【お仕事紹介】 都市は有機体である。そうすると、そこに住む人たちは血液であり、大小複雑に張り巡らされた道を東へ西へと行き来しながら、街に栄養や酸素をせっせと運んでいることになる。では都市にとっての建物はなんだろう? そんなことを考えさせられたのが、このお仕事でした。京都市文化財保護課で進めている「京都を彩る建物や庭園」という事業があって、先日(というか実際に取材したのはもう去年のことなのですが)、その認定を受けた所有者さんたちが集まって京町家活用について語り合う交流会と、実際に認定を受けたお宅での見学会の模様を取材して書きました。 はっきり言ってコピーライターの仕事としては、どちらかというと地味な部類のお仕事です。派手なキャッチコピーも著名人取材もありゃしません。でも、京都の中心部から京町家がどんどんなくなっているいま、とても大事なテーマだなあと思うのです。 ぼくはこの交流会や見学会に参加
![生活のない「文化都市」に文化はあるのか? - ゴジマエ~後日読み返してもらいたいささやかなまえがき~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b8a197f4fec4c5a7dbf316a1f2bd32578c8bfd13/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ff%2Ffu-wa%2F20190222%2F20190222174534.jpg)