Feb 19, 2007 ★ 安田 敏朗 『「国語」の近代史―帝国日本と国語学者たち』 中公新書 (新刊) (1) テーマ:社会関係の書籍のレビュー(95) カテゴリ:社会 ▼ 最近、忙しくて、読んだ本の紹介がなかなかできない。 基本的にバカバカしい本は、採りあげないことにしているんだけど、それでも本がたまる一方なので困ってしまう。 所詮は、本の備忘録ブログ。 気を取り直して、面白い順、タメになった順番で、じんわりと紹介することにしよう。 ▼ 最近、面白かったのは、コレ。 国民国家の統治システム(「配電システム」by ベネディクト・アンダーソン)のインフラであった、「国語」の機能及び問題を描きだし、批判的に暴いていく。 国家的課題に答えようとした、国語学者たちの歩みを追うことで、ナショナリズムとしての「国語」を描き出そうとするのだ。 ▼ みんなも分かってるとおもうけど、「話し言
![★ ナショナリズムと国語学 安田 敏朗 『「国語」の近代史―帝国日本と国語学者たち』 中公新書 (新刊) - 書評日記 パペッティア通信 - 楽天ブログ(Blog)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/efe09963ff6e94ce1363d4a8b1deef9f6ef234e0/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimage.space.rakuten.co.jp%2Flg01%2F00%2F0000167900%2F75%2Fimg5269baa0zik3zj.jpeg)