日本サッカー協会は10日、理事会を開き、26年前に無期限登録停止になっていた木口茂一さん、大竹信之さん=いずれも当時、全日空横浜クラブ所属=の2人の処分を解除することを決めた。 全日空横浜クラブは86年3月22日の日本リーグ・三菱重工戦で、処遇に不満のあった選手6人が試合を放棄。8人で試合を開始するという前代未聞の事態となった。6人のうち3人は89年までに解除されており、今年4月に木口さん、大竹さん側から処分解除の嘆願書が提出されていた。 また、元横浜マ監督の木村浩吉・ナショナルトレセンコーチをラオス代表監督として派遣することを決めた。契約期間は今年7月1日から14年1月31日まで。【村社拓信】