大型本の『平壌美術』ですが、一度見始めると止まらなくなります。そこに描かれた作品の魅力はどこにあるのでしょうか? 翻訳者で在日朝鮮人美術史を研究されている白凛さんと、朝鮮美術文化研究者の古川美佳さんをお招きしてお話を伺います。 <イベント内容> 人気ドラマ『愛の不時着』でも舞台になっていたことでも注目を集める朝鮮民主主義人民共和国(以下、DPRK)の首都、平壌(ピョンヤン)。 そこでは精鋭の画家たちが、世界でも類を見ない絵画を日夜作り続けている。それらの作品に惹かれた文凡綱(ムン・ボムガン)が、6年間平壌に通い、アトリエ訪問やインタビューを行い、集められた資料を駆使して書き上げたのが『平壌美術』である。 プロパガンダとアートのはざまに位置する「朝鮮画」について世界で初めて解説したこの本の魅力を、翻訳者の白凛(ペク・ルン)が、普段は目にすることのできない絵画の数々を交え解説する、DPRKの美