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ブックマーク / www.collegium-mediterr.org (3)

  • ウードとリーシャ | 地中海学会 | Collegium Mediterranistarum

    地中海世界の〈道具〉20:ウードとリーシャ /松田 嘉子 アラブ諸国をはじめトルコ,ギリシアなど地中海を囲む広大な地域で用いられる,アラブ古典音楽の代表的な弦楽器ウード。短い棹と大きく折れ曲がった糸倉,膨らんだ胴といった形状を持ち,表面板の響孔には透かし彫りの装飾をほどこすのが伝統的。フレットのない指板には複弦(1コースを同じ音程で2ずつ)を張る。 ウマイア朝やアッバース朝の宮廷で,ウードは歌の伴奏や合奏だけでなく,音楽楽理を研究する際の基準の楽器として用いられ,ウード奏者は演奏家としても音楽理論家としても活躍した。アンダルス(イベリア半島)を経てヨーロッパに伝えられ,リュートの原型となる。 ウードは時代とともに変化し,地域ごとの音楽の特性や違いを反映しながら現代まで絶えず使われてきた。膨らんだ背面は12~20枚の細長いクルミ材やカエデ材を寄せ木で作り,指板には黒檀,表面板には白木など実

  • 地中海学会 // Collegium Mediterranistarum

    * 12月研究会 下記の通り研究会を開催します。奮ってご参集下さい。 テーマ: 古代ローマ時代のガラスにみる都市景観 ―― 大港プテオリと温泉保養地バイアエ 発表者: 藤井 慈子氏 日 時: 12月14日(土) 午後2時より 会 場: 國學院大学 若木タワー 5階 509教室(最寄り駅「渋谷」「表参道」 ) 参加費: 会員は無料,一般は500円 ローマ時代のガラス製品には,当時の生活や関心を物語る様々な装飾がみられる。ローマ帝国西方各地から出土した4世紀の球状瓶には,帝政初期に名を馳せた南イタリアの大港プテオリと隣接する温泉保養地バイアエの景観が刻まれている。海に面した埠頭や記念建造物の描写に加え,それらの名称や「デカトリア」等の地区名および都市名の銘文を有するカット装飾は,両都市に対する当時の関心の高さを示す「都市景観」として注目に値する。 * 会費口座引落について 会費の口座引落にご協

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2020/08/17
    限界リテラシーと古書体学
  • 2018年2月号,407号 | 地中海学会 | Collegium Mediterranistarum

    学会からのお知らせ 4月研究会告知 下記の通り研究会を開催します。奮ってご参加ください。 テーマ:熊野における大会に向けて 発表者:第42回大会実行委員会 日 時:4月14日(土)午後2時より 会 場:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス (東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階 JR秋葉原駅「電気街口」改札からすぐ,つくばエクスプレス秋葉原駅 徒歩2分, 東京メトロ日比谷線秋葉原駅・末広町駅 徒歩5分) 参加費:会員は無料,一般は500円 2018年度の第42回大会は,国際熊野学会との共催により新宮市で開催されることになりました。熊野は,日最古の聖地の一つであり,神武東征,徐福伝説,熊野御幸,山岳修験,南方熊楠,佐藤春夫,中上健次など人文諸学にとってトピックの尽きることの無い地域です。そこで,今回は熊野にお詳しいゲストをお招きして,大会に備えることができれば,と考え

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