭和にかけての貴重な資料を閲覧することができます。 インキローラーの広告に載っている、膠やゴム製との性能比較が興味深いです。 その昔、猛暑の時期には膠でできたローラーは溶けてしまい、仕事にならなかったと聞いていたのですが、それを裏付ける資料に出会えて感激です。 ビニール・ローラーとありますが、どの様な物だったのでしょうか。ウレタンローラーのことかな? 【書体見】 大正から昭和初期の貴重な資料が読めるのも紙ならではかもしれません。 それを手にとって読むことができる幸せ。 細心の注意をもってページをめくります。 時間を忘れて怒られます。。。 【フートプレス印刷機の広告】 手フートには数種類のバリエーションがあったようで、他のページにもいくつか掲載がありました。 1日に7,000枚~8,

    活字のふるさとを訪ねて(3)
  • なにわ活版研究所(なに活): 活字のふるさとを訪ねて(1)

    12月7日、@mojirukaiさんの「文字る会」にお邪魔してきました。 第3回目となる今回の企画は、株式会社モトヤさんにある「活字資料館」の見学会でした。 モトヤさんは大正11年に活字の製造・販売会社として創業されました。 戦後、消失を免れた活字鋳造機1台から復興され、昭和40年代に製造・販売のピークを迎えられたそうです。 その後、オフセット印刷の普及や組版システムのコンピュータ化に伴い活字の需要は減少に転じ、平成8年に活字部門を廃止されました。 活字の開発で培った書体への想いを未来の技術へと紡ぐため、平成9年にこの活字資料館を開設されたそうです。 現在、その創業の精神は、全国紙を含む新聞やテレビゲーム、携帯など様々なメディアで利用されるデジタルフォントとして引き継がれています。 株式会社モトヤ http://www.motoya.co.jp/ モトヤフォントの歩み http://ww

    なにわ活版研究所(なに活): 活字のふるさとを訪ねて(1)
  • 活版を巡る休日

    昨日、活版印刷に携わる方々が企画された活版エキスポ0(11/13・14)というイベントを見学してきました。展示作品、演出、会場の雰囲気のどれも素晴らしく、大変な盛況ぶりでした。 その後、近代活版印刷の祖と称せられる木昌造氏の足跡を辿ってみました わが国初の民間活版所である長崎の新町活版所に次いで「大阪活版所」(後の大阪活版製造所)を設けたり、高麗橋(架け替えられて現存しない)を設計したりするなど大阪との関わりが深く、石碑と銅像が建立されています。 「大阪活版所跡」石碑(大阪市中央区大手通2丁目4) 大阪市の中心部の歩道にポツンと佇んでいました。

    活版を巡る休日
  • Deep impression 印圧による表現

    国内外問わず、来の活版印刷は印圧を極力感じさせないキスタッチと例えられる印刷が高品質の証とされていたそうです。 用紙に形がつく程の印圧が嫌われたのは、インキの裏抜け、印刷所にとっての財産である印刷機と活字を消耗させるという理由とともに、形式美的な価値観の要素もあったようです。 それは、印刷する人の技能によって品質の差が大きく出るため、高度な技能の証という誇りが産んだ価値観のようにも思えます。 欧米でも同様のようで、「Deep impression」などのキーワードでWebを検索すると賛否両論の議論を見掛けます。 (貴重な活字に強い印圧をかけて消耗させるのは、私も好みません) 同じ凸版方式の仲間である活輪やフレキソ印刷、シールラベル印刷のように専門特化した例を別として、商業印刷の分野において活版印刷は極めて少数派になっています。 このような状況の中、私が活版印刷に興味を持ったのは、アメリカ

    Deep impression 印圧による表現
  • おもしろ活字ギャラリー

    オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。 名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。 大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所

    おもしろ活字ギャラリー
  • 活版印刷 なにわ活版印刷所 | 大阪 Letterpress studio Osaka JAPAN

    2024年4月18日(木)、19日(金)に開催されます「紙加工技術展2024」に弊社オリジナルの手漉き紙「かぐや姫紙」「なにわ紙」で出展します。 昭和初期に途絶えた大阪産手漉きの復興を目標にしており、未利用農産物を原料に煮熟から自社で行っております。幼竹の皮を原料にしたかぐや姫紙は、パルプの配合無しの100%廃棄物利用です。 「紙づくりで挑む地域課題の解決」をテーマに、紙漉きや鉛筆づくりなど里山体験のコンテンツ化にも取り組んでいます。是非弊社ブースにお立ち寄りください。 ◇展示会 詳細◇ 開催日時 2024年4月18日(木) 13:30~17:00 2024年4月19日(金) 10:00~16:00 会場 〒541-0053 大阪市中央区町1-4-5 大阪産業創造館 3F・4F  ※受付は4F 料金 無料 ※完全事前申込制 詳しくはこちら