いけてるエンジニアが「これは良書だ!」と絶賛しているので買ってみたら、よくわからないことが書いてあるだけで理解できなかった。という経験をした人は多いのではないかと思う。 こういうことはなぜ起きるかというと、別にいけてるエンジニアが初心者に意地悪をしているわけでもないし、いけてるエンジニアとは頭の出来が違いすぎたということもなく、単純に「良書」には複数のパターンがあるからなのでは、と私は思っている。 全くの私見だが大別して3パターンある気がする。以下、これについて述べたい。 1.「わからない」を解決する良書 初心者にとって最もうれしいのがこのパターンの書籍。一般的に良書と言われるのはこのパターンに属する書籍だと思われる。 (私もそうだったのだが)初心者はそもそも、その技術分野に対するカンが全く働かないので、本を最初から順番に読む傾向がある。また自分で具体例をノートに書いたり、コーディングした