以前、建築家と小売業の仲間と飲みに行ったときに建築家が書体について述べていた。 書体には大きく分けてゴシック体と明朝体があると言った。 確かに日本語表記にはメージャーなモノを挙げたら2書体である。 ここまでは良いのだが「ゴシック体は太くて下品だ。」と言った。 ゴシック体の事をかなり邪険に論じていた。 ここで問題は文字のノウハウを学んでおらず素人に間違った知識を植え付ける事に私は懸念を感じていた。 オーソドックスな書体の使い方は、横組はゴシック体、縦組は明朝体が基本である。 明朝体のもとを辿れば筆文字の特徴を吸い出してデホルメによるデザイン処理を行われた書体である。 漢字については四角形の枠内でデザイン制作されています。その為横組でも若干違和感を感じる。 どうして『違和感を感じる』のか考えると明朝体の本質は筆文字であり、元々は上から下へと書く立て組の性質が出ているからである。 そして、問題は
![縦組は明朝?横組はゴシック? | 魚眼(ぎょがん)しんぶん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b98ed7e6f47b46d9e1d4dbd46b93c9d54daf3aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200712%2F12%2F05%2Fc015960520080202010517.gif)