上のエントリで書いた、日本語版のジョブズ自伝の装丁デザインに関して、俺は書いた通り碌でもないと判断しているんだが、ネットを見るとアレを擁護してる人、結構いるのなー、と。 俺の目にした範囲では、「良いと『感じ』ました」とかさ、「良いと『思い』ます」とかさ、そういう感情レベルで語ってしまってるのが大半で、中には職業的にグラフィック・デザインに近しい人なんかもいたりするんだが、そんな「好き嫌い」の話してもしょうがないだろ、と。 町山のアニキの映画批評ではないけど、意匠も8割がたはロジックで詰める事が出来る筈なのな。 で、日本語版の装丁は、ロジカルに、ジョブスが関わったという原版の、コンセプトっていうか意志を汲み取るよりか、日本国内の販売事情を優先させてるよな、と。 例えば、他の国の版では、オレンジなのか黄なのかゴールドなのか分らないが、フォントに色を付けたりしていない訳。 で、色を付けるっていう