あけましておめでとうございます。 おかげさまで、ブログを開設してから2回目の年越しを迎える事ができました。 本年も「菅沼天虎の紙屑談義」をよろしくお願いいたします。 菅沼天虎 さて、年明け最初のネタは、干支にちなみましてネズミ絡みのネタです。 羽越本線の鼠ヶ関駅の新潟印刷の金額式乗車券には、「鼠」の文字の一部に俗字体の活字が使われております。 いずれも新潟印刷の金額式乗車券ですが、表面の縦書きの発駅と裏面の横書きの発駅の「鼠」が、「鼠」ではなく「鼡」の活字が使われております。 「鼡」は「鼠」の俗字体にあたり文字の意味は同じですが、「鼡」は「鼠」と比べますと画数の少ない簡単な文字ですので、略字のような意味合いで使われているのでしょうか?いずれにしましても、「鼡」の活字を使用しているのは新潟印刷券でしか見た事がありません。 なお、発駅に関しては「鼡」の活字が使用されておりますが、小児断片の駅名