菅首相、「6人排除」事前に把握 杉田副長官が判断関与―学術会議問題 2020年10月12日22時04分 首相官邸に入る菅義偉首相=12日、東京・永田町 日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、菅義偉首相がこの6人の名前と選考から漏れた事実を事前に把握していたことが分かった。除外の判断に杉田和博官房副長官が関与していたことも判明した。関係者が12日、明らかにした。 官房副長官に側近坂井氏 補佐官は阿達氏ら―菅首相 首相は9日のインタビューで、会議側が提出した105人の推薦リストを「見ていない」と発言。99人のリストを見ただけだとして6人の排除に具体的に関与しなかったかのような説明をしたため、一連の経緯や理由、誰が判断したのかが焦点となっていた。首相が6人の除外を前もって知っていたプロセスが明らかになったことで、さらなる説明責任が求められる。 今回の人事を首相
任命問題で注目されている日本学術会議をめぐり、中国による科学者の招聘事業「千人計画」に「積極的に協力している」とブログに記していた自民党の甘利明・元経済再生担当相が表現を修正していたことがわかった。 甘利氏のブログは複数のメディアやまとめサイトが引用する「ソース」になっていたが、10月12日までに書き換えられたブログでは「間接的に協力しているように映ります」と表現を濁している。 この件をめぐっては、学術会議も組織としての「千人計画」への協力を明確に否定していたほか、加藤勝信官房長官も同日午前の会見で同様に否定した。 まず、経緯を振り返る 「日本学術会議は中国の千人計画に関わっている」という情報は、インターネット上で関連する言説で多く拡散していた。 「千人計画」とは、中国政府が各国の優秀な研究者を招致するために進めている事業だ。国家的プロジェクトとして2008年から始まり、外国人と国外の中国
ベラルーシ首都ミンスクで、警察ともみ合いになるデモ参加者ら(2020年10月11日撮影)。(c) STRINGER / AFP 【10月12日 AFP】ベラルーシの首都ミンスクでは、週末恒例の大規模デモが11日も行われ、警察は放水銃と閃光(せんこう)発音筒(スタングレネード)を使用してデモ隊を鎮圧し、参加者を多数拘束した。10日にアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が刑務所を訪れ、拘束下にある反体制派の活動家らと面会したことで変化への期待が生じていたが、当局の対応はこれまでのデモの中でも強硬なものとなった。 独立系ニュースサイトは、黒服の覆面警官や内務省の治安部隊、私服の男たちが大勢、小型バスでミンスクの抗議デモ現場に乗り付け、デモ隊に突進して参加者を地面に引き倒したり、警棒で殴ったりする映像を報じた。目撃者が撮影した動画だという。 救急隊が負傷者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く