◆最近、「巨匠」と呼べる音楽家がいなくなりました。 世の中に秀でた才能が現れるときは、何故か一度に現れるのです。 そして、同じ頃に生まれるから、いなくなるときは一度にいなくなる。 人間は、生まれる時代を選べませんから、このようなことを書いても意味がないのは 百も承知ですが、二、三十年、タイミングをずらしてこの世に現れて欲しいものです。 今日は、20世紀に於ける、紛れもないピアノの巨匠をご紹介します。 ◆クラウディオ・アラウというピアニストです。 クラウディオ・アラウ(1903-1991)のプロフィールについては、ウィキペディアをご参照下さい。 南米チリ出身でアメリカを中心に活動したピアニスト。 と、書かれていますが、何処で生まれ、どのような経歴だったか、はアラウの演奏とは無関係です。 音楽家は、その日、その時の演奏によってのみ、評価されるべきなのです。 これから、ご覧頂くのは、クラウディオ
◆今なお、人類史上最高のホルン奏者として尊敬を集めています。 殆ど毎年のように、今日9月1日は、「ホルンの神様」、イギリスのホルン奏者、デニス・ブレインを紹介しています。 デニス・ブレインが亡くなったのは、1957年9月1日。クルマが好きで運転も上手かったデニスブレインは、前日、 スコットランドのエディンバラでのコンサートの後、徹夜で、クルマを飛ばしてロンドンに戻る途中、ロンドンまで あと少しというところで、多分居眠りでしょうね。街路樹に激突して、亡くなってしまいました。 あまりにも惜しい。 ホルンというのは、本当に難しい楽器のようで、私の日記の読者中学(小学校だったかな?)から大学まで、ずっと 吹奏楽部(コンクールに出るような学校の)でファゴットを演奏していた、という方がいらっしゃいます。 その方は勿論楽器は違うけれども、毎年コンクールで、全国から選りすぐられた上手い吹奏楽部ばかりを聴い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く