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ブックマーク / www.seas.or.jp (2)

  • 日本の伝統芸能と邦楽の音響デザイン

    1.伝統芸能 日音楽のことを「邦楽」と呼んでいる場合、これは欧米からの輸入音楽「洋楽」に対する呼び方である。狭義には日の伝統芸能の中から雅楽(ががく)と能楽(のうがく)、民族音楽を除いた音楽を邦楽と呼ぶ。 その場合、三味線・筝・尺八・琵琶の音楽のことになるが、三味線音楽は文楽・歌舞伎・民族芸能で使用され育ったものが多く、その中で演奏される囃子は能楽が元になっている。 雅楽は、宮中や神社の儀式で演奏され、庶民的な音楽ではない。雅楽は、演奏だけの「管絃(かんげん)」と舞が伴う「舞楽(ぶがく)」とがあり、管絃には笙(しょう)・篳篥など管楽器と楽琵琶・楽箏という弦楽器が使用されるが、舞楽では弦楽器を使用しない。 雅楽以外の邦楽や舞踊は、あらすじがあって、観客も喜怒哀楽を感じて感情移入をして観ているが、雅楽は人間の感情が介在しないように作られている。 能楽は喜怒哀楽の感情を表しているが、非常に

  • 手締め

    手締め(手打ち)の作法 歌舞伎の最初の稽古を始める前に「顔寄せ(かおよせ)」というセレモニーがある。興行主(主催者)、役者、スタッフが全員集まり、その場で狂言作者(きょうげんさくしゃ・・・現在の舞台監督)が「当る十二月歌舞伎公演、名代を申し上げます。○○作、○○演出、××××(題名)、序幕××の場、二幕××の場・・・・・と読み上げ、最後に全員で手締め(手打ち)をする。 このときは、一締め(いっぽんじめ)といって、 ヨオー(掛け声) シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン と手を打つ。(シャシャシャン=手を打つ音) 稽古場での稽古が数日続き、舞台稽古前の最終稽古となる「総稽古」の最終場面が終了すると「打ち出し」という大太鼓の演奏があり、続けて興行主・役者・スタッフが全員で手締めをする。これも一締めである。 式典、パーティーでも、最後は手締めをすることが多い。このときは

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2005/05/27
    「よおー、ポン」は、「一丁締め(いっちょうじめ)」
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