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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/urataqw (3)

  • 旧仮名遣いの表記の迷い - 60歳からの視覚能力

    現代仮名遣いは基的には発音を反映しようとしているというのですが、助詞の「は、を、へ」は「わ、お、え」と発音しているのに「は、を、へ」と表記しています。 一貫性がないと旧仮名遣い論者からは批判されていますが、「わ、お、え」と表記しなかった根拠ははっきりしません。 「こんにちは」をこんにちわ」と書かないのは、「今日は」の「は」が助詞だからというのですが、たとえば会話では短縮して「ちわー」というとき、この場合も表記はやはり「ちはー」とするのでしょうか。 「ちはー」はやはりおかしいのですが、発音を反映しない表記にすると、崩れの多い会話表現はおかしくなってしまうからです。 旧仮名遣いの場合は現代の発音を反映していないので、会話表現では言葉のもとの意味を示せなくなるときがしばしばあります。 たとえば「おはよう、おはよ」とか「さよなら、さようなら」というような表現は「おはやう、おはよ」、「さよなら、さ

    旧仮名遣いの表記の迷い - 60歳からの視覚能力
  • 旧仮名遣いは会話表記が不得手 - 60歳からの視覚能力

    仮名はもともと表音文字として作られているので、なるべく発音どおりに表記されることが望ましいはずです。 旧仮名遣いは古い時代の発音を反映しているのですが、時代が変わるにつれ発音が変わって、表記法とズレが出てきています。 表記が変わらないほうが首尾一貫して合理的だからよいのだ、とするのが旧仮名遣い論者の意見なのですが、そう簡単に割り切れるものではありません。 たとえば、「会議」を現代仮名遣いでは「かいぎ」、旧仮名遣いでは「くわいぎ」と表記します。 発音のほうは「かいぎ」と一通りなら問題はないのですが、まだ地方によっては年配の人で「くわいぎ」と発音する人がいます。 「会議」を「くわいぎ」と発音する人と、「かいぎ」と発音する人を現代仮名遣いでは書き分ける事ができますが、旧仮名遣いではどちらも「くわいぎ」と表示するので、書き分ける事ができません。 また図のBの例のように、「王手飛車取り」というのをワ

    旧仮名遣いは会話表記が不得手 - 60歳からの視覚能力
  • 読みにくい旧仮名遣い - 60歳からの視覚能力

    旧仮名遣いから新仮名遣いに変わってから60年ほどになりますが、いまだに旧仮名遣いのほうが合理的で、美しいとして旧仮名遣いをする人がいます。 どちらが合理的であるかはともかくとして、ほとんどの人が新仮名遣いに慣れてしまった現在では、旧仮名遣いは読みにくい、書きにくいという点で不便になっています。 たとえば上の表にあるような漢字熟語の読みは、見慣れていないのでパッと見て頭に入りません。 旧仮名遣いの読み方の規則を習っていれば、「しゃうはふ」が「ショウホウ」、「せうがふ」は「ショウゴウ」と読めるのですが、ひらがなで「しょうほ」、「しょうごう」と表示された場合に比べればスンナリ頭には入りません。 「てふふ」、「てんわう」などは読み方の知識がないと「てんのう」、「ちょうふ」と読めないでしょう。 普通は漢字かな交じり文になっているので、旧仮名遣いでも漢字語の読みは表に現れることがなく、意識されないので

    読みにくい旧仮名遣い - 60歳からの視覚能力
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