<脳を刺激する“紙の本”の魅力> 書籍の電子化が急速に進み、一部の小中学校では教科書にも電子書籍を取り入れ始めている。しかし、“紙の本”と比べると、電子書籍の内容は記憶に残りにくいなどの違和感を覚える人も多いのではないだろうか。 酒井邦嘉著「脳を創る読書」(実業之日本社 1200円)では、紙の本が脳に与える影響を解説。言語脳科学者の著者が、電子書籍にはない紙の本の魅力を徹底分析している。 電子書籍は確かに便利だが、紙の本と比べると“量的な手がかり”が非常に希薄であるという。例えば、短い時間で見出し語を探せる電子辞書は、紙の分厚い辞書よりも圧倒的に使い勝手がよい。しかし紙の辞書の場合、ある部首を持つ漢字がどのくらいあるか、同音異義語がどのくらいあるのかなどが、ページの厚みとして感覚的に頭に入ってくる。 また、長編小説の場合、紙の本なら今が物語の中盤なのか終盤が近いのかを、視覚的・触覚
●「日本全国納豆大博覧会」小泉武夫監修(東京書籍 1200円) 白いご飯のお供に欠かせない納豆だが、全国各地には、実にさまざまな納豆がある。発酵学者である小泉武夫監修による「日本全国納豆大博覧会」(東京書籍 1200円)は、そんな全国の激ウマ納豆を集めたガイドブック。年に1度開催される「全国納豆鑑評会」の過去10年の受賞銘柄をもとに、選りすぐり83品を写真とともに紹介する。 たとえば平成21年度の優秀賞に輝いた「味百年」(栃木)、海洋深層水で仕込んだ「海の賜」(静岡)など地域の逸品から、幻の黒大豆使用の「黒千石納豆」(北海道)、金粉入りの「菊水ゴールド納豆」(茨城)といった変わりダネなど。各品、お勧めの食べ方や連絡先も掲載されている。
水の賢い飲み方 夏の病気予防に不可欠! 夏に増える病気が脳梗塞だ。汗をかいて体が脱水症状になり、血液がドロドロになって固まりやすくなるのが原因。さらに痛風、尿路結石も、夏に汗をかいて尿量が減少することで発症リスクが高まる。つまり、夏は徹底して水分補給をし、病気対策に努めるべきなのだ。そして、どうせやるなら、より健康アップにいい飲み方をしようではないか。そこで、上手な水の飲み方を、横浜創英短期大学の則岡孝子教授に聞いた。 ★目覚めに1杯、寝る前に1杯 「コップ1杯の水を、寝る前と目覚めたときに飲みます。寝ている間に汗を大量にかき、血液がドロドロになるのを防ぐためです」 夜間のトイレが気になる人も、コップ1杯程度の水なら、寝ている間に出る汗の量とほぼ同じなので大丈夫だ。もし、コップ1杯程度で何度もトイレに行きたくなるようなら、腎臓の機能低下が疑われるので、病院で一度検査を受けた
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