今年観たアニメ映画はシン・エヴァンゲリオン以来の2作目ですが、負けないくらいのカタルシスがあり、超ド級のエンターテインメントでした。また、アイドルや舞台俳優などのファンは絶対観て欲しい映画だなあと。ステージの上に立つ誰かに魅力されたことがあるあなたなら、きっと心に刺さる作品です。 ストーリーとしては、演劇学校に通う女子高生たちが、「トップスタァ」目指して「レヴュー」という「ステージ」で戦う話。ものすごく雑な例えをすると、宝塚音楽学校×バトロワみたいな話なんですけど、そこに少女革命ウテナやらまどマギやらの要素を加えてミキサーにかけました、みたいな。大丈夫、全く鬱な話ではないです。負けないくらいの衝撃はある物語だけれど。それがアニメを経て、総集編の名を騙った新要素モリモリの劇場版からの、完全新作の劇場版が本作「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」です。 120分という大ボリュームで、映画