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建築に関するfutenrojinのブックマーク (12)

  • 仏紙が問う「なぜ日本の建築家は、自国において亡命状態にあるのか」 | 日本は建築の国なのに…

    フランスでは、日人建築家が高い人気を誇り、数々のコンペティションを勝ち取っている。だが、日の大規模プロジェクトでは、彼らの活躍の幅は意外にも狭く、個人や海外からの発注に逃げ場を見つけているという。そのことに気づいた仏紙記者が、日の建築事情を深掘りする。 日は「建築の国」なのだろうか。最近のニュースからすると、そう言えそうだ。2024年3月、日人建築家の山理顕がこの分野の最高の賞であるプリツカー賞を受賞した。日でこの栄誉ある賞を受賞したのは山が9人目で、これによって日は建築分野を率いる存在になった。世界中が口々に日のスター建築家を称えている。 特にフランスでは、日人建築家の人気は高く、権威あるコンペティションをいくつも勝ち取っていて、象徴的な建造物を多く生み出している。たとえば妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット、SANAAは「ルーヴル美術館ランス別館」(ついでに言え

    仏紙が問う「なぜ日本の建築家は、自国において亡命状態にあるのか」 | 日本は建築の国なのに…
  • プリツカー賞に輝いた山本理顕が米紙に語る「コミュニティのための建築」 | 「建築界のノーベル賞」を受賞して

    「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞の2024年の受賞者に山理顕が選ばれた。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が審査員の評価や山へのインタビューを交えながら、彼の建築が人々に愛される理由に迫る。 「なぜこんな奇妙な家を?」 控えめな建築で、コミュニティやつながりを静かに強調する建築家の山理顕(78)が、建築界最高の栄誉であるプリツカー賞を受賞した。 受賞者が発表された3月5日、審査員は山をこう称えた。 「個人住宅であれ、公共インフラであれ、学校、消防署、市庁舎、美術館であれ、彼の設計には常に公共的で友好的な側面がある。コミュニティに対する彼の絶え間なく、慎重かつ実質的な配慮は、人々がさまざまな方法で集うきっかけとなる公共のインターワーキング(相互作用)スペースのシステムを生み出した」 パブリックとプライベートの領域の境界をなくしたいという山の思いは、1977年に完成した彼の

    プリツカー賞に輝いた山本理顕が米紙に語る「コミュニティのための建築」 | 「建築界のノーベル賞」を受賞して
  • 米紙が賞賛する中銀カプセルタワー 「サステナビリティの先駆けだった」 | 黒川紀章の遺志は継がれ

    「200年の寿命」のはずが… 140個もの切り離し可能なカプセルを組み合わせた中銀カプセルタワーは、まさに20世紀を代表する建築物だ。このタワーを設計した黒川紀章が思い描くメタボリズム的な未来都市では、組み合わせたり切り離したりできる複数のパーツからなるビルがずらりと立ち並んでいた。その様子は、まるで生き物が成長し、体のパーツを増やしていくかのようだ。 黒川は2007年、亡くなる直前のインタビューでこう語っている。 「25年ごとにカプセルを交換すれば、中銀は200年もつでしょう。これはリサイクル可能な建築です。私は、サステナブルな建築として中銀カプセルタワーを設計したのです」 しかし年月とともに住人の大部分がいなくなり、中銀は荒廃していった。そして住人たちは、中銀をそのまま保存しておくよりも取り壊すことを選んだ。これは「建築界の悲劇」だ。 予定より数年遅れた2022年10月、タワーは解体さ

    米紙が賞賛する中銀カプセルタワー 「サステナビリティの先駆けだった」 | 黒川紀章の遺志は継がれ
  • 「木造の高層ビル」は日本のSDGsで“具体的な対策”になるのか | 米経済メディアが注目

    では古来から木材が主要な建築資材だ。だが、現代的な高層ビルまでも木造で建築されはじめている。なぜなのか? 米経済メディア「ブルームバーグ・グリーン」が、日で大規模木造建築の先駆けとなった高層ビルを現地取材する。 東京都心から電車で1時間もかからない、とある街中のコンビニやラーメン屋、ホステスクラブが並ぶ細い路地に、日ではほぼ類を見ない建物が立っている。全体が木造で、耐火性の高層ビルだ。 この「Port Plus」は横浜市にある研修・教育施設で、ゼネコンの「大林組」が自社ビルとして建設したものだ。 大林組は1892年創業の由緒ある日の建設業者で、旧東京駅舎(1914年完成)や建築家の丹下健三が設計した代々木第二体育館(1964年完成)など、日の象徴的な建物の建設を手がけてきた。 だがそのなかでも、2022年に完工したPort Plusこそ、同社の最も野心的な建物かもしれない。54

    「木造の高層ビル」は日本のSDGsで“具体的な対策”になるのか | 米経済メディアが注目
  • 世界が“日本の建築”から学ぶべき「5つのこと」と、それでも日本の都市が美しくない「5つの理由」 | 英誌が提案「お互いのいいところを学ぼう!」

    人建築家たちの作品は、世界でも人気を集めている。日の建築の特徴とはどんなもので、そこから見習うべきことは何か。そして人々を魅了する建築物に溢れながらも、日の都市があまり美しくないのはなぜなのかを、英国人の筆者が自虐を交えながらユーモラスに語る。 世界で活躍する日人建築家 日を縦断中の外国人がよく思うことがいくつかある。着物はどんな場面にも驚くほど適応する。カメラを振りまわし、何千枚もの写真を撮りまくる大量の日人観光客は、少なくとも1980年代にはお決まりのギャグだった。だが、彼らはただ時代を先取りしていただけであって、その他大勢の我々といえば、iPhoneのおかげでやっとそれに追いついてきているのだ。 当然のことだが、日はある面において完璧な社会である。人々の正直さの基準の高さたるや、コンビニでは6円のお釣りを受け取り忘れただけで店員が追いかけてきてくれるし、電車はもちろん

    世界が“日本の建築”から学ぶべき「5つのこと」と、それでも日本の都市が美しくない「5つの理由」 | 英誌が提案「お互いのいいところを学ぼう!」
  • 日本に埋もれた宝の山──「空き家」に惚れ込み、魅了された外国人たち | これまでの過小評価に世界が気づくとき

    の空き家の魅力は安さだけではない。即入居可能なこと、より広い土地が手に入ること、そしてなにより「美しい」こと。人口と反比例するように増え続け、日では悩みの種となっている空き家がいま、外国人たちを魅了している。 数年前、彼が日で買いたいと思う家に巡り会ったとき、友人や家族は揃って「やめておけ」と言った。彼が惚れ込んだその家は、人の肩の高さまで茂った雑草の中に建つ、日全国に数百万軒ある「空き家」の一つだった。 だが、オーストラリア出身のソフトウェア開発者、ジャヤ・サースフィールド(46)は意に介さなかった。生い茂る雑草越しにも、この家が特別であることは明らかだったのだ。一般的な日家屋よりもはるかに高い、黒い瓦に覆われた屋根。母屋から突き出した玄関上にも瓦葺きの切屋根が架かっている。 1989年に建てられた床面積250平方メートルのこの空き家は、農家というよりは寺院に見える。それも

    日本に埋もれた宝の山──「空き家」に惚れ込み、魅了された外国人たち | これまでの過小評価に世界が気づくとき
  • 隈研吾がスペイン紙に語る「仕事をするのに大都市は必要ない」 | 自然のなかに「消える」建築を目指して

    隈研吾(67)は、 わずか48時間ばかりのセビーリャ滞在の多くを、カテドラルの徹底的な研究にあてた。この日人建築家は、自身初となるスペインでのプロジェクト、その名も「旧タバコ工場キューブ」を発表すべく、アンダルシアの州都にいたのだ。 同プロジェクトは、「KKHグループ」が推進するレジャー施設の一部となる。この施設にはラグジュアリーホテルも入り、グアダルキビル川に隣接する橋もかかる予定だ。そこからは都市部と緑地を臨むことができ、カルロス・フェルテールをはじめとする建築家や、フランスのエンジニア、ミシェル・ヴィルロジュも参加している。 隈はキャリア初期から追い求めてきた哲学に、変わらず忠実でいるつもりだ。つまり、その土地の材料と地元の職人の力を借り、建物それ自体よりも環境を主役とし、風景のなかに「消える建築」を目指すということだ。隈がスペイン「エル・パイス」紙のインタビューに答えた。 セビー

    隈研吾がスペイン紙に語る「仕事をするのに大都市は必要ない」 | 自然のなかに「消える」建築を目指して
  • 屋根裏から400年前のノミ、大工の置き忘れか…京都・大徳寺

    【読売新聞】 京都市北区の大徳寺で解体修理中の建物「方丈」(国宝)の屋根裏から、約400年前の大工道具「ノミ」=写真=が見つかった。京都府文化財保護課が18日、発表した。1635年の建立時に、大工が置き忘れた可能性が高いという。 大

    屋根裏から400年前のノミ、大工の置き忘れか…京都・大徳寺
  • 「シュタイナー教育」の生みの親はどんな思想を抱いていたのか | ルドルフ・シュタイナーの「オカルト世界」

    緑あふれる丘に曲線が目立つ構造の学校がある。8~9歳の学童20名ほどが円になって古代ギリシャ語の詠唱をしていた。 詠唱が終わると歌を歌いはじめ、やがて身体を動かしはじめる。ダンスともスポーツとも瞑想とも言えるような身体の動きだ。 午前8時30分。パリ近郊のコミュニティにある私立学校の一日の始まりだ。ここでは、ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)の理論に基づいた教育が実践されている。

    「シュタイナー教育」の生みの親はどんな思想を抱いていたのか | ルドルフ・シュタイナーの「オカルト世界」
    futenrojin
    futenrojin 2022/01/02
    アメリカでシュタイナーの評伝を書いているのがブロンディの結成メンバーのゲイリー・バレンタインだったということには、ただただ驚きしかない。
  • 日本生まれのカプセルホテルがスペインでも話題に 人気の背景には「コロナ禍」があった | 西洋人の体格に合わせて大きめに

    独特の宿泊施設として、来日する外国人の隠れた観光スポットにもなっているカプセルホテル。最近ではスペインでも同様の施設が現れ始めているとスペイン紙「エル・パイス」が報じている。日ミニマリストな宿泊施設のヨーロッパ版はどんなものだろうか。 ホテルとは呼べないが ホテルというよりは宇宙船のよう。白い壁に、ネオンライト、何よりも壁に設置された不思議な形の建築物、幅2メートル、高さ1メートルのカプセル型の部屋。これは、いわゆるカプセルホテルやポッドホテルと呼ばれるもので、日で生まれたビジネスモデルだ。そしてヨーロッパに伝わり、複数の企業がスペインの市場に参入しようとしている。 Fotos: Así es el primer hotel cápsula de España. Optimi Rooms, con 50 estaciones de descanso habilitadas con

    日本生まれのカプセルホテルがスペインでも話題に 人気の背景には「コロナ禍」があった | 西洋人の体格に合わせて大きめに
    futenrojin
    futenrojin 2021/12/21
    2019年の夏、バスク地方の都市ビルバオに最初のカプセル形式のホステル「オプティミ・ルームズ」がオープン。初期投資は40万ユーロ。宿泊料金は1泊あたり、シングルのカプセルは27ユーロ、ダブルで38ユーロ
  • スマートホームはもう時代遅れ? 本当に生きている“バイオホーム”にできる5つのこと | 菌糸の家にバクテリアの壁!

    マーティン・デード・ロバートソン教授は、英ニューカッスル大学でバイオ技術を駆使した建築の可能性を探る。菌糸を使った「成長し続ける家」に、バクテリアの力で「自己修復する壁」──ウソのような技術がすでに実現し始めている。 もし、家が生きているとしたら? アレクサで部屋の明かりを設定するような“スマートホーム”のことを言っているのではない。実際に生きている建物だ。つまり、成長し、呼吸し、さらには繁殖する建物だ。 奇抜なアイデアに思えるかもしれないが、すでに私たちは気候変動の危機に直面している。自然環境のなかで生活し、自ら環境を構築する「根的な解決策」を考える必要があるのだ。 建築技術において、次の開拓領域は「建物を自然の一部にする」ことなのかもしれない。そこで私は同僚たちと手を組み、新たな研究センターを立ち上げることにした。 では、ここからは未来の「生ける」建物を実現しうる5つの方法を見てみよ

    スマートホームはもう時代遅れ? 本当に生きている“バイオホーム”にできる5つのこと | 菌糸の家にバクテリアの壁!
    futenrojin
    futenrojin 2021/12/03
    寿命を終えると地球に還り、次の建物のための糧となる未来型の生きる建築物でできた都市を想像してみてほしい──それは勝手にブロッコリーを注文してくれる冷蔵庫が置かれたスマートホームより夢があるのでは?。
  • 世界が愛した東京の名建築「中銀カプセルタワービル」の未来を英紙も案じる | 各国から保存に関する問い合わせが…

    世界的な建築家、黒川紀章の代表作とされる東京・銀座の「中銀カプセルタワービル」。ブロックを積み上げたようなユニークな外観は、日のみならず世界中の建築ファンも惹きつけてきた。 しかし1972年に竣工(しゅんこう)された建物は老朽化。その未来は宙ぶらりんになっていると、英紙「ガーディアン」が報じている。 建築から半世紀、老朽化 非対称に同じコンクリートの箱を積み重ねた建築物。日企業のきらびやかなガラス張りのビルが立ち並ぶ地域にあるこの建物は、世界中の建築ファンを惹きつけている。 およそ半世紀にわたって東京・銀座の一角を占めてきた「中銀カプセルタワービル」だが、将来の見通しは立っていない。 1972年に竣工され、当時「中銀」は巨大建造物と有機的な生物の成長を融合させた建築運動「メタボリズム(新陳代謝)」の東京における唯一の事例であり、戦後日の経済的・文化的復興の物理的な表現の形だった。 設

    世界が愛した東京の名建築「中銀カプセルタワービル」の未来を英紙も案じる | 各国から保存に関する問い合わせが…
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/17
    そういえばオルハン・パムクも面白がっていたな。パムクが気にいっていた東京の建築は昔の歌舞伎座とラファエル・ヴィニオリの東京国際フォーラムだった。
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