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ブックマーク / www.jaxa.jp (4)

  • JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用の再開について

    宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)は、平成21年11月9日にご報告いたしました、小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの異常について、その対応策を検討してきました。その結果、今後の運用に対する見通しが得られましたので、イオンエンジンの状況を注視しつつ帰還運用を再開することとしました。 JAXAでは、4つのイオンエンジンについて、中和器の起動確認や流量調整等を実施してきました。その確認作業において、スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できました。 引き続き慎重な運用を行う必要はあるものの、この状況を維持できれば、はやぶさの平成22年6月の地球帰還計画を維持できる見通しです。 今後もはやぶさの地球帰還に向けて、注意深く運用を続けてまいります。運用状況については,適時報告いたします。

  • JAXA|X線天文衛星「すざく」が銀河の外で大量のレアメタルを発見-世界で初めて、銀河団プラズマからのクロムとマンガンの検出-

    TOP > プレスリリース > X線天文衛星「すざく」が銀河の外で大量のレアメタルを発見-世界で初めて、銀河団プラズマからのクロムとマンガンの検出- 地球から2億5千万光年かなたにあるペルセウス座銀河団をX線天文衛星「すざく」で観測し、微量元素であるクロムとマンガンからのX線を検出しました。これは、世界で初めての銀河の外(すなわち銀河間空間)からの検出です。今回の結果は、「宇宙の元素量」測定の先駆けとなり、宇宙の元素合成の歴史を探る上での貴重な手がかりとなります。 概要 銀河団は多数の銀河の集団です(図1)。そこには、銀河に加え、X線でのみ観測することのできる高温のプラズマが大量に存在することが分かっていました(図2)。我々は、高い感度とエネルギー分解能を持つX線天文衛星「すざく」を用いて、X線で明るいペルセウス座銀河団を、のべ8日という長時間にわたって観測しました。その結果、これまでにな

  • JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)によるラストショット画像の撮影について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日放送協会(NHK)は、平成19年9月14日に打上げ、平成21年6月11日に月面に制御落下させた月周回衛星「かぐや」の制御落下直前の静止画像のハイビジョンカメラ(HDTV)による撮影に成功しました。 今回撮影した静止画像は「かぐや」が制御落下地点(GILLクレーター付近)に向け、高度を下げながら約1分間隔で連続ハイビジョンカメラ(望遠)で撮影したものです。「かぐや」が徐々に高度を下げるのにあわせて、月面が迫ってくる様子が画像からよくわかります。 この後、「かぐや」は日陰である制御落下地点に向かったため、落下まで月面が暗くなって月面は撮影できませんでした。このため、今回の画像が「かぐや」のハイビジョンカメラで撮影した月面のラストショットとなります。 「かぐや」がこれまで撮影したハイビジョン映像については、JAXAデジタルアーカイブス、「かぐや」画像ギャ

  • JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」の制御落下結果について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)が平成19年9月14日に打上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」は、約10カ月間の定常運用及び約7ヶ月半の後期運用を行ってきました。 このたび、「かぐや」を月の表面の次の場所に予定通り制御落下させました。これにより、「かぐや」による月の観測データの取得は完了しました。 日時: 平成21年6月11日午前3時25分(日標準時) 場所: 南緯65.5度 東経80.4度 GILLクレータ付近 「かぐや」の落下位置は月面の日影部分であり衝突閃光を観測できた可能性が僅かにあったと見込んでおり、国内外での撮影結果の提供を呼び掛けているところです。 子衛星であるVRAD衛星(おうな)につきましては、観測データ収集は完了しており、今後データの校正のために必要な観測を行った後、運用を完了する見込みです。なお、「かぐや」の観測データについては、11月1日からインターネットで

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