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ブックマーク / awata.blog102.fc2.com (2)

  • 孔子家語の真偽 | 傳疑樓雜記

    この前は虫の居所が悪かったこともあって、いい加減なことを書いたが、考えてみれば孔子家語は狭い世界で有名なだから、古典愛好家が調べることもあるだろう。ということで、気を取り直して少しだけ紹介しておく。もちろん論題は孔子家語の真偽(についての論争)。と言っても、もう中国のサイトでいろいろ説明されているので、そこのリンクを貼るだけのことなんだが。 まずwikiprdia。さすがに最新の情報が載っているところは中国だな。日のものはどこかの解説書から取ってきた内容だし、しかも不適切で偉そうな表現が目につくので見なくていいだろう。 中国語wikiのキモは: 20世紀70年代以來,由於出土文獻的出現,給《孔子家語》的研究帶來了新的契機。1973年河北定州八角廊出土了漢墓竹簡中有《儒家者言》,内容与《家语》相近。1977年安徽阜陽雙古堆出土了漢墓木牘,内容同《家语》有关,另有英藏敦煌寫《孔子家語》。

  • 明朝の国際戦略 | 傳疑樓雜記

    たまたま借りたに「十四世紀から十七世紀にかけての中国の戦略」という論文が入っていた。著者はアーサー・ウォルドロン氏。有名人かもしれないが、私は知らない。ちなみに借りたというのは、『戦略の形成』(上巻、中央公論新社、2007年)。古今東西の戦略形成を扱った複数著者の論文集で、主として西側のことが書かれてある。 当たり前のことだが、この手の論文は圧倒的に西側のものの方が面白い。それはこのも例外でなく、当初は明朝の論文は飛ばそうと思っていた。が、「古代や近代における中国の戦略には従来から高い関心が払われてきた。しかし、孫子と毛沢東の間の非常に長い時期を研究の対象としている学者はほとんどいない」(189頁)という人間的に極めて妥当な発言でありながら、日にいると顛倒したような錯覚に囚われる書き出しに牽かれ、おもわず読んでしまった。 この論文は「戦略」を扱ったものだから、戦争のことが中心で、経

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