2025年3月、9月、10月、歌舞伎座で、『仮名手本忠臣蔵』、『菅原伝授手習鑑』、『義経千本桜』が上演されることが発表されました。 ▼ 松竹株式会社が創業130年を迎える令和7(2025)年、節目の年を記念して、歌舞伎座にて三大名作の一挙上演が決定しました。三大名作とは、人形浄瑠璃のために書かれ、後に歌舞伎として上演された「義太夫狂言」と呼ばれる作品のなかでも代表的な3演目です。 3月には元禄時代に起こった赤穂浪士による仇討ちを描く『仮名手本忠臣蔵』、9月には平安時代の菅原道真の失脚事件を中心に、道真の周囲の人々の生き方を描く『菅原伝授手習鑑』、10月には源義経を軸に平家滅亡後生き残った平家の人々を描く『義経千本桜』を通し上演。それぞれ上演を重ねるたびに新たな演出や工夫が加えられ、歌舞伎の様式美をたたえた、洗練された舞台が今日まで伝えられている名作です。 歌舞伎座において、三大名作を一挙上