ちょっと更新できない状況だったんですが、少しひと息。。 大切にしている1冊の本について書いてみようと思います。 約10年前、当時60歳くらいだったデザイナーさんから 一冊の本をいただきました。 『原弘』 装幀は故 田中一光氏。あとがきも書いています。 ズシリと重たいその本は、多少の経年劣化があるものの、 その装幀のあまりの美しさに思わず見入ってしまいました。 原弘(はらひろむ)さんは、日本のブックデザインの草分け的存在の人。 決して派手なデザインではないけれど、本質を的確に捉えたそのシゴトは、 時を経て、見る側の経験が深まるにつれて そのつど新しい発見があるいぶし銀のような作品です。(あとがきより) いただいた当時ボクはまだ駆け出しで、 この本が持つ「重み」をまだ理解できていませんでした。 今日、久しぶりにこの本を手にとって、ページをめくると、 当時よりは、少しだけ原弘さんのシゴトの深みが
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