世の中、通訳と呼ばれる仕事がありますよね。言語間音声通訳はメジャーですが、文字に直すお仕事もあります。今回は、要約筆記とよばれる文字通訳について、ふと考えたお話。 1.通訳とは。障害もなく、同言語を扱う人だとして、会話が成立している状況下では、Aさんの発した言葉をBさんが聞いて、解釈する構図が成り立ちます。 しかし、言語が違うと、これが成り立たなくなります。そこで、通訳者が行う「通訳行為」が発生します。 言語間通訳では、常識や文化、言い回しなど「そのままでは置き換えられない・表現できない」事もあるので、この通訳が「直訳」と「意訳」を使い分けながら、伝えます。 このあたり、定義を含めて考えるといいのですが、例えば、中村さんの論文にある通訳定義によると (1)通訳の定義:翻訳でなく「解釈」通訳とは、異なる言語間において、話者(speaker)が表現する内容を理解し、その内容が発せられた元の言語
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