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2011年11月1日のブックマーク (32件)

  • アメリカの収入格差 「どうして反格差デモや暴動が起きるのか?」アメリカ人がショックを受けていたグラフ:らばQ

    「どうして反格差デモや暴動が起きているのか?」アメリカ人がショックを受けていたグラフ ニューヨーク・ウォール街で始まった格差に反対する抗議デモが、世界中に広がりを見せています。 格差があることは実感しても、実際にこの数十年でどのくらい大きくなったのかと言われると、なかなかわかりにくいものです。 質的な原因はこれだと紹介されていたグラフが、ショッキングだと海外サイトの話題をさらっていました。 アメリカの経済格差がどうなっているのか示すグラフをご覧ください。 1. 生産力と収入の比率 黒が実際の週給、グレーが1時間当たりの生産力。 2. CEOのトップ100人が平均の労働者の何人分の給料か CEO(企業のトップ)1人あたりの収入は、1970年は労働者45人分、 2006年は1723人分に相当。 3. 1979年〜2006年の間に収入が何%増えたか、各家庭の所得別グラフ 上位5%の高額所得家庭

    アメリカの収入格差 「どうして反格差デモや暴動が起きるのか?」アメリカ人がショックを受けていたグラフ:らばQ
  • 愛知県美術館ブログ - ジャクソン・ポロックとポップカルチャー

    2011年11月123456789101112131415161718192021222324252627282930 愛知県美術館渾身の一大企画「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(2011年11月11日-2012年1月22日、愛知芸術文化センター10F 愛知県美術館。その後、東京国立近代美術館に巡回)の開幕が来週に迫ってきています。 その前に、ポロック展関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」展(2011年11月1日-2012年1月22日、愛知芸術文化センター地下2階アートスペースX前通路展示ケース)が、一足先に今日から始まりました! ▲ 展示作業中のKS学芸員、SN学芸員、SS学芸員 この「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」展は、ポロックの芸術が欧米や日の大衆文化に与えた影響を、レコードやファッション、玩具等の実際のさまざまな商品から探ろうとするものです(企画

  • 産総研 TODAY 2011.11 VOL.11-11

  • みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ

    image from Wikipedia もしあなたが、納豆菌のことを納豆作りのために必要なだけの貧弱な菌だと考えているなら、それは納豆菌のことをみくびっていると言わざるをえない。 納豆そのものや、納豆菌から産生されるナットウキナーゼが、健康増進作用を持つと代替医療団体やテレビ局によって持ち上げられることもある。だがこれは、納豆菌たちが画策した印象操作にすぎない。 栄養補助品として販売されるナットウキナーゼ 後述する通り、彼らは当に恐ろしい奴らなのだ。 納豆菌の学名はバチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。枯草菌のグループに属している。 家庭用に販売されている粉末状の納豆菌 こいつらは、栄養不足になると芽胞を形成する。この芽胞のスペックは半端ではない。まさに不死身ともいえる、驚異的な耐性能力があるのだ。 そのスペックとは、 ・栄養源な

    みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ
  • グローバリゼーションを擁護する : 池田信夫 blog

    2011年11月01日12:30 カテゴリ グローバリゼーションを擁護する TPP反対派の議論は幼稚な誤解ばかりなので、まともな経済学者は相手にしないが、知能の低い政治家には幼稚な議論のほうが訴求力をもってしまうので、面倒でもつぶさなければならない。書は国際経済学の権威が「反グローバリズム」の幼稚な議論にひとつひとつ答えた、涙ぐましいである。 書も指摘するように、反グローバリズムには共通の錯覚がある。それは自分の得意なことに特化すれば互いに利益を得られるという比較優位の原理が直観的にわかりにくいため、内田樹氏のように「貿易黒字はよいことで赤字は悪いことだ」という重商主義を脱却できないことだ。これは80年代にアメリカが日の「対米貿易黒字」を批判して貿易摩擦が起きたときも、アメリカ政治家がもっていた錯覚だ。 貿易赤字は、いいことでも悪いことでもない。会社が借金しても問題ないのと同じ

    グローバリゼーションを擁護する : 池田信夫 blog
    gauqui
    gauqui 2011/11/01
  • キミたちの将来の何のための学問なのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先日ブログで取り上げた『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話』の沢田健太さんが、日経ビジネスオンラインで、同書にも増して超辛口の批判をぶちまけています。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-631d.html http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111026/223438/(これからは大学中退者が激増する!4分類した学生像にみる、あの子が辞める理由) なかなか皮肉な話はこれでしょう。キャリア教育で目覚めてしまった「学習意欲が高くて、対人関係能力も高い」「文句なし」タイプの学生が、これではいけないと中退してしまう。 >ただし、時代の気分がどうであれ、彼や彼女らも1度はすべり止め大学への入学を決めた人々ではあります。入学当初は「この大学でやっていこう」と自分に言

    キミたちの将来の何のための学問なのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • これからは大学中退者が激増する! 4分類した学生像にみる、あの子が辞める理由:日経ビジネスオンライン

    20世紀までは「就職課」や「就職部」と呼ばれていた大学内組織が、ここ10年余りの間に次々と「キャリアセンター」もしくはそれと似た名称に看板を替えている。就職課時代のように就職活動生のお世話をするだけではなく、さまざまなキャリア形成支援やキャリア教育を担う新組織が必要とされてきたからだ。 そのキャリアセンター職員として複数の大学を渡り歩いてきた人物が、10月17日発売の『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』という新書で、現在の就職活動、大学生模様、企業の新卒採用活動、大学生の保護者の意識などについて実態を紹介、そこにある構造的課題をひも解いてみせた。 大学が受験生集めのために妙な計算式を用いて「高い就職率」をひねりだしている実例など、現役の大学キャリアセンター関係者が「ぶっちゃけ話」を書籍で明かしたのは邦初で、発売まもなく大学人や企業人事の読者を中心にネット上でも話

    これからは大学中退者が激増する! 4分類した学生像にみる、あの子が辞める理由:日経ビジネスオンライン
  • Rue89Japon» ブログアーカイブ » 月経(生理)停止を決めた女性達

  • 書評でつながる読書コミュニティ - 本が好き!

    週2日でも正社員になれる 「正社員は週5日働く」ということを普通のことだと思っている人が、日人のほとんどだと思うのですが、日数を減らして働く正社員がいてもいいということを、みなさんご存じでしょうか?わた…

  • 「公共政策論」講義メモ - shinichiroinaba's blog

    市民社会は個人、あるいは、自然人のことをしか「個人」と呼びたくなければ個体の集合体ではあるが、それ自体は個体ではない。ではこの市民社会を構成する「個体」とは何であろうか? 実はそれは、ただ一人の自然人個人をしか含まない場合においても、通常は「個人」とは言い難いところがある。市民社会を構成する個体ないし個人とは、(一般的には複数の)個人とその保有する――「持つ」――資源からなるシステムである。「資源」はここでは通常は、世界に存在する人以外のもの、のことであるが、「通常」ではない(しかし歴史的には決して「以上」にでもない)ケースにおいては、人――自然人もまた「資源」でありうる。つまりは奴隷である。自然人の――これをどう定義するかは問題だが――「部分」もまた「人以外のもの」と扱われうる場合にはその限りにおいて「資源」でありうる。 このようなものはいくつかのカテゴリーに分けられる。先述の「個体」と

    「公共政策論」講義メモ - shinichiroinaba's blog
  • 「人間の非合理性」を科学する

  • asahi.com(朝日新聞社):「550年前の生け花」再現 池坊の次期家元 - 社会

    印刷 関連トピックス台風550年前の生け花を再現する次期家元の池坊由紀さん=中京区、高橋一徳撮影  華道家元池坊の次期家元・池坊由紀さんが1日、京都市内で「550年前の生け花」を再現した。先祖の池坊専慶(せんけい)が生け花の名手として15世紀の文献に登場した際に生けたとされる菊の花にちなみ、11の花材で仕立てた。  室町時代の僧侶の日記「碧山日録(へきざんにちろく)」には、「1462年10月2日、専慶が菊を瓶に挿したところ、皆そのすばらしさに感心した」と記されている。由紀さんは「前年には寛正の大飢饉(ききん)があり、専慶の花は生きる力となっただろう。震災や台風で厳しい時代に花の力を発信していきたい」と話した。  池坊は9日から1年余の間、「いけばな池坊550年祭」(朝日新聞社など後援)と題して全国各地で様々な行事を予定している。今回の生け花は2〜4日、中京区の六角堂で一般公開される。(筒

  • フェミニストは女性の美について、何と言ってきたのか - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    web上でミスコンについての議論が盛んになり、ある弁護士がフェミニストについての知識のなさをさらけ出して、あちこちから批判を受けることが続いている。私は議論に参加できてなかったのだけれど、「ミスコンに反対する人=フェミニスト=差異のない社会を求めている」という珍説が出ているので、さすがにこれはどうかと思い、記事を書くことにした。 問題の記事は以下である。 ka-ya1789「ミスコンはヌードでやればいいのね」 http://d.hatena.ne.jp/ka-ya1789/20111025/1319551009 ka-ya1789「差別と差異」 http://d.hatena.ne.jp/ka-ya1789/20111031/1320065269 ka-ya1789さんは次のように書く。 ただ「美」という基準で女を判断するミスコンを批判すると、美による選抜はすべてNGなのかということになっ

    フェミニストは女性の美について、何と言ってきたのか - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 独芸術家A・キーファー、創作のため原発の取得目指す(ロイター) - エキサイトニュース

    10月30日、独週刊誌シュピーゲルによると、芸術家アンゼルム・キーファー氏が、1988年に廃炉になった同国西部にある原子力発電所を使った作品を創作するため、同発電所の取得を目指している。フランクフルトで2008年10月撮影(2011年 ロイター/Alex Grimm) [拡大写真] [フランクフルト 30日 ロイター] ドイツの芸術家アンゼルム・キーファー氏が、1988年に廃炉になった同国西部にある原子力発電所を使った作品を創作するため、同発電所の取得を目指している。30日付の独週刊誌シュピーゲルが伝えた。  わらや鉛、鉄を用いた作品で知られるキーファー氏は独エネルギー大手RWEが保有する同原子力発電所について、「とても素晴らしい。自分にとってパンテオン(古代ローマの神殿)だ」とし、「原子力発電所にとても強くひかれる」と述べた。  キーファー氏は、RWEのユルゲン・グロスマン最高経営責任者

  • 脳内で自らをコピペしまくる遺伝子と人間の個性 - 蝉コロン

    科学, ゲノム遺伝子組み換え、脳細胞でも高頻度…初の実証 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 確かに組み換えなんだけどなんかレトロトランスポゾンのinsertionを免疫系と同等の組み換えっぽく言うのは個人的に違和感。興味深いけど。 ニューロンとレトロトランスポゾンL1レトロトランスポゾンというのがある。jumping geneとか呼ばれたりしてゲノムのあちこちに自らのコピーを増やしている。ヒトゲノムの17%を占めている(大部分は不活性である)。こいつらが跳びまわると、大事な情報がコードされている所に余計な配列がコピペコピペされていくわけで、これはまあ大変よろしくない。通常、細胞はあの手この手でこの飛び回る配列(transposable element:TE)を押さえ込んでいるわけだけれども、ニューロンの前駆細胞では、なぜかこのL1に好き勝手させており、他の体細胞に比べ

  • 爪で黒板を引っかく音はなぜ不快なのか〜全米音響学会報告 - サイエンスあれこれ

    2011年11月01日 10:33 カテゴリ科学と暮らし 爪で黒板を引っかく音はなぜ不快なのか〜全米音響学会報告 Posted by science_q No Trackbacks Tweet 爪で黒板を引っかく音や、フォークで皿を引っかく音、発泡スチロールをこすり合わせたときの音、どれも想像しただけでぞっとするという人は多いのではないでしょうか?でも不思議なことに、その理由を明確に説明できた研究はこれまでありませんでした。今週から米・サンディエゴで開催される、全米音響学会大会において、独・マクロメディア大学のMichael Oehler氏とオーストリア・ウィーン大学のChristoph Reuter氏が、その謎を解明するようです。 今回は、Science誌のニュースサイトScienceNOWに10月28日付で掲載された、下記参考資料を元に、一足先にその内容をご紹介します。氏らはまず、これ

    gauqui
    gauqui 2011/11/01
    おもしろいこれ
  • メモ「北極のオゾンホール」

    Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント

    メモ「北極のオゾンホール」
  • NIKKEI STYLEは次のステージに

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    NIKKEI STYLEは次のステージに
  • 完全透明の「見えないガラス」が開発される!! 本当に何も見えない。凄すぎワロタ : ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

  • 介護保険の利用料、高取得者の負担増を提案 - 医療介護CBニュース - キャリアブレイン

  • 社会保障審議会医療保険部会|厚生労働省

    このホームページを、英語中国語・韓国語へ機械的に自動翻訳します。以下の内容をご理解のうえ、ご利用いただきますようお願いします。 1.

  • KADOKAWAオフィシャルサイト

    令和6年能登半島地震により被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。

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  • asahi.com(朝日新聞社):携帯GPS情報使って容疑者居場所割り出し 通知が条件 - 社会

    印刷     犯罪容疑者が持つ携帯電話の全地球測位システム(GPS)機能を利用して警察が居場所を割り出すという捜査手法が、11月から新たに導入されることがわかった。総務省内の決裁だけで済むガイドラインの改正で可能となったが、導入には「プライバシーを侵害しかねず、議論が必要だ」との懸念の声もある。  最近の携帯端末のほとんどに、紛失した端末を捜したり、子どもの居場所を把握したりするために、人工衛星を利用して正確な位置を測定するGPS機能が備わっている。  これまでは、容疑者の携帯電話の電波をとらえて基地局からの距離で居場所を測っていたが、特定できるのは数百メートル四方の範囲にとどまっていた。GPS機能を使えば、建物の位置や路上の一地点まで細かく割り出すことができるため、警察庁は数年前から捜査への活用を希望してきた。

  • 米株が大幅下落、欧州懸念やMFグローバルの破産法申請で

    [ニューヨーク 31日 ロイター] 31日の米国株式市場は下落。欧州首脳が前週合意した債務危機対応策をめぐる楽観的な見方が後退し再び懸念が生じていることや、MFグローバルMF.Nの連邦破産法の適用申請が背景となった。 10月31日、米国株式市場は、欧州首脳が前週合意した債務危機対応策をめぐる楽観的な見方が後退し再び懸念が生じていることや、MFグローバルの連邦破産法の適用申請が背景となり、大幅に下落した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2011年 ロイター/Brendan McDermid) イタリア・スペイン国債利回りが大きく上昇し、欧州債務危機が収束にはほど遠い状況にあることが示された。この日、欧州中央銀行(ECB)は流通市場で両国債を買い入れたとみられる。欧州の銀行株は強い売り圧力にさらされた。 米MFグローバル・ホールディングスは31日、ニューヨーク州マンハッタンの裁判所に連邦破産法1

    米株が大幅下落、欧州懸念やMFグローバルの破産法申請で
  • 社会保障、働き盛り重圧 厚生年金保険料見直し - 日本経済新聞

    厚生労働省は31日の社会保障審議会で、社会保障の保険料を見直して高所得の会社員の負担を増やす議論に着手した。年金は月収60万5000円以上の約210万人の負担を増やし、介護も企業の平均年収に応じて保険料を決める新方式を導入する。低所得者の負担を軽減するのが主な狙いだが、働き盛りの40~50歳代に負担が集中することになり、経済の活力を損なう懸念がある。210万人が負担増会社員と企業が負担する厚生年金

    社会保障、働き盛り重圧 厚生年金保険料見直し - 日本経済新聞
  • 「新潮」十一月号、柄谷行人「哲学の起源」(5) - 蝶を曳く−文芸時評

    第五章 イオニア没落後の思想(2)「3パルメニデス」 パルメニデスは「有るものは有る、有らぬものは有らぬ」で知られる。エレアのゼノンはその弟子で、アキレスと亀の逆説で知られる。柄谷行人はこの二人をワンセットで考えてパルメニデスを論じた。すると、まづ見えてくるのが、彼の政治性である。ピタゴラス的な観想とは無縁の思想家であった。「有らぬものは有らぬ」とは、仮象を超えた「有らぬもの」を観想することへの拒否と関連している。ピタゴラスに始まりプラトンに受け継がれてゆくことになる、「真の知は仮象を超えた世界に存する」という、いわば正統的な哲学をパルメニデスは退けた。 パルメニデスは「有るものは一である」と述べた。これは物質が生成変化し運動することを否定したように聞こえる。実際は逆なのだ。ゼノンの逆説を想起しよう。これもよく解説されるような、運動を否定した屁理屈ではない。ピタゴラス派のように「時間や空間

    「新潮」十一月号、柄谷行人「哲学の起源」(5) - 蝶を曳く−文芸時評
  • 抗議デモ:ウォール街は何をすべきか?

    (英エコノミスト誌 2011年10月29日号) 金融業界は、自分たちを標的にする抗議行動に対し、より望ましい対応を求められている。 「何千もの人がマンハッタン南部に集結し、現状への強い不満を爆発させています。我々はこうした抗議行動に注目しました」。ゴールドマン・サックスのトップ、ロイド・ブランクファイン氏は、先ごろ投資家向けに送られた文書の中でこう述べた。 「そして、このように自問しました。『どうしたらこれで金儲けできるか?』と。その答えが新商品、ゴールドマン・サックス・グローバル・レイジ・ファンドです」 同ファンドは窓の修理業者や警棒メーカーなど、社会不安から利益を得そうな会社に投資する。ブランクファイン氏はさらにこう綴ったとされる。 「ゴールドマン・サックスは、現在の形の資主義体制は余命幾ばくもないと認識しています。ただし、滅びゆく過程にも一儲けする余地は山ほどあります」 この文書は

  • 成熟した消費者って何? « 経済学101

    おかしな記事にツッコミを入れるのも公益に資すると思われるので、今回は「成熟した消費者」を語る以下の記事を取り上げる。 さよならアメリカ、さよなら中国 (内田樹の研究室) 一円でも安ければそちらを買う、というのは、私の定義によれば「未成熟な消費者」ということになる。 「成熟した消費者」とは、パーソナルな、あるいはローカルな基準にもとづいて商品を選好するので、消費動向の予測が立たない消費者のことである。 価格だけを気にするのが「未成熟な消費者」、多様な基準を持つのが「成熟した消費者」とのこと。この定義で言えば、どんな消費者も「成熟した消費者」だろう(例えば、iPhoneはどこから生まれたのだろう)。 同じクオリティの商品であっても、「国民経済的観点」から「雇用拡大に資する」とか「業界を下支えできる」と思えば、割高でも国産品を買う。あるいは貿易収支上のバランスを考えて割高でも外国製品を買う。そ

  • 吉岡徳仁:オルセー美術館リニューアルプロジェクト | 青い日記帳 

    2009年よりリノベーションをスタートさせていた、パリ・オルセー美術館印象派、ポスト印象派ギャラリーがいよいよこの秋2011年10月20日にリニューアルオープンしました。 Musée d'Orsay, Paris http://www.musee-orsay.fr/ 昨年、国立新美術館で「オルセー美術館展」が観られたのも、この改装工事のおかげ。これまでは導線も悪く殺風景な展示スペースでしたが、リニューアル後の写真を拝見するとまるで別の美術館のような仕上がりに。 こちらが新装オルセー美術館展示室。 ↓ 威風堂々とした貫禄ある面持ちで、マネの「草上の昼」が中央にどっしりと腰を据え、来館者を待ち構えています。 壁紙の色もシックな色合いに変化し、リニューアル前の安っぽさは微塵も感じられないまさに異空間へと変貌を遂げています。印象派と謂えどももはやクラッシックの部類に入る絵画。これくらい落ち着きの

  • 第20回 カタロニア讃歌からエル・スールへ - 株式会社現代思潮新社

    第20回 2011年11月 カタロニア讃歌からエル・スールへ 鈴木創士 第1回「石井恭二という人」から第21回「最後のエドモン・ジャベス」は、鈴木創士著『サブ・ローザ』(2012年1月発刊)に収録いたしました。書をご覧ください。

    gauqui
    gauqui 2011/11/01
  • 街頭買春エントリへの追記:経済学+エスノグラフィーの複合技がこんなにすごいとは - macska dot org

    「レヴィット&ヴェンカテッシュの『街頭売春の経済学』報告」への追加パート2。同エントリのコメント欄でcrafty さんから簡単な質問があったのだけれど、それに関連して少し書き足したいことがあったのと、それ以外の部分で追加したいことがあったので、ここに載せておきます。もうちょっと言いたいことをまとめてからエントリ書けば良かったと思うけど、まぁ一つのエントリが長過ぎても読んでもらえないし、ちょうど良かったかな(現状で既に長過ぎという噂もあるけど)。 まず crafty さんの質問。 ピンプのステレオタイプといえばまず黒人、なのですがそれも間違ったイメージでしょうか? もちろん例外はあるけれど、米国におけるストリートピンプの大半は黒人男性と思って間違いではないです。移民が多数を占めるような地域とかでは、わたしが全然知らない事態が進行しているかもしれないけど。 映画の悪役的なイメージだと、ピンプは

  • macska dot org レヴィット&ヴェンカテッシュの「街頭売春の経済学」報告

    『ヤバい経済学』でも紹介された研究においてシカゴの麻薬ギャングのビジネスモデルを分析した経済学者スティーブン・レヴィットとスディール・ヴェンカテッシュ(数日前に『Gang Leader for a Day: A Rogue Sociologist Takes to the Streets』が発売されたけれどまだ手元に届いていないので未読)のコンビが、こんどは先週開かれた Allied Social Science Associations コンファレンスでシカゴにおける街頭売春の分析を発表した様子。面白いのでちょっと紹介しておく。 調査に使用したデータは、シカゴ警察による(売春者及び客双方の)逮捕・取り締まりの際の記録や公開情報と、シカゴの中でも街頭売春が多い二地区に売買春が起きている現場で研究者の助手がつけた記録を分析したものが中心。助手は邪魔にならないように街頭や売春宿に待機し、客が離

    macska dot org レヴィット&ヴェンカテッシュの「街頭売春の経済学」報告