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historyとbookに関するfutoshi0417のブックマーク (29)

  • 今、Cで開発するためのスタンダードを知るための本 - L'eclat des jours(2013-09-30)

    _ 今、Cで開発するためのスタンダードを知るための 例によってアスキーの鈴木さんから、をもらった。花井さんのモダンC言語プログラミングだ。なお、似たような題の洋書があって、しかも花井さんは翻訳もするので、そのの翻訳書と勘違いされる可能性もありそうだが、完全にオリジナルだ。 Cは、Unixと共に(というか少し遅れて)生まれたということは、すでに40年以上の歴史があり、それだけの年月がたてば、COBOLなどと同じく老害言語と言われてもこれっぽっちもおかしくはない。 ところが、COBOLと異なり開発者市場がどんどん先細り(あるいは固定化)されるということはなく、むしろ増えている。それどころか最近の調査では最も利用されている(TIOBE 2013)。 一方、C++が先鞭をつけたビジネスプログラミングへのオブジェクト指向プログラミングの適用は、Java、Objective-C、C#と種類を増や

  • 英ジャーナリスト 「東京大空襲なんて 来日後 初めて知りました」:日経ビジネスオンライン

    クリストファー・ロイド氏(Christopher Lloyd) 1968年英国生まれ。英ケンブリッジ大学で中世史を学んで91年に学位を取得、その後サンデータイムス紙の記者となる。新聞では科学と工学を担当し、94年には「今年の科学ジャーナリスト」として表彰される。96年、英タイムズ紙、サンデータイムス紙などの発行元であるニューズ・インターナショナルのマネジメントに転じ、同年サンデータイムス紙の初のウェブ版を立ち上げた。その後ベンチャーのインターネットメディアビジネスなどに携わった後2000年、オックスフォードにある教育ソフトウエア出版社に経営者として転職、売上をほぼゼロから300万ポンドにまで成長させる。2006年に退社、と自宅で教育していた2人の子供と共に欧州中を旅しながら『What on earth happened?』の執筆を思いつき、2008年に発売。2010年、出版社What o

    英ジャーナリスト 「東京大空襲なんて 来日後 初めて知りました」:日経ビジネスオンライン
    futoshi0417
    futoshi0417 2013/08/06
    子どもを育てる中で調べて、ちょうどうまくまとまった本がないことに気がつき、ご自身で出版にいたるとは・・・!
  • 『古代日本の超技術』を年の初めに - HONZ

    毎年、初詣などで神社仏閣系の場所を訪れると、心なしかほっとした気分になる。めまぐるしい変化にさらされている昨今、何年も変わらぬ佇まいを見るということは落ち着くものだ。 世界最古の木造建築である法隆寺五重塔をはじめ、日には古代からの木造建築が、今でもたくさん現存している。周辺の建物が様変わりしていく中、なぜこれほどもの長い間、これらの建築物は風雪に耐え抜くことができたのか。 答えの一つに、「古代人」の技術が「現代人」の技術を上回る要素を持っていたということが挙げられる。そんな馬鹿なと思うかもしれないが、紛れもない事実なのだ。書はそんな、1000年を耐えぬいた古代人たちの技術や思想を紹介した1冊である。 たとえば釘。現代の釘は外に出しておくと10年も経たないうちに真っ赤に錆びてしまうが、飛鳥時代の釘はおよそ1300年ものあいだ新品同様の状態を保っており、この先1000年使っても大丈夫と言わ

    『古代日本の超技術』を年の初めに - HONZ
    futoshi0417
    futoshi0417 2013/01/02
    関連紹介されている書籍も気になるなる!
  • 冷蔵庫はなぜ白い? 表象文化論が暴く家電神話

    原 克氏 早稲田大学 教育学部 教授 1954年生まれ。専門は表象文化論、ドイツ文学。著書に『図説 20世紀テクノロジーと大衆文化』(柏書房)、『流線形シンドローム』(紀 伊國屋書店)など多数。 書の前半はおもに20世紀初頭の米国を舞台にした電気冷蔵庫の出現と発展に関するストーリーである。電気という革新的なエネルギーが徐々に社会に浸透していく様子を、冷蔵庫の進化を題材に描く。 著者の原克氏(早稲田大学教育学部教授)は、「科学史や技術史と呼ばれるはたくさんありますが、多くは科学の世界に閉じた研究です。私の関心は一貫して、科学と一般大衆との関わり合いにあります。人々が新しい科学や新しい製品にどのように反応し、受容して行ったのかを明らかにしてみたかったのです」と語る。 原氏は欧米の古書市場で膨大な一般大衆向け科学雑誌を収集し、詳細に読み込んでいく。広告のコピーや写真も重要な研究資料だ。「広告

    冷蔵庫はなぜ白い? 表象文化論が暴く家電神話
    futoshi0417
    futoshi0417 2012/06/25
    これは読みたいなぁ。白物っていう表現も気になってたし。
  • ちょっと昔へ「写真で読む世界の戦後60年」

    地続きの歴史を体験する写真群。 「マグナム・フォト」[MagnumPhotos]をご存知だろうか?ロバート・キャパが創設したフォトジャーナリストの多国籍集団で、写真史に残る名作を数多く発表している。もうすぐ休刊する新潮社のクオリティ・ペーパー「フォーサイト」の表紙を飾る写真といえばピンとくるかもしれない。その膨大な作品群から300点を選りすぐった戦後60年史がこれだ。 もちろん、オレンジ革命や9.11など、いわゆる「歴史の瞬間」を切り取った写真もある。しかし、ジャーナリスティックなものよりもむしろ、その場のスナップ、いわば「時代の空気」を吸い取った映像の方が多い。それぞれの写真には短いコメントやメッセージが添えられており、膾炙して手垢にまみれたセリフもあれば、初めてお目にかかるのにドキっとさせられるものもある。 たとえば、「人間、二人に一人は女である」あたりがそう。「人類の半分は女」もいっ

    ちょっと昔へ「写真で読む世界の戦後60年」
  • 戦場を直視する「私が見た戦争」

    戦場を直視する一冊。 戦争はカッコ付きの「ニュース」として報道される。どこそこで戦闘行為があったとか、どこかを空爆をしたとかしか伝えられない。でなければ誤爆で何人死んだとか難民が何万人出たとか。それは人数や棟数や地名といったデータとして咀嚼され、マスメディアを通じて"消費"される。 しかし、DAYS JAPANや書などのフォトメディアにより、戦闘行為の結果そのものや、空襲の様子、地雷による血漿を、直接見ることができる。そう、爆弾が人体に当たった、飛び散りぐあいまで分かる。死者一名とカウントされる"彼"のアタマやウデのパーツは、べろべろになった皮だけでつながっている。人間ぽく見えない"それ"をぶら下げている米兵は笑っている。国に帰ったら良き夫・良き父なのだろうというキャプションが付く。米兵も人間ぽく見えない。何か別の、人型の生物のようだ。 記憶が頼りなので心もとないが、わたしが子どものこ

    戦場を直視する「私が見た戦争」
  • 日本「半導体」の凋落とともに歩んだ技術者人生 世界シェア50%を誇った日本の半導体はどこへ | JBpress (ジェイビープレス)

    2009年8月末、光文社より『日「半導体」敗戦』という書籍を出版した。自分で言うのもおこがましいが、極めて大きな反響があった。実際に起きたことを列挙してみる。 (1)全く面識のない数十人の読者の方から、メールで感想などのお便りをいただいた。 拙著には、メールアドレスやホームページのURLを記載していない(記載したくなかったのではなく、編集者が忘れたためである)。にもかかわらず、読者の方がわざわざ検索して連絡をくれたようだ。そして、多くの方から、「共感した」「驚いた」「面白かった」というお褒めの言葉をいただいた。 (2)出版関係者の話によれば、「半導体と名のつくは売れない」らしい。そのため、光文社に採択されるまで、半年ほど出版社を回ったが、どこからも断られた。しかし、光文社から出版後、わずか3カ月間で、3刷り目の増刷となった。 出版関係者の話によれば、ベストセラー作家ならいざ知らず、無名

    日本「半導体」の凋落とともに歩んだ技術者人生 世界シェア50%を誇った日本の半導体はどこへ | JBpress (ジェイビープレス)
  • 日本の神々 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日の神々 日のカミの原型とは何かの源流をたどる。日には弥生時代から8世紀の古事記・日書紀成立までの1200年以上のアンドキュメンテッドな豊穣な歴史がある。それが記紀成立時に国策イデオロギーによって大きく変容した。さらに後代の神社神道、国家神道によって改変される過程で古来の要素はどんどんそぎ落とされていった。著者はその歴史の流れを逆流すべく、奄美・沖縄の古い神話からアイヌの神の世界まで、記紀以前の日の神々の姿に関する手がかりを収集して、日の神の原型を追究する。 「日の神の源流をたどってみると、西洋の神にみるような、意志をもち人格をそなえた存在からはなはだ遠いものをカミと呼んでいるいことを知る。居宣長は「可畏きもの」をカミと言った(「古事記伝」)。」 「原初的なカミは非人格的、非意志的であってむしろタマと呼ぶにふさわしいものであった。「霊魂そのものにはそれ程はっきりと思慮記憶

  • 印象派はいかに世界を征服したか - 本と奇妙な煙

    印象派はこうして世界を征服した 作者: フィリップフック,Philip Hook,中山ゆかり出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/07/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (11件) を見る画商 印象主義を躍進させた最後の要素は、まさにこのとき、絵画の売り方が変わったということだった。(略) ポール・デュラン=リュエルの存在は、まぎれもなく未来の美術市場の発展の基礎となるものであり、彼のような〈実業家〉としての画商の出現は決定的な意味をもっていた。芸術家を価値ある商品として積極的にブランド化し、彼らに手当てを払う。商業ギャラリーでの展覧会を積み重ね、注意深く評価を行ないながら、各々の価格を設定することによって芸術家を管理する 鉄道 鉄道は近代生活の象徴であり、したがって〈現代〉を描き出そうと奮闘していた画家たちにとって、理想的なテーマだった。

    印象派はいかに世界を征服したか - 本と奇妙な煙
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    雨季のバンコク2泊4日旅行記 夏は苦手と言いながら、春先の憂を吹き飛ばしたくて、今年も海外旅行の予定をいれてしまった。昨年20年以上ぶりに海外に足を伸ばし、旅をすると人生の栞が増えることを実感してから、だんだん旅が好きになってきたように思う。 今年の行先は雨季まっさかりのタイ・バ…

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  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0065.html

  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン

    突然ですが、問題です。 ・三菱グループの社員が飲むビールの銘柄は? ・帝国ホテルとホテルオークラの関係は? ・富士電機、富士通の「富士」の文字のいわれは? いずれも、日企業、特に財閥の歴史と密接に関連する質問だが、全問すらすら答えられる人はどれくらいいるだろうか。 書は、明治維新後から戦前にかけて成立した財閥の沿革を現在まで紐解き、企業と企業の意外なつながりや、創始者や中興の祖の隠れたエピソードを紹介する。事実の羅列が中心で、目を見張るような主張や発見が述べられるわけではないが、財閥企業で働く人はもちろん、就職希望の学生、取引のある営業マンは手にとってみてはどうだろう。 そもそも、「財閥」とはジャーナリズムが使い始めた言葉であり、手許の広辞苑にも「俗に、金持ちの意」とあるくらいだ。明治を過ぎたあたりから次第に、同一家族が経営母体となった巨大企業の連合体を指すようになり、現在は〈富豪の家

    へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン
  • かつて雑誌は若者を動かした、って信じられる?『popeye物語』 ~あの時、雑誌は若かった:日経ビジネスオンライン

    書を出張先の書店で見つけ、おっ、と思わず手が伸びてしまった。表紙には、“popeye”のロゴと共にアメリカンコミックの主人公ポパイが、パイプをくわえて右目でウインクする得意のポーズを決めている。 40代から50代の、オジサンたちのなかには、このデザインにピンとくる人も多いのではないだろうか。なんたって、雑誌「ポパイ」は70年代後半から80年代にかけて、女の子にモテたい男の子たちの“教科書”として一世を風靡した雑誌だったからだ。 書は、そんなポパイ誌の裏舞台を紹介した一冊である。著者は創刊時からポパイ誌と成長を共にした元編集長の椎根和(しいね・やまと)氏。創刊から実売40万部を超えた81年までの、編集部と多くのフリーランスたちの奮闘ぶりが描かれている。 ポパイはモテたい男子のみならず、雑誌編集者にとっても生きた教科書だった。僕自身も新米編集者時代に、上司や先輩からポパイ誌を例にいろいろな

    かつて雑誌は若者を動かした、って信じられる?『popeye物語』 ~あの時、雑誌は若かった:日経ビジネスオンライン
  • 「常識」は、単なる思いこみってこともある~『百鬼夜行絵巻の謎』 小松 和彦著(評:栗原 裕一郎)【奨】:日経ビジネスオンライン

    ある発見によって、それまでの定説が一挙にひっくり返るということがときおり起こる。この『百鬼夜行絵巻の謎』は、そんな瞬間をほぼリアルタイムに伝えた(かもしれない)一冊である。 内容もだが、こんな専門性と趣味性の高い発見が、新書という媒体にまず載せられたということに驚かされる。新書爛熟期を象徴する書物といっていいかもしれない。 専門性は高いものの、よく練られた構成にすっきりとわかりやすい文章、さらにカラー図版をバンバン使った懇切丁寧なつくりのおかげで、予備知識がなくてもすんなり楽しむことができるだろう(固有名詞はメモらないと混乱すると思うが)。 さて「百鬼夜行絵巻」とは、室町時代に大流行した、妖怪たちがぞろぞろ練り歩いている様子を描いた長い絵巻のことである。 いくつか有名なものがあるが、なかでも重要文化財に指定されている、大徳寺真珠庵収蔵の伝土佐光信画「百鬼夜行絵巻」(真珠庵)が、美術的価値

    「常識」は、単なる思いこみってこともある~『百鬼夜行絵巻の謎』 小松 和彦著(評:栗原 裕一郎)【奨】:日経ビジネスオンライン
  • 「世界を変えた100日」はスゴ本

    歴史の瞬間に立ちあうスゴ。 写真技術が誕生してから現代にいたるまでの、「世界の特別な一日」を100日分まとめて見る。 ページをめくるたびに、声がもれる。いつか見た決定的瞬間から、見たことのない歴史へ行き来する。花に埋もれたダイアナ妃の写真、ずぶぬれで「壁」を壊す人々、真っ二つに折れ落ちるビル、巨大な打ち上げ花火と化したスペースシャトル。 あるいは、いわゆる歴史上の人物の年齢を追いこしてしまっている自分に気づく。もみくちゃな歓迎を受けるカストロは33歳だし、モール地区を埋め尽くす群集を背負っているキング牧師は34歳だ。伝説化される人物を取り巻いている時代の空気が一緒に写しこまれている。彼等の偉大さとともに、それを支える時代の熱がふりかかってくる。 知ってるはずなのに、既視感のない写真がある。チェルノブイリをテーマにしたものがそれだ。「石棺」がどーんと写っているんだろうなぁと思いきや、災厄か

    「世界を変えた100日」はスゴ本
  • 八甲田山死の彷徨 - 情報考学 Passion For The Future

    ・八甲田山死の彷徨 ド迫力。 日露戦争前夜の1902年に起きた八甲田雪中行軍遭難事件を題材にした新田次郎の小説映画化もされた。日陸軍の冬季訓練中に参加者210人のうち199人が死亡した日の登山史上で最悪の遭難事件である。 真冬の八甲田山は地元民でさえ怖がって立ち入らない地域であったが、帝国陸軍は対ロシア戦に備えてこの厳寒の山での長距離行軍訓練を行うことを決定する。ふたつの聯隊が選ばれて同じ日程で逆の行路を行くことになった。事実上の競争である。 「この雪中行軍が死の行軍になるか、輝かしい凱旋になるかは、この行軍に加わる人によって決ります。雪地獄の中で一人の落伍者が出ればこれを救うために十人の落伍者が出、十人の落伍者を助けるために小隊は全滅するでしょう。雪地獄とはそういうものです」 出発前より指揮官らは人間や組織が重要だと気がついてはいたが聯隊間の競争意識で目が曇った。面子を賭け大部隊で

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 見たあとに跳べ「Google Earthでみる地球の歴史」

    衛星軌道から地球史の旅を楽しめる、Google Earthのすばらしい成果。 わが子の教育目的でGoogle Earthを遊ばせている。国境線をとっぱらって上下逆転させた「地球」を、文字どおりオモチャがわりに弄っている。ただ漫然とまわっていると飽きるので、架空のツアーを組んだり紙の地図と組み合わせて遊んでいる。居ながらにして世界旅行を味わえるのは愉快だが、あくまで観光気分だけ。 それが、[たつを]さんとこでいいのを教えてもらった。それが書、「Google Earthでみる地球の歴史」。なにがいいかというと、「見たら必ず行きたくなる」ところ。宣伝惹句に偽りはなく、紹介されている「場所」へジャンプしたくなること請合う。 まず、「自然をみる」。 グランドキャニオン、モニュメントバレー、デビルズタワー、エアーズロックなどの最適ポイントを紹介し、侵にともなう地形が独特の景観をつくりだしている過程

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 見たあとに跳べ「Google Earthでみる地球の歴史」
  • 名門王家の血はドロドロです~『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』 中野京子著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン

    「丸に三つ葉葵」の紋といえば、260年余続いた徳川将軍家のしるし。その栄華を遙かにしのぐのが、「双頭の鷲」を紋章にしたハプスブルク家だ。中世から20世紀初頭まで、650年もの長きに渡り君臨した、ヨーロッパ随一の王家。自らを「高貴な青い血」の一族と見なし、血族結婚を繰り返した。 ハプスブルク家にまつわるは、一族の栄枯盛衰を追ったもの、マリー・アントワネットやエリザベート皇后など当家の著名人たちにスポットを当てたものなど、数多く出版されている。だが、書のように、ハプスブルク家の血を引く者たちをモデルにした「名画」から、そのドラマティックな血脈を読み解こうとした試みは初めてだろう。 ちなみに、著者は美術評論の専門家ではなく、大学でドイツ語や西洋文化史を教える学者。著名な西洋名画の背景にあるぞくりとするエピソードを紹介しながら、絵画の新しい見方を提示していく美術エッセイ『怖い絵』シリーズがヒッ

    名門王家の血はドロドロです~『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』 中野京子著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン
  • 東京の北北東にある都市は? リオデジャネイロ!~『地図もウソをつく』 竹内正浩著(評:稲泉連):日経ビジネスオンライン

    書を読み終えると、地球儀を使って「あること」がしたくなった。 そこで近所の雑貨店で小さな地球儀を買い、著者のすすめに従い用意したのは一の糸。これを使って、東京とブラジルのリオデジャネイロを最短距離で結んでみる。すると糸を南東に伸ばすよりも、想像に反して北北東へ伸ばした方が距離は近いのだった。 そうか、リオデジャネイロは日から見て北の方角にあったのか──ブラジルと言えば太平洋を越えた「右下」の方にあると何となく思っていた私は、ちょっとしたショックを受けた。普段は当たり前と深く考えることもない世界像が、実は自分が思うほどには確固としたものではなく、とても曖昧な認識に基づいていることを突きつけられた気がしたからだ。 〈地球はその名の通りほぼ完全な球体をしている。来、球形である地球を平面で表現する世界地図は、どんな図法を用いようと、どこかに無理が出てくる〉 にもかかわらず日を中心とした平

    東京の北北東にある都市は? リオデジャネイロ!~『地図もウソをつく』 竹内正浩著(評:稲泉連):日経ビジネスオンライン