著者: 岡本隆司 宮崎市定著/礪波護編『東風西雅抄』(岩波現代文庫) 原勝郎『東山時代に於ける一縉紳の生活』(講談社学術文庫) 竹越与三郎著/中村哲校閲『二千五百年史』(講談社学術文庫) 司馬遼太郎『この国のかたち 全6巻』(文春文庫) 川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書) 藤沢道郎『物語 イタリアの歴史――解体から統一まで』(中公新書) 間野英二『中央アジアの歴史――草原とオアシスの世界』(講談社現代新書) 宮崎市定『東洋における素朴主義の民族と文明主義の社会』(東洋文庫) 杉山正明『遊牧民から見た世界史 増補版』(日経ビジネス人文庫) 梅棹忠夫『文明の生態史観ほか』(中公クラシックス) 昨年『明代とは何か』(名古屋大学出版会)という書物を著した。一地域の一時代に焦点をあてた著述ながら、全体を視野に入れたつもり、世界史上の「明代」を問いなおす通史である。 そんな拙著に明代史を専門と
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