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ブックマーク / mumeinikki.cocolog-nifty.com (2)

  • 薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著 - 無名講師日記

    同僚講師が、先ごろ復刊された小西甚一著『古文の読解』を生徒さんに薦めていると聞き、ワタシも購入して読んでみました。 実は、この、今まで全く読んでいませんでした。ワタシがこの仕事を始めた時には絶版になっていたと思いますし、ワタシが受験生の時には・・・、ワタシゃ古文の参考書なんて一冊も使わなかったので。~o~;; んで、初めて読んだのですが、スゴイですねー。ちとビックリしました。実況中継型参考書を先取りした口語文体にまず驚かされます。また、1981年改訂時の「はしがき」に示された満点を目指さず合格点を目指すというお考えや「太っ腹文法」という提案には大変共感をおぼえます。各章、各項目の説明も、大づかみなようでいて常に質を踏まえた立派な説明だと思います。 しかし、にも拘らず、ワタシは絶対にこのを受験生には薦めません。 まず、使われている受験問題が古過ぎます。復刻版の後ろの解説には、引用され

    薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著 - 無名講師日記
  • 「良心」の死~『古文研究法』小西甚一著 - 無名講師日記

    某女性ボーカリストの死が世の中を賑わしていた日、新聞の死亡記事の欄に一人の老碩学の死が、慎ましやかに紹介されました。小西甚一筑波大名誉教授。享年91才の大往生だそうです。 ワタシ、別に小西教授とは面識もなく、もちろん教えを受けたこともないのですが、この方は、「先生」とお呼びしたい気になる方です。(ワタシゃ、自分自身が教えてもいない人間に「先生」と呼ばれるのはあまり好きでなく、従って、他人様をお呼びする時にも、なるべく「先生」をつけません。まあ、個人的に尊敬している人だとちょっと別ですが、単なる同僚には「先生」とつける気になれません) 小西教授と言えば、我々には『古文研究法』です。だから小西教授へのリスペクトは、このへのリスペクトということになります。今回、ちょっとこのを見直してみたのですが、こりゃたいしたです。よくもまぁ、こんなを書いたもんだし、よくもまぁこんなが売られ続けていた

    「良心」の死~『古文研究法』小西甚一著 - 無名講師日記
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