機械遺産、YS11買い手求む=展示用に−国交省 国土交通省が売却する国産機「YS11」(国土交通省提供) 国土交通省は日本が独自開発したプロペラ旅客機で、機械遺産でもある「YS11」1機の売却手続きを進めている。同機は、国交省が各地の空港に飛ばし、滑走路に機体を誘導する電波を検査するために使っていた。同省は、買い手が再び飛ばすには「手間と費用が掛かりそう」なため、貴重な機体の展示などの目的で買い手が現れることに期待をつないでいる。 このYS11は1968年製造で、もともと老朽化していた上、羽田空港で長期間保管されていたため部品の傷みも進んでいるとみられる。2010年にも売却に向け入札が行われたが応募者はなく、今回2度目の入札となる。(2014/11/26-16:38)2014/11/26-16:38