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文学に関するgauquiのブックマーク (156)

  • さかのぼるって何?文学や映画における、時間が過去から未来に直線的に進まない作品のタイプ分類 - Commentarius Saevus

    第七回歴史コミュニケーション研究会に出席した。 報告内容についてはこちらとかこちらで既に詳しい説明があがっているからいいとして、私が気になったのは第二部「さかのぼり世界史A」である。というのも、なんか普段文学や芝居、映画のナラティヴに触れている人にとっては「さかのぼり世界史」は当はさかのぼってないんじゃないかという疑惑があり、実は初めての査読論文が小説をタイムラインに起こしてみるというものだった私にはなかなか気になるところで…と、いうわけで、独断と偏見で「時間が過去から未来に直線的に進まない作品のナラティヴ分類」を今後のためにやってみようと思う。こういう時系列の分析って読解テクニックとしてけっこう文学や映画の人は学校で習ったりふだんの経験で身につけたりするんだけど、いい参考文献見つからなかったので何も見ないで自分の手業で書いてるからちょっと不適切なところがあるかも…いい文献あったら誰かコ

  • シェイクスピアをこれから読む人向けの研究書20冊 - Commentarius Saevus

    ちょっとリクエストを受けたりしたので、「シェイクスピアをこれから読む人向けの研究書20冊」というのを作ってみようと思う。選択基準としては、 (1)これからシェイクスピアを読もう、という人が基的な議論の知識を得るのに必要そうなである。 (2)英語か、あるいは日語訳がある洋書である(もともと日語で出ているはちょっとイギリスにいた間ほとんどフォローできなかったんで除外。これはそのうち別にリストしたい)。 (3)シェイクスピア研究における代表的な研究書、古典と見なされているもの。 (4)シェイクスピア研究に紙面の大部分を割いているもの。一般的な英文学書でシェイクスピアについて数章程度しか扱っていないものや、イギリス・ルネサンス文化中心でそれほどシェイクスピアに重点を置いていない研究書、シェイクスピアを読むのに必要だがシェイクスピアを少ししか扱っていない批評理論のは除外。 (5)学術研究

    シェイクスピアをこれから読む人向けの研究書20冊 - Commentarius Saevus
  • かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞

    Twitterでつぶやいてたっぽいことをタイトルに掲げたが、まあ実際にそうだと思う。きっかけは大塚ギチ氏の以下の小説に深く感銘を受けたこと。 THE END OF ARCADIA 大塚ギチ UNDERSELL ltd. TOKYOHEAD RE:MASTERED 大塚ギチ UNDERSELL ltd. もともと海沢めろんさんとゲームの話をしていて、「死に舞くん、これ読むべきだよ」って貸していただいた。不勉強ながら大塚ギチ氏のことは何にも知らず、ただシューター(2Dシューティングゲーマー)の小説と対戦格闘ゲーマーのルポルタージュという基情報だけで読んでみたが、これが素晴らしい傑作だった。ほとんど自費出版のような形のですが、少なくともシューターや格闘ゲーマーはすぐ買って読むべき!俺も改めて買い直します。 まず『THE END OF ARCADIA』から読んだのですが、冒頭の文章からひきこ

    かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞
    gauqui
    gauqui 2013/03/07
    うおおこれはやばそう
  • マリオ・バルガス=リョサ『アンデスのリトゥーマ』 | Living Well Is the Best Revenge

    バルガス=リョサの小説について論じるのは二度目となる。このところバルガス=リョサの翻訳が進み、嬉しいことに読み落としていて入手困難であった『継母礼賛』、そして『官能の夢 ドン・リゴベルトの手帖』がいずれも中公文庫に入った。少し前には岩波文庫から『密林の語り部』も刊行されている。これらは文庫で手軽なこともあり、近いうちに読むことになるだろう。最近読んだ『悪い娘の悪戯』は一種のファム・ファタール譚であり、世界中の都市を舞台に40年にわたって一途な愛を捧げる主人公とそれを翻弄する娘の物語であった。主人公のもとを出奔した娘はなんと東京でフクダなるヤクザの情婦として登場する。語りの形式という点では比較的単純でありながら、物語を読む楽しさを満喫させてくれる佳作であった。 『アンデスのリトゥーマ』は今挙げた二つの「官能小説」、『継母礼賛』と『官能の夢 ドン・リゴベルトの手帳』にはさまれる形で1993年に

    マリオ・バルガス=リョサ『アンデスのリトゥーマ』 | Living Well Is the Best Revenge
  • 二葉亭四迷がIloveyouを「私、死んでもいい」に翻訳した経緯を具体的に記述する本や書類資料を探していますが、なかなか見つかりません... - Yahoo!知恵袋

    二葉亭四迷がI love youを「私、死んでもいい」に翻訳した経緯を具体的に記述するや書類資料を探していますが、なかなか見つかりませんでした。情報提供のご協力を皆様にお願いしたいのです。 二葉亭四迷がI love youを「私、死んでもいい」に翻訳した経緯を具体的に記述するや書類資料を探していますが、なかなか見つかりませんでした。情報提供のご協力を皆様にお願いしたいのです。

    二葉亭四迷がIloveyouを「私、死んでもいい」に翻訳した経緯を具体的に記述する本や書類資料を探していますが、なかなか見つかりません... - Yahoo!知恵袋
    gauqui
    gauqui 2012/12/01
    ストイキツァを調べてた筈なのになぜかここにたどり着いた。全く関係ない。
  • 【本の話をしよう】「破産」作家 嶽本野ばらさん 大人がやってるんだぜ、分かってよ!+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

    お金がないって、きつい。心が折れそうに…いや、実際に折れました」。「下物語」などを世に送り出し、時代の寵児(ちょうじ)となった嶽野ばらさん。最新刊「破産」では、自身と重なるかのような小説家を主人公とし、破産寸前の経済状況や作家としてのスランプを赤裸々に描き出している。 これまで描いてきたのは、孤独な魂を華美なロリータファッションに包み、疾走する少年少女。だが、デビューから時を重ねるにつれ、読者との距離感に悩み出したという。「正直、何を書けばいいのか分からなくなったんですよ。僕は同世代の大人に向かっては書けない。どうしても、『大人なんだったら、自分で何とかしろよ』と思っちゃう。でも、僕がメッセージを発したいと思っている世代とは、もう年齢的な距離が出てきてしまっていて…」 ■負の悪循環 そこへ、東日大震災が発生。「へこんだ。自分も肉親も直接的な被害を受けているわけではないのにこんなにシ

  • researchmap

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    gauqui
    gauqui 2012/11/04
    なにかネタかと思ったら
  • 本が好き! Book ニュース

    Bookニュースをリニューアルしました! 新しいデザインでより読みやすくなったと自負しております。 http://www.honzuki.jp/news/ 今回のリニューアルに伴い、RSSのURLも変更になりました。 リーダーなどにご登録してくださっている場合は、 お手数ですが併せて設定の変更をお願いいたします。 http://www.honzuki.jp/news/?feed=rss 今後も、マニアックな情報を配信していきますので、 よろしくお引立てくださいますようお願いいたします。

  • セザンヌと『知られざる傑作』(I) 佐野栄一 - garage-sale

    PDFで読む 『知られざる傑作』は、17世紀の架空の天才画家、フレンホーフェルの、栄光と挫折を物語ったバルザックの小説である。物語には、フレンホーフェルのほかに、肖像画家として知られるポルビュスとまだうら若き後の古典主義絵画の巨匠プーサンが登場し、狂言回しを務める。この小説は、架空の物語の中に実在の人物が配されるという、バルザック一流の手法によって書かれている。 「『人間喜劇』の総序」によるなら、バルザックは「風俗の歴史家*1」を自認する。彼は、単なる「事実の目録*2にすぎない死せる歴史を書く歴史家ではなく、虚構によって真実の生きた歴史を描出する歴史家を自認するのである。もちろん、『知られざる傑作』は「哲学研究」に分類されるもので、社会的真実を描こうという意図とは別の意図に従っている。しかし、範躊を異にするとはいえ、バルザックがここでもやはり虚構を通して「真実」を追求していることに変わりは

    セザンヌと『知られざる傑作』(I) 佐野栄一 - garage-sale
    gauqui
    gauqui 2012/10/20
    あとで。バルザックの。
  • ロブ=グリエ「もどってきた鏡」 - 真夜中の報酬

    『早稲田文学5号』に掲載されてるロブ=グリエ「もどってきた鏡」の連載初回分(連載途中の作品にかんしてはあんまり断定的な口調でものを言わないことに決めた。なぜなら、以前書いた連載中の『農耕詩』とか『青い脂』についての文章でたっぷり恥をかきましたので。次回以降の掲載に接する際のとっかかりになりそうな点を覚え書きとして何点か控えておくことにする。いつも以上にとっちらかった文章になってるんで流し読み推奨)。 さまざまなタイプの言説がまだら模様を描くように複雑に混じりあって一篇の言葉の持続を差しあわせていくような作品。作家の自伝的な回想録のような文章もあれば純然としたフィクション的言説もあり、過去の自作に対する自註的なコメントがあると思えば、他者(バルトやサルトルなんか)の作品・思想に対する論評的意見とか彼らの横顔を描く多少とも評伝的な言及があり、私的な文学観や歴史観を表明しているように読める文章も

    ロブ=グリエ「もどってきた鏡」 - 真夜中の報酬
  • なぜそれを「児童文学で」。老年童話や青年童話にならないために - くぼひでき日録 (QvO)

  • 財津理の思想研究 ドゥルーズ/ラカン/ハイデガー 欲望学ノート5 志賀直哉と夏目漱石(1)

    語としての「欲望」の現代的意味は何か。言い換えるなら、現代において日語で生活してしてる私たちが「欲望」と言うとき、何を言おうとしているのだろうか。 無数の出版物から、「欲望」という言葉が出てくる文章をすべて探し出し、その文脈から「欲望」の意味を推測する・・・などということはできるはずがない。 問い方を変えよう。「欲望」という言葉は、何を指し示しているのだろうか。ドゥルーズは『差異と反復』の第二章のなかで、こう語っている―――行動主義心理学のおかげで、私たちは、動くものの観察しか信用しなくなり、「内観」と言われる仕方に過度の恐怖心を抱いている、と。 「内観」とは、簡単に言うなら、自分で自分の心の状態を観察することである。これは、今では古臭いと思われているヴントの心理学の方法である。心理学を経験科学として確立しようとしたブントはまた、要素主義の立場をとった。彼は、心あるいは意識の諸要素を

  • 直木賞-選評の概要-第147回

    「抽象的な総タイトルがピンとこないほどに、どの作品にも具体的な「生」がある。この短編集は、ひとつ高みに向かおうとする、大人のための小説群だと感じた。優れた長編の出現を望む声もあったが、私はこの作品で充分である。」「どうにも咀嚼できない他者の存在に戸惑い、地方都市に閉じ込められた女性たちの孤独や苛立ちがよく描かれている。」

  • 「大人になりたい/なりたくない」の問題 - くぼひでき日録 (QvO)

    http://d.hatena.ne.jp/hontuma4262/20120820/1345441990 @hontumaさんからのご意見。こういう発言も大事。最後の部分が重要だと思いました。 ただ、小6くらいだと職業としての「夢」のほかに、漠然とした「大人になりたい/なりたくない」という悩みが生じると思うのですが、それを省いているのはあえて? 性の問題がからむから? 「大人になりたい/なりたくない」はカンナがどっちも思わない子だったので。自然に大人になってしまう子もいる。 「大人になりたくない」は近代になって顕在化した問題意識で、いまや純文学的問題ではなく、2000年代以降大衆的なものだ(もちろん、現実の少年少女でここにぶつかる子もいて、それは育成環境に由来するものだ。ただ、アートではなくエンタテインメントかプロブレムノベルかハウツーで書ける)。 なりたい/なりたくないの後者で生きてい

  • 隠喩から換喩へ、そして‥‥(「文学2.0」読書メモ) - ohnosakiko’s blog

    『日2.0 思想地図β3vol.3』に掲載の「文学2.0 余が言文一致の未来」(市川真人)読了。メインの分析対象として取り上げられている国民的マンガ『ONE PIECE』を読んでいないばかりか、そもそも最近の小説や文芸批評にもほとんど目を通していない私のような者にもわかりやすく、かつ刺激的な論考だった。 主要テーマである「隠喩から換喩へ」は、個人的には既視感があったのだが、そのことで一層テキストが興味深く読めた。これについては後で述べたい。 15章46ページに渡る論考全体の論旨をまとめるのは私の手には余る*1 ので、「隠喩と換喩」を中心に述べられた10章あたりまでを、テキスト参照しつつざっと復習してみる。 1、『ONE PIECE』が少年ジャンプに掲載されたこの15年、20世紀末から21世紀初頭にかけては、「言説とその流通をめぐる環境」が急速に変化したが、明治の一時期にも似たような変化が

    隠喩から換喩へ、そして‥‥(「文学2.0」読書メモ) - ohnosakiko’s blog
  • 文学のカーニバル化と内的対話性:バフチンの「ドン・キホーテ」論 - 壺 齋 閑 話

  • 長編の文体と短篇の文体の違い - くぼひでき日録 (QvO)

  • 往復書簡「ライトノベルと児童文学のあわい」時海結以・くぼひでき

    2004/05/16(Sun) 01:29 久美さま、はじめまして。 『創世記』、とてもおもしろく読みました。続きを期待してますです。 読んでいてすごく懐かしくて嬉しくなりました。 70年生まれのわたしに氷室さんを勧めてくれたのは、高校のときの彼女なんですよ。それで一気に読んだんです。古典の参考書にはコバルトで出た『ヤマトタケル』が一番役に立ちました。 久美さまのは、やはり同じ頃におかみきを読んだんです。めるへんめーかーさんの絵がうれしかったんです。というのも、それに先立って中学生のとき、ハヤカワFTで出たライトソンのウィラン・サーガがわたしのバイブルだったからです(今でも大好き)。 以来、ずっと文筆をこころざして、それでFT好きもこうじて、児童文学のほうに足をつっこんでおります。 んや。長くなりました。 なんか嬉しくなってカキコしてみました。ではでは くみにゃ2004/05/16(Su

    gauqui
    gauqui 2012/07/23
    児童文学まったく分からないけどこういうところから掘っていけそう
  • 芥川賞  鹿島田真希さん記者会見 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    芥川賞を受賞した鹿島田真希さんは、17日夜、東京都内で記者会見しました。 会見の全文を掲載します。なお、質問内容など、一部聞き取れなかった部分は、■などとなっていますことをご了承下さい。 Q、まず今のお気持ちからお願いします。 当に、学生の頃から芥川賞というのがあるらしいというのは知っていたんですけれども、当に、そういう賞があるんだろうか、みたいな気持ちでいたので、受賞したときには、びっくりしました。 Q、受賞の知らせを聞いたときの様子は? 夫と一緒に受賞の電話を待っていたんですけど、取ったとわかった瞬間には、夫は泣いていました。 Q、これまでも何度か芥川賞の候補になっていましたが、この作品で取りたかったというお気持ちはありますか? 当に「冥土めぐり」で取りたくて、夫とかには「わたし、「冥土めぐり」で取れなきゃいやだな」と言っていました。 当に「冥土めぐり」は何度も書き直したので、

  • 直木賞  辻村深月さん記者会見 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    直木賞を受賞した辻村深月さんが、17日夜、東京都内で記者会見しました。その内容を掲載します。 Q出産の影響はあったのでしょうか? そうですね。どんなものにしても、日々生活している中で、出産に限らず影響を受けないことはないと思うんですけど、出産は去年経験してみて、当に、一大事件だったので、今でもその影響はかなり出ていて、受けた影響についてはそのまま隠さずに出していこうとおもって、これからも作品に生かしていけたらと思っています。 ■Q???? 一番最初に候補になった小説も、昨年候補になった小説も、書いた当時は、正直、自分の最高傑作だと毎回思いながら、これ以上はどれくらいがんばっても、飛距離は伸ばすことはできないというような思いで送り出してきたものでした。だけど、そう思った先に、小説を書いていて、さらに飛ぶことが出来たり、新しいものが見えてきたりすることがあるという経験を経てきての今回の3回目