なに活にご注文いただくお客さまの大半が凹みを希望されますので、印圧によって変わる印刷品質をご覧いただこうと印刷実験をしました。 印刷条件は印圧と胴張りの仕立て方以外は同じです。 用紙はクレーンレトラの0.5mm厚で、版は亜鉛版です。 左から順に印圧を強くしています。 (それぞれ胴張りの仕立てが異なります。) 下の画像の左は文字品質優先で若干の圧を掛けたもの、右は私が文字品質の限界と考えるところまで圧を加えたものです。 圧を掛けると色が濃くなりますので本来はインキ量の調整を行う必要がありますが、今回のテストでは同じインキ量のため右が濃くなっています。 また、文字が少し太くなっていますが、インキ量を抑えることで大半の方にとって違和感の無いレベルに収まるという判断でここまでが限界としました。 裏面はフラットのままで、凸にはならないように刷るのを基本としています。 実際にどの位まで圧を加えるかはお
![凹みと引き換えに失うもの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6807eae1ce9a18a48b74018adaf8680774fb880f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogger.googleusercontent.com%2Fimg%2Fb%2FR29vZ2xl%2FAVvXsEgQu-EibJmnfY_AIzl5BCALqLBL4NbekXJRortkKR8vQaDrsVU5UvqtdG5EpTPEXlCu54DofZCS-WWXQmKiQJwE3eqmhOYHsT-M4e6ihNP_ljDI3mogyStujzfyLjXwVqj7XothjjVUf-BL%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2FIMG_0438.jpg)