ブラジル・アマパ州の先住民ワイアピの保護区にある集落の首長(2017年10月13日撮影、資料写真)。(c)Apu Gomes / AFP 【8月2日 AFP】ブラジル北部にあるアマゾン(Amazon)の熱帯雨林の奥地で、先住民の指導者が殺害されたとされる問題で、当局は7月31日、検視のため遺体が掘り起こされると発表した。この指導者の死をめぐっては、国際社会が強く非難している。 7月23日に川で遺体が見つかったのは、先住民ワイアピ(Waiapi)のエミラ・ワイアピ(Emyra Waiapi)首長。ワイアピの人々はアマパ(Amapa)州検事総長事務所に対し、遺体を調べる許可を与えたという。 同首長の死と、重武装した採掘業者らが村を荒らしたとする訴えについて捜査するため、警察が先月27日、ワイアピの人々が暮らす辺境地域に派遣されていた。 遺体掘り起こしの決定は、31日に州都マカパ(Macapa)