9月1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で米国の消費財市場は様相が一変した。ニューヨーク州シラキュースのショッピングモールで7月撮影(2020年 ロイター/Maranie Staab) [1日 ロイター] - 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で米国の消費財市場は様相が一変した。大きな理由は在宅勤務の普及だ。ロイターがさまざまな消費財の需要や価格の動向を分析した結果、衣料や食品まであらゆる消費財で、長年有効だった消費モデルが新型コロナ危機で激変したことが分かった。 ノースウエスタン大学のピョートル・ドボルチャク准教授は「供給と需要について何でも分かっていたが、基本的にそうした情報は全て投げ捨ててよい。消費者の行動がまったく変わってしまったからだ」と話した。