タグ

ブックマーク / nimura-laborhistory.jp (2)

  • 二村一夫「石母田正先生のこと」、《二村一夫随筆集》『さまざまな出会い』

    二村 一夫 人生の転機に、一度ならず二度三度と決定的な影響を受けた人について語るのは、その人より自分自身について多くを言うことになる。しかし、それ抜きに先生の思い出を書くことは出来そうもないので、私ごとが多くなるのをお許しいただきたい。 あの『歴史と民族の発見』が刊行されたのは私が大学に入った年の3月であった。そこに収められた一編一編に深い感銘を受け、進学のコースを決めるとき迷わず国史学科にしたのもそのためであった。ただ、すでに歌声運動などというものに深入りしていたから、国民的歴史学の運動に加わった経験はない。しかし、その後研究テーマを決めるときに、このは小さからぬ意味をもった。また〈敵手の偉大さ〉について教えられたことは、常に論敵を設定して研究を進める傾向として、いまだに痕跡を残している。 進学した国史学科はまったく期待に反した。勉強したい近代史の講義がひとつもなかったのである。もっと

  • 『二村一夫著作集』トップページ

    労働史を研究する二村一夫が、自身で編集刊行するオンライン著作集です。現在、市販されているは除き、これまで執筆した論稿の多くを収め、さらにサイトでしか読めない《の自分史》《高野房太郎とその時代》など、書き下ろしの論稿も加えています。主要論稿は英訳し、海外への発信に努めています。 そのほか、日の労働組合運動の創始者である高野房太郎関係史料を収録し、岩波書店から出版した活字『労働は神聖なり、結合は勢力なり ─ 高野房太郎とその時代』(2008年刊)と相互補完的なウェブサイトとしています。 これまでパソコンでの読みやすさを優先し、文字枠を狭く設定して来ました。しかし、スマホ閲覧者が増えたので、文字枠を広げました。パソコンの場合は、ブラウザーの表示幅を狭くしてご覧ください。 What's New 『是枝洋小伝 ─ 回想に代えて』 (2023.9.30掲載) 『再論「労働者の声」の筆者は誰

  • 1