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ブックマーク / www.bunka.pref.mie.lg.jp (5)

  • 学芸員の仕事紹介(3) 原稿執筆と校正作業 田中善明 学芸室だより

    美術館 > 刊行物 > 学芸室だより > 学芸員の仕事紹介 > 学芸員の仕事紹介(3) 原稿執筆と校正作業 田中善明 学芸室だより 人間だれにでも、得手不得手がかならずあります。不得手な部分を、どういうかたちで補っていくか ― 得意な分野をぐっと伸ばしてトータルで帳消しする方策なら苦になりませんが、不得手な部分を克服しようと考えてみますと、かなりのストレスが伴います。何十年も不得手としている分野は、「不得手」だという強烈な意識があるかぎり克服はむずかしいといえます。 いったい何を弁解しているのかといいますと、単純に僕は原稿書きを苦手としていることを言いたかったわけです。それだけです。ところが、美術館活動にはさまざまな原稿書きの仕事があります。僕にとってストレスを感じないで済ませる原稿は、各種仕様書や修復、調査の報告書類だけです。なぜなら、それらはアイデアや独自性を介在させることよりも、忠実

  • 開館35周年記念Ⅲ 本居宣長展

    展覧会概要 会期 2020年4月18日(土)~5月31日(日) 休館日 毎週月曜日(5月4日開館)、5月7日(木)休館 開館時間 9:30~17:00(ただし、入館は16:30まで) 観覧料 一般 1,000(800)円、学生800(600)円、高校生以下無料 ( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金 ◎この料金で常設展示もご覧いただけます。 ◎学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。 ◎障害者手帳等をお持ちの方および付添いの方1名は観覧料無料。 ◎家庭の日4月19日(日)、5月17日(日)は団体割引料金となります。 ◎主な前売り券販売所:チケットぴあ、ファミリーマート、セブン―イレブン他 ◎交通:近鉄、JR津駅西口から徒歩約10分。ご来館には公共交通機関をご利用ください。 展覧会について ――37年ぶりの大規模な回顧展―― 三重県松阪市に生まれ、京都画壇を代表する日画家と

  • 第14回企画展 植木等と昭和の時代

    ※( )内は前売券および20名以上団体料金です ●前売券はチケットぴあ店舗、サークルK・サンクス、セブン・イレブンで平成29年1月20日(金)まで販売します。(チケットぴあPコード:990-739)。インターネット・電話での予約購入には手数料が別途必要です。 ●障害者手帳等をお持ちの方とその付添いの方1名様は、無料となります。 ●毎月第3日曜日は家庭の日で、正規観覧料の2割引きでご覧いただけます。 ●コーポレーション・デー(不定期)は、基展示の観覧料が無料になります。 関連イベント 植木等主演映画上映会「日ただいま誕生」  ①1月22日(日) ②3月18日(土) 事前申込【先着順】 日時:≪第1回≫平成29年1月22日(日)午後1時15分から ≪第2回≫平成29年3月18日(土)午後1時15分から 場所:三重県総合文化センター 多目的ホール 対象:どなたでもご参加できます。 申込方法:

    第14回企画展 植木等と昭和の時代
  • 三重県立美術館/植物をめぐる対話-植物系学芸員と美術館学芸員の交差するまなざし-

    恩地孝四郎《白い花》 そもそも、植物学の専門家が花の絵を前にしたら、どのように見えるのでしょうか。少し意地悪な出題ですが、恩地孝四郎《白い花》を見てください。 リンネがその基礎を築いた分類学に従えば、花とは、オシベやメシベ、花弁の形や数などから植物の種を判断するための指標でしかありません。そのため、この作品のように「花」と題されてしまうと、斜めの線が○○で、左側を覆う花ひらのような部分が○○で、恐らくイネ科の植物なのかな、と考えてしまいます。でもきっとそれは誤りなのでしょうね。 この絵の作者、恩地孝四郎は、日で初めて抽象的な表現を取り入れた画家のひとり。画家自身の内にある生気が、形や色彩そのものへと充溢(じゅういつ)し独特の「抒情」をたたえる画面を生み出そうとしました。すると、ここでの白い花とは現実の具体的な花を描いているのではなく、恩地の心の中に花開いた詩情のようなものかもしれません。

    三重県立美術館/植物をめぐる対話-植物系学芸員と美術館学芸員の交差するまなざし-
  • 斎宮歴史博物館/特別展「後醍醐-最後の斎王とその父-」

    元弘3年(1333)、後醍醐天皇はついに鎌倉幕府を倒し、朝廷の権威を回復すべく建武政権を樹立します。 この時、斎王に定められたのが後醍醐天皇の皇女・祥子(さちこ)内親王でした。しかし後醍醐天皇の理想と現実の社会が求めるものとの落差は激しく、頻発する反乱により建武政権は短期間で崩壊します。建武政権以後は、斎王が定められることは二度となく、祥子内親王は最後の斎王となりました。 ここに飛鳥時代以来約660年続いた伊勢斎宮は、ついに終焉をむかえることとなったのです。 この特別展は、激動する後醍醐天皇の時代を、終末期の斎王や伊勢斎宮の姿もまじえて紹介します。 概要

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