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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (34)

  • ところでこの話、もうしたっけ?

    情報は「物語」の形式にすると伝わりやすく、しかも覚えてもらいやすい。どこかでそんなセオリーを耳にしたことがある方も多いと思いますが、では物語を話した「相手」についてはどうか?を調査した研究結果が出ているそうです: ■ Story? Unforgettable. The Audience? Often Not (New York Times) その結果は……物語を話した「相手」は記憶に残りにくいですよ、と何とも当然の結果なのですが(だからタイトルのような例がよく起きるわけですね)、科学的に証明されたのであれば安心したという方もいるのではないでしょうか(笑)。ええ、僕もその一人ですが何か? “You hear people of all ages, not just elderly people, say, ‘Stop me if I’ve told you this before,’ ” s

  • 「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件

    昨夜のNHKの番組『日の、これから』、テーマは「テレビの、これから」でした。既にシロクマの方で感想を書いたのですが、長くなってしまったので削った部分をこちらで改めて。 NHKの関係者だけでなく、民放各局のプロデューサー・ディレクター、さらには糸井重里さんや夏野剛さん(ドワンゴ取締役)などを招き、一般人代表も含めて討論するという形式で行われた「テレビの、これから」。若干議論が分散してしまい、面白いポイントが深まらなかった感もあるのですが、民放でありがちな「ネット不審論」に終わらない意欲的な番組だったと思います。ちなみにテレビ関係側の参加者は以下の通り(公式ページ上でも確認できるのですが、パーマリンクではないですので念のため転載しておきます): 【スタジオ生出演】(敬称略) 民放連会長 広瀬 道貞 ジャーナリスト 嶌 信彦 コピーライター 糸井 重里 慶應義塾大学特別招聘教授・ドワンゴ取締役

    「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件
  • 『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されるらしい。

    完全に余談ですが、なんと『かいじゅうたちのいるところ 』が映画化されるらしいです。しかもアニメじゃなくて実写で! ■ Behold The Glory Of The First ‘Where The Wild Things Are’ Teaser Poster (MTV Movies Blog) この絵を知らなくても、ユーモラスな「かいじゅうたち」の絵はどこかで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。モーリス・センダックの有名な絵"Where The Wild Things Are"(邦題:かいじゅうたちのいるところ)が映画化されるとのこと。実写ということで不安があるのですが、ポスターを見る限り、何となく期待できそうです: 現在のところ、今年の10月に米国で公開予定とのこと。日だと2010年のお正月映画ぐらいになるのかなぁ。フォレスト・ウィテカーも出演しているようですが、何

    『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されるらしい。
  • Flickr をシンプルに"I Hardly Know Her"

    単純ですが良いサービス。Flickr にアップしている画像を、ミニマルなレイアウトで見せてくれるというサービスです(via swissmiss): ■ I Hardly Know Her 「彼女のこと、ほとんど知らない」という変った名前が付けられたサービスですが、内容は簡単です。上のスクリーンショットでお分かりの通り、Flickr 上のデータから画像だけ抜き出して並べてくれるというもの(上に出ているのは1枚だけですが、実際には下にズラズラと並んでいます)。また横に出ているメタデータも普段は表示されておらず、個々の画像の上にカーソルを合わせた場合のみ現れるようになっています。 使い方は簡単で、http://ihardlyknowher.com/ というURLの次に Flickr のIDを続けるだけ。例えば僕のアカウントだと次のようになりますので、実際にご覧下さいませ: http://ihar

    Flickr をシンプルに"I Hardly Know Her"
  • iPhoto の顔認識はネコもOK!

    タイトルそのまんまですが、iPhoto '09に実装された顔認識機能は、嬉しいことにネコの顔も認識可能だそうです: ■ iPhoto's Faces Recognizes Cats (Mac|Life) 上の画像は Mac|Life 内で実験されていたものですが、ご覧の通り、ネコの顔にちゃんと枠が表示されています。隣の白いネコには"Lola"という名前が表示され、既に認識されている状態になっていますので、種族レベルではなく個体識別までいけるようですね。手動でタグ付けを行い、iPhoto を学習させることで実現可能とのこと。 ああ、この機能があるだけで iLife を買ってしまいそう……。過去に撮り貯めたネコ写真の整理が一気にできそうです。ちなみにイヌでもOKだったそうですので、イヌ派の皆さんもご安心を。個人的にはウチのクマや、ウサギまでいけるのか興味があるのですが、どうなんだろう? < 追

    iPhoto の顔認識はネコもOK!
    futoshi0417
    futoshi0417 2009/02/01
    個体認識も可能・・・!!
  • 動かない時計

    出落ちですみません。これぞまさに「逆転の発想」といったところでしょうか? Watch from Stas Aki on Vimeo. 針ではなく、数字の方が動く時計(via Yanko Design)。Stas Aki という方がデザインされたもの。動くべきものを動かさず、動くべきでないものを動かす――他にどんな発想が可能でしょうか。

  • 空襲の記憶 -- 音の拡張現実

    拡張現実(AR)というと、どうしても視覚を中心とした装置を想像します。しかしこのアイデアは、「音」だけでも画期的な効果をもたらすことができるという好例ではないでしょうか: ■ Ghost in the Machine (Yanko Design) Markus Kison というデザイナーの方がデザインした"touched echo"という装置について。これはドイツ東部の都市、ドレスデンに設置されたもので、エルベ川を望む川岸の金属製の手すりに仕掛けられているそうです。 以下は実際にこの装置を体験しているところ。特に何の変哲もないのですが、以下のように手すりに肘をついて耳をふさぐと…… 実は骨を通じて音が伝わり、通常では(空気を通じては)聞こえなかった音が聞こえてくる、というもの。日でも携帯電話に採用されて話題になった「骨伝導」という技術ですね。以下のように、金属板にインストラクションも示

    空襲の記憶 -- 音の拡張現実
  • 「Life-X」体験してきました。

    先日発表された、ソニーのライフログ共有サービス(≒ライフストリーミング/コンテンツアグリゲーションサービス)「Life-X」を体験してきました。ソニーが開催した、ディーラーコンベンション2008のブロガー向けセッションにて。 「Life-X って何?」という点については、以下の記事をどうぞ: ■ YouTubeやTwitter、はてブの投稿を一元管理 ソニー「Life-X」 (ITmedia News) 要は FriendFeed のように、ブログ・写真共有サービス・動画共有サービス等を連携して、自分がネットに上げたコンテンツを一元管理できるサービス、と。ITmedia の記事タイトル中にもありますが、YouTube に Twitter、そして「はてなブックマーク」まで、メジャーなサービスに対応しています。 以下、整理せずにポイントなどをズラズラと。 これがログイン後の画面。木目調の机に見

    「Life-X」体験してきました。
  • 絶対に出入り口を間違えない立体駐車場

    都内にクルマで遊びに出かけると、立体駐車場や地下駐車場に停めることがよくあります。すると困るのが、駐車場内の道順。下の階に進むにはどの通路を通ればいいのか、出口はどこか、この坂道を上っても良いのか等々、ぱっと見ただけでは分からないことがしばしば。しかしこんな仕掛けがしてあれば、道に迷うことは絶対に無さそうです(via swissmiss): ■ Axel Peemoeller - Eureka Carpark Melbourne メルボルンにある、Eureka Tower Carpark という立体駐車場に施されているデザイン。百聞は一見にしかず、ということで、写真を見ていただくのが速いでしょう: こちらは入り口。ご覧の通り、"IN"という文字が大きく描かれています。そしてこちらは、下の階に下るための坂道: 今度は"DOWN"と表示されているのが分かりますね。どちらも文字が崩されて描かれて

    絶対に出入り口を間違えない立体駐車場
  • 大型テレビは窓から見える風景の代わりになるか?

    週末なので軽いネタで。最近はテレビが大型化・高画質化してきて、旅番組などを見ていると、目の前に風景が広がっているかのような感覚を覚えます。まだ「実際にその場にいるような感覚」は無理にしても、それじゃ「窓から景色を見ているような感覚」は得られるのか?という実験結果がありました: ■ Scenes Of Nature Trump Technology In Reducing Low-level Stress (ScienceDaily) 内容はこんな感じ: 被験者として大学生を90人集め、30人ずつ3つのグループに分ける。 それぞれのグループに頭を使うデスクワークをしてもらう。ただし最初のグループは窓から(物の)景色が見える部屋で、2番目のグループには第1のグループが見ているのと同じ景色を写すプラズマテレビがある部屋で、3番目のグループは壁しかない部屋で作業してもらった。 作業を終了してもら

  • 文字通りの「世界最大の絵」

    ※2008年5月28日追記 残念!以下の話、全てウソであったことが明らかになりました。詳しくは以下の記事で: ■ GPSによる「世界最大の一筆描き」は壮大な嘘 (Wired Vision) ***** ネタです。以前「世界一大きなキャンバス」というものをご紹介しましたが、ご想像の通りWEB上に置かれたバーチャルなものでした。しかしこちらは、文字通りの「世界最大の絵」です: ■ BIGGEST DRAWING IN THE WORLD こちらが実際に描かれた絵: 世界地図の上に、一筆書きで描かれた誰かの顔……実はこれ、GPSを積んだケースをDHLで送り、その軌跡を表したもの。その意味ではこちらもバーチャルな絵なのですが、ケースが世界を移動したのは事実。ということで、世界最大だという主張を認めても良いかと(ちなみに描かれたのは、このプロジェクトを発案した Erick Nordenankar さ

    文字通りの「世界最大の絵」
  • 軽快な Flickr 検索ツール&quot;compfight&quot;

    ReadWriteWeb で紹介されていた Flickr 検索ツール。軽快に動いてくれてオススメです: ■ compfight これは"cat"で検索したところ。ご覧のように、サムネイルをぎっしりと並べてくれるので(1ページに300枚)、ブラウズが素早くできるようになっています。あいまいなキーワードで検索する場合、または頭の中で「これが欲しい!」というハッキリとしたイメージがない時に便利ですね。 用意されている検索条件は以下の4つ。クリックで切り替えることができます: 検索対象: タグ/全文 クリエイティブ・コモンズ: 全て/商業利用可能/オフ オリジナル画像のみ: オン/オフ 危険な画像(アダルトコンテンツ、違法画像など)を除く: オン/オフ またある画像がオリジナルのものの場合、サムネイルの底辺に青い線が引かれています。ここにカーソルを合わせると: ご覧のように、解像度を表示してくれま

    軽快な Flickr 検索ツール&quot;compfight&quot;
  • 意外なモノをカスタマイズ可能にする、という発想

    もう1つ Yanko Design からのネタで失礼しますが、こちらも良いです。まずは説明抜きで、これが何をするための道具か分かりますか? 大きなクギのような道具。表面に書かれている英単語をよーく見ると、使い方が想像できるかもしれませんが……答えはこちらの画像をどうぞ: そう、穴に何かを差し込むと、時計として使えるという道具。先端部が回るようになっていたわけですね(当然"Hour"が時計の長針、"Minute"が短針に相当すると)。 市販の時計の台紙(文字盤)を装飾する、ということをされた経験がある方は珍しくないと思いますが、針まで交換したという方は少ないのでは。いまは何でもカスタマイズ可能、という時代ですが、まだまだ探せば「何でこれが変えられなかったんだろう?」というものがあるのかもしれないですね。

    意外なモノをカスタマイズ可能にする、という発想
  • Artphere (アートフィアー)の鞄を買いました。

    ちなみに背面はこんな感じ: 来はスケッチをする人のために、画材などの一式を入れるカバンなのだそうですが、これがA4ノートPCを入れるのにピッタリ。ThinkPad X61 もこの通り: 「体生地は10号帆布の上にカラーPUコーティングを施し堅牢性と耐水性を高め、優しい風合いを出すために揉み加工で仕上げました」とのことで、柔らかいのですがしっかりとした作り。ちなみに色はブラック・ブラウン・ベージュ・オレンジの4色が用意されているのですが、オレンジが一番人気とのことでした。 ちなみに口の部分はこのように、折りたたんで3ヵ所で留める仕組み。さらに内側にマジックテープが付いていて、中身がこぼれてしまうのを防ぐようになっています。 ということで WALK LINE よ、来とは違う使い方をしてしまってゴメンね。けどこれでPCを持ち歩きやすくなるぞー! ……これも来とは異なる使い方でした。クマを

    Artphere (アートフィアー)の鞄を買いました。
    futoshi0417
    futoshi0417 2008/04/16
    良さそう!
  • あなたの他にも、本を読みたい人がいます。

    書店に行って、面白そうなを発見。手にとってパラパラとめくっていると…… 横になって同じを読む少年の姿が。その下にはこんなメッセージが: Kids at Aseema love to read too. (Aseema の子供達も、を読むのが好きです。) Aseema というのはインドのNGO団体で、サンスクリット語で"limitless"、つまり子供達の無限の可能性を意味しているそうです。経済的に恵まれない子供達を支援しており、彼らにを寄付してもらうことを呼びかけるため、こんなしおりを作ったとのこと。 元ネタはこちらにありました: ■ Aseema Charitable Trust (The Ad Mad!) この広告、まさに自分が読みたいと思って手に取った瞬間に「このを読みたい子供達もいるんですよ」と呼びかけてくるわけで。の寄付を訴えるには、これ以上ないタイミングですよね。何

    あなたの他にも、本を読みたい人がいます。
  • 花が咲く手紙

    これもオンライン広告では絶対にマネができない、というアイデア。ホンダのダイレクトメールなのですが、そのまま土に植えて、花が咲く手紙だそうです: ■ Honda: Plant This Letter (Creativity Online) 説明画面の右上に、手順を解説した写真があるのが分かるでしょうか? 水で少し濡らして、丸めて土に植えていますね。すると芽が出て……という仕組み。紙と封筒は再生紙からできていて、環境に悪影響を与えない、とのこと。紙自身が新たな植物になるのだとしたら、これこそ究極の再生紙、と言えるでしょうか? このアイデア、ダイレクトメールにだけ使うというのはもったいない。普通にレターセットとして売り出しても、「あの人に花を贈ろう」などというシチュエーションに使えると思うのですが。

    花が咲く手紙
  • 寺をIT化せよ

    「仏教2.0」なる単語が飛び出す記事を読んで、なんだかなぁと思っていたのですが: ■ あの世とこの世をつなぐインタフェースの展示会、光明寺で開催中 (Engadget Japanese) 中島聡さんの『おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由』を読んでいて、実は「寺のIT化」は時代のニーズなのかもしれないと感じました。そんなことを考えた箇所を引用すると: ブログについて常々思うのは、僕が死んだら誰もブログに書き込まなくなるのだし、死後もずっと読めるようにしてくれ、ということですね。そんなサービスを誰か提供してほしい。骨になったらコミュニケーションもとれないのだから、お墓を残していても意味ないけど、ブログをインターネット上に置いておけば、30年、40年たったあとでも誰かが見に来てくれるかもしれない。お墓に永代供養料を払うお金があったら、ブログを維持するほうに使いたい。 という部分。「

  • 「空気が読める」ナビゲーション

    経路検索サービスというと、単に最短ルートを示してくれるだけでなく、「渋滞の少ないルート」や「一番安いルート」、最近では「CO2排出量が最も少ないルート」などを提案してくれるようになっています。さらにイギリスの walkit というサービスでは、「空気のきれいなルート」までも提案してくれるとのこと: ■ Advanced route planning for pedestrians (Springwise) 歩行者のための経路検索をしてくれるサービス"walkit.com"について。出発地点と目的地点(+経由地点)を入力すると、その区間のルートを表示してくれるという普通のナビゲーションサービスなのですが、「最短」「渋滞が少ない」だけでなく「空気が汚れている地域を避ける」というオプションまで用意されています。 早速実験してみました。Hyde Park から Waterloo までの経路を検索し

    「空気が読める」ナビゲーション
  • 太陽を味方にした広告たち

    屋外広告はできることに制限があるためか、オンライン広告以上に独創的なものが多く見られます。以下に紹介する3つの屋外広告も、「太陽を味方にする」ことで注意を引きつけるのに成功している例。元ネタはこちら: ■ Remarkable Uses of Shadow in Advertising (Abduzeedo by design) 元記事は「影の使い方が上手い広告」を集めたものですが、個人的に面白いと思った屋外広告3つ。まず最初はこちら: WWF(世界自然保護基金)の広告。波打った形状のひさしのようなものが付いていて、それが看板の表面に影を落とすようになっています。時間(太陽の角度)の変化に応じて影の位置が変わり……書かれているメッセージ"Ocean levels are rising faster than ever"(かつてない速さで海面が上昇しています)に気づかせる、という趣向。上手い

    太陽を味方にした広告たち
  • ThinkPad X300 - &quot;Air&quot;に並ぶ、もう一つの最高峰

    というわけで、昨夜はレノボさんによる「ThinkPad X300 ブロガー向け発表会」に参加してきました。会の様子も交えながら、個人的に感じたことを書いておきたいと思います。 その前に、参考のためメディアでの紹介記事をリンクしておきます: ■ 大和の技術を結集した“究極のThinkPad”――「ThinkPad X300」発表会 (ITmedia) ■ ThinkPad X300にライバルなし--レノボ“究極のThinkPad”詳細が明らかに (CNET Japan) さて、ブロガー向け発表会です。会場となったのは、六木一丁目にある泉ガーデンタワー。ここの会議室(?)のようなスペースで行われたのですが、受付を済ませて部屋にはいると、いきなりありました!3台(うち2台が実作動するもの)の X300 が: さすがに薄いです。そして、軽いです。ただ薄さについては、MacBook Air に感じ

    ThinkPad X300 - &quot;Air&quot;に並ぶ、もう一つの最高峰