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ブックマーク / globalhead.hatenadiary.com (2)

  • 山本周五郎原作で綴られる望月ミネタロウの新作漫画『ちいさこべえ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ちいさこべえ(1) / 原作:山周五郎 画:望月ミネタロウ 望月ミネタロウはとても好きな漫画家なのだが、3月に出ていたこの『ちいさこべえ(1)』のことはすっかり失念していた(望月先生スイマセン)。書店で見かけて慌てて購入、より純度を増したその作品構成を堪能することができた。 それにしても今回の作品は文学小説家・山周五郎の中篇が原作だ。原作のタイトルは『ちいさこべ』となっているのだが、読んだことはない。そもそも山周五郎自体、若い頃からいつか読もう読もうと思いつつ未だに読めていない。だから今作は(原作とはいえ)山周五郎初体験ということにもなる。 物語の主人公は大工の若棟梁・茂次。彼は物語冒頭で大火事により両親を亡くす。自らの工務店を建て直すため奔走する茂次は、店の手伝いに幼馴染だった若い娘・りつを雇う。そしてこのりつが、先の大火事でやはり焼けてしまった福祉施設の孤児たち5人を、茂次の

    山本周五郎原作で綴られる望月ミネタロウの新作漫画『ちいさこべえ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
  • ラテンなアメリカの文学なるものをあれこれ読んでみた - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    なぜか突然ラテンアメリカ文学なるものに目覚め、何冊か集中して読んでしまった。自分でも理由は分からない。欧米的なストーリーテリングに飽きてきたからなのかもしれない。なにしろこのテのジャンルはマルケスとプイグを1、2冊読んだだけの全くの門外漢だし(そのくせ時々”マジックリアリズムがどうたらこうたら”と知ったかぶった文章を書いたりしていた)、作家や作品のセレクトは行き当たりばったりなのだが、取り敢えず岩波文庫から出ているものを中心に読んでみた。オレが今までの人生で岩波文庫をこれ程まとめて読んだのは始めてのことで、別の意味でも新しい経験であった!では読んだなどを紹介。 ■ペドロ・パラモ / フアン・ルルフォ ペドロ・パラモ (岩波文庫) 作者: フアン・ルルフォ,杉山晃,増田義郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 41回この商品を含

    ラテンなアメリカの文学なるものをあれこれ読んでみた - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
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