成瀬巳喜男と東京湾岸の時間旅行 年末恒例となった、ナイアガラー座談会。今年の話題は、昭和30年代の映画『秋立ちぬ』(成瀬巳喜男監督)のロケ地探しです。これは大瀧詠一さんが2年半前から築地界隈で行っているフィールドワークのひとつ。画面に映り込んだ建物からおよその位置を推定し、住民に聞き込みを続けるという探偵さながらの調査で驚くべき事実が明らかになってきました。かつては島だった銀座と、今はもうない築地川。古地図に浮かび上がる東京湾岸の風景は幻想的です。 他にもニール・ヤングの空耳アワーや、内田樹さんによるスリリングな都市論など、聴きどころは満載。白眉は大瀧さんの「日本人北帰説」です。源義経や土方歳三ら旧体制の敗北者がみな北に逃げるのはなぜか。いつか日本が灰燼に帰した時、我々の心に去来するメロディーを大瀧さんは予言します。 はっぴいえんど結成から40年が経ち、レコード会社の担当者たちも定年。「我
1948年、岩手県江刺郡梁川村(現・奥州市)出身。高校卒業後上京、細野晴臣、松本隆、鈴木茂と日本語ロックの先駆的グループ「はっぴいえんど」を結成、和製ポップス史に大きな影響を与えた。73年に解散。その後ソロになり、プライベートレーベル「ナイアガラ」を設立。松本隆との共作で、松田聖子、森進一らに曲を提供。88年映画「快盗ルビイ」の主題歌を最後に活動を休止していたが、95年活動を再開。主なアルバムに「レッツ・オンド・アゲイン」「ナイアガラ・カレンダー」「ロング・バケーション」「イーチ・タイム」など。また90年植木等「スーダラ伝説」のプロデュースを行い、ブームの仕掛人となる。94年ダブル・オーレコード取締役に就任。97年ドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌で13年ぶりの新曲「幸せな結末」が大ヒット。2003年発表のシングル「恋する二人」もドラマ「東京ラブ・シネマ」主題歌となった。1981年、日
95年から言ってる話なんだけど、全チャンネル録画してるって話、しなかったっけ? 大阪の番組を録るために大阪のマンションを借りてるとか、いろんな逸話や風説が山のように出て、嘘だったりホントだったりするんだけどさ。自分で、何台かで主要なものを24時間録ろうとしてシステムを組んだりした時期があったわけ。 なぜかっていうと、タイマー録画のタイマーが面倒なのよ。だから、まるまる録ったらどうだろう、てなことをずっと考えてた。で、出たんですよ。二千何年かに、全チャンネル録画できる機械が。それを2台買った。 そしたらウケたんだよこの話が。全チャンネル録画だよ、とかいうと「へえーっ、どうすんですかー!」ってなるじゃない。そうすると必ずみんながする質問が、「いつ見るんですか」って。僕が誰かにその話をされたとしても、絶対その質問はしないよ。レコードがあっても「何枚ありますか」とは聞かないし、「全部聴いたか
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