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ブックマーク / science.srad.jp (32)

  • 地球外生命体が見つからないのはすでに絶滅しているから、という説 | スラド サイエンス

    NASAなどの天体観測により数多くの太陽系外惑星が発見されている。その中には地球と同じような岩石型惑星で生命の誕生に適した位置にあるものも見つかっていることから、研究者たちは地球外生命体の探索に熱心だ。しかし、オーストラリア国立大学の宇宙生物学者Aditya Chopra氏とCharley Lineweaver氏は、こうした惑星に生命体が存在するという考えには否定的であるようだ(astrobiologyWeb、The conversation、Slashdot)。 両氏によると、生命が誕生してもその多くは絶滅しているしている可能性が高いという。地球自体がそうであったように岩石型惑星の初期形成の工程は暴力的で不安定だ。液体の水と居住性と一定の表面温度を維持し、温室効果ガスやアルベドを調節する機能を持ち、生命の生存に適したゴルディロックス・ゾーンを持つ惑星ができあがる確率は非常に低い。約4億年

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    gazi4 2016/06/12
  • 佐賀県など、養殖フグの肝を全頭検査した上で食用にすることは認めるべきと主張 | スラド サイエンス

    毒性があるといわれているフグの肝を客に提供したとして大阪府のフグ料理店が摘発された(朝日新聞)。フグを飲店で提供するには原則として資格が必要になり(資格を持った調理師が処理した部位のみを調理して提供するケースであれば資格無しで許される場合もあり)、またフグの肉および皮、精巣(白子)以外の提供は品衛生法違反となる。しかし、最近では佐賀県や一部の養殖業者がフグの肝を用として供することを認めるよう主張しているそうだ(朝日新聞)。 佐賀県および養殖業者の主張は「特定の餌で養殖したフグの肝には毒性がない」というもの。ただし、ふぐ毒の研究を行っている長崎大の荒川教授によると、「養殖フグなら無毒とは言い切れない」という。そのため、肝の全頭検査を行い、毒が検出されなかったもののみを用とするという。 いっぽう、フグ料理店らの団体の「全国ふぐ連盟」は「絶対の安全はない」として解禁を反対しているという。

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    gazi4 2016/05/27
    フグに絵文字があることを初めて知った
  • レーザーによる核融合で投入した量以上のエネルギーを発生させることに成功 | スラド サイエンス

    米ローレンス・リバモア国立研究所にて、レーザーによって核融合反応を発生させる実験に成功したという。投入した燃料よりも大きいエネルギーを発生させることができ、核融合によるエネルギー生成の実用化に向けて大きな一歩になる模様(ウォール・ストリート・ジャーナル、日経新聞、Nature誌掲載論文)。 ただ、核融合反応を自律的に継続させるという段階にはまだまだ及ばず、実用化への未知は長いようだ。 なお、レーザー核融合は、日でも研究されており、例えば浜松ホトニクスなどが詳しい。新しくレーザー照射棟を建設-繰り返し核融合が可能などもあり、今後に期待。

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    gazi4 2014/02/18
  • 除草剤の有害性を発表した研究者、メーカーからさまざまな嫌がらせを受ける | スラド サイエンス

    米国で最も使用されている除草剤「アトラジン」がカエルの雌雄同体化を起こすことを発表したバークレー大学のTyrone Hayes教授に対し、このアトラジンを販売するシンジェンタ社が、さまざまな手段で教授への攻撃を行っていたことが話題になっている(slashdot、The New Yorker記事)。 Hayes教授が訴えるところによれば、カンファレンスで講演を行う際に見慣ぬ人につきまとわれたという。その人物は公演中にメモをとったりHayes教授が「まぬけ」だと思われるような質問を浴びせていたという。また、誰かに電子メールを読まれているのではないか、誰かが自分の評判を落とそうと攻撃を仕掛けているのではないかといった心配もあったそうだ。実際、Hayes教授を検索エンジンで検索すると、「Tyrone Hayesは信用できない」といった宣伝バナーが表示されていたという。 さらに、Hayes教授の研究

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    gazi4 2014/02/14
  • 3歳より前の記憶はいつ失われるのか | スラド サイエンス

    3歳より前の記憶まで遡れる人は少ないと言われているが、この3歳前の記憶というのはほぼ7歳あたりで思い出せなくなることが明らかになった(ScienceDaily)。 この研究では大人に子供の頃の記憶を辿らせるのではなく子供の自伝的記憶の形成およびその喪失の追跡を試みたとのことで、まず3歳児に最近あった出来事を話してもらい、それを5~9歳の時に再び思い出して話してもらうという追跡実験が行われた。 会話は例えば誕生日パーティや動物園へ行ったことなど最近経験した出来事についてであり、保護者にそれについて日常の会話と同じように質問してもらったとのこと。その際会話の主導権を子供に持たせた場合の方が成長しても記憶がより鮮明に残ることが分かったという。 これらの記憶を記録後、子供達を5つのグループに分けてそれぞれ5歳から9歳の間に1回だけこの出来事について再び尋ねたところ5~7歳の間はその出来事の63~7

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    gazi4 2014/02/03
  • 人間の脳とスーパーコンピュータを比較すると | スラド サイエンス

    人間の脳と同じくらいの性能を持つコンピュータはいつできるのか、というのは割と話題になる。しかし、今のコンピュータが人間の脳に換算してどれくらいの性能を持つか、ということは案外知られてない気がする。英『The Telegraph』がその辺を実際に検証してみたようだ(LifeHacker)。 世界で4番目にパワフルな日製スーパーコンピュータ「京」を使って17.3億のニューロンからなるネットワークの構築を試みるというシミュレーション調査をしてみたところ、人間の脳が1秒間に行う活動のわずか1パーセントをシミュレートするのに、40分もの時間を要したとのこと。コンピュータは人間の脳にはまだまだ及ばないようだ。 なお、1秒あたり1000兆回の浮動小数点演算を実行することができると人間の脳と同じくらいの性能を持つという試算があるらしい。インテルは2018年までにこのスペックを実現したいとしているが、一部

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    gazi4 2014/01/22
    昔、インテルCPUでPPCをシミュレートするプログラム作ってその上にMacOSのっけたのを展示したことがあったとか。それ思い出す。
  • 「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス

    神経科学者であるJames Fallon氏は、解剖学的特徴と精神病的傾向の関連性を見つけるべく何千もの脳PETスキャンを調べていたところ、偶然に自身の脳に精神病的な異常があることが分かったとのこと。たまたまアルツハイマーの研究も同時に行っていたため、自身と家族全員の脳スキャンも卓上に置いていたFallon氏は、共感や道徳、自制心を司る前頭葉及び側頭葉の活動が弱いことに気付いたのである(家/.、Smithsonian記事)。 また、遺伝子検査を行ったところ「攻撃的」「暴力的」「なかなか共感できない」などの高リスク遺伝子がすべて揃っていることも分かった。大きなショックを受けたものの、Fallon氏は自身が権力や他人を利用することでやる気を出していることを常に認識していたという。加えて、親戚筋に殺人を犯した者が7人もおり、その中には1892年に父親及び養母を殺した罪で逮捕されたLizzie B

    「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス
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    gazi4 2013/11/26
  • 薬剤耐性菌が野生動物にも広がる | スラド サイエンス

    米国では年間200万人以上が薬剤耐性菌による感染症にかかっているが、野生動物の間にも薬剤耐性菌が広がっているそうだ(論文アブストラクト、 Scientific Americanの記事、 Motherboardの記事、 家/.)。 研究者がマサチューセッツ、カンザス、ニューヨーク、カリフォルニアの4州でカラスの糞を調査したところ、カリフォルニアを除く3つの州で薬剤耐性菌が見つかったという。病院や畜産物の生産における抗生物質の乱用が薬剤耐性菌の原因とされているが、これにより野生動物にも薬剤耐性菌が広がっていることが確認できたとしている。カラスだけでなく、薬剤耐性菌はカモメやハエ、ガ、キツネ、カエル、サメ、クジラなどからも見つかっている。また、カリフォルニアとワシントンの沿岸で採取した砂と水のサンプルからも薬剤耐性菌が検出されたそうだ。こうした野生動物の持つ薬剤耐性菌が人間の健康に与える影響に

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    gazi4 2013/11/09
  • 人間は部位ごとに加齢の進み方が異なる | スラッシュドット・ジャパン サイエンス

    女性の胸の組織は他の部分よりも加齢が速く進むことが研究で明らかになったそうだ(論文要旨、GIZMODO)。 加齢と共に我々のDNAはわずかに変化していくが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが加齢に伴うDNAのメチル化を調べたところ、部位によって加齢の進み方が異なることが明らかになったという。 研究では胎児から101歳までの被験者の、51種類に渡る7,844の健康な組織を調べたとのこと。これらの組織において加齢によりメチル化が進むとされている353のゲノム領域を比較したところ、心臓の組織は男女ともに実年齢よりも平均9歳若かったが、女性の胸の組織は実年齢よりも平均2〜3歳加齢が進んでいたという。 この調査技術は血液にも利用でき、例えば殺人現場に残された犯人の血からその実年齢を推定することも可能だそうだ。

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    gazi4 2013/10/31
  • 情報が伝わらない人は必ず存在する | スラド サイエンス

    ネットワーク理論研究者が、インターネットを通じた情報伝達のシミュレーションにより、どのように情報が伝わっていくかを調べたそうだ。その結果、どのような場合でも「情報が伝わらない個人やクラスタ(集団)が存在する」ことが発見できたという(家/.、The Physics arXiv Blog)。 シミュレーションでは、感染病の拡散と同様のモデルを使用したそうなのだが、感染病の拡散では病原菌を保持している人に接触した人は全て病気に感染するいっぽう、情報の拡散では接触した相手全員に情報を伝えるのが困難である。その結果、情報が伝達されない人や集団が現れる模様だ。研究ではこれを「dark corner」と呼んでいる。どのようにすればdark cornerに情報を伝えられるのか、またどうやってこのdark cornerが形成されるかなどは今後興味深い研究テーマとなりそうである。

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    gazi4 2013/10/30
    cornerって何じゃみたいな話が。cornerstone=道標と関係あるんだろうか。それとも部屋の四隅に埃が溜まる話か/画像検索で把握。
  • 睡眠時、脳では代謝老廃物を洗い流している | スラド サイエンス

    人間が人生の3分の1を睡眠に費やさねばならない理由について、これまでも科学者の間で様々な議論がなされてきているが、Rochester大学の研究チームが睡眠の新たな働きを解明することに成功した。これによれば、人は寝ている間に「脳の代謝老廃物を洗い流している」とのこと(Science、家/.記事)。 マウスを使って、脳脊髄液の量を調節する神経膠細胞の働きを調べた。脳脊髄液 はマウスが寝ている時には60%も増えたが、しっぽを触るなどして起こすと脳を流れる脊髄液の量が減ったとのこと。また、アルツハイマーの原因と考えられているベータアミロイドを脳に注入したところ、睡眠時には覚醒時の2倍の速さで脳脊髄液によって毒性をもつ老廃物が除去されたのだそうだ。 脳から代謝老廃物を取り除くのには膨大なエネルギーを要するため、神経細胞が活発に活動している最中は除去を行うことはできないのだろうとのこと。

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    gazi4 2013/10/22
  • 「サプリメントを摂取すれば病気にならない」という話を最初に主張した男 | スラド サイエンス

    ビタミンCを摂取すれば風邪になりづらいと信じる人が大勢いるらしいが、多くの人がサプリメントに頼るようになったのに多大なる影響を与えた男性がいる(Atlantic記事)。 その男性とは、ノーベル賞を2度(化学賞と平和賞)受賞しているライナス・ポーリング氏。氏は1970年に出版した「Vitamin C and the Common Cold」内で、風邪予防として1日に3000ミリグラム(通常の摂取推奨量の50倍に値する)のビタミンCを接収することを推奨していた(家/.記事)。 同書の影響により、米国内ではビタミン剤の販売量は2倍、4倍にと一気に増えた。氏はまた1977年に、ビタミンCの摂取により癌死が75%まで減ると予測しており、他栄養素のサプリメントを摂取することで更なる効果が得られるとしていた。更に、米国人の寿命は100から110歳、そしてゆくゆくは150歳まで延びるとも予測していた。

    「サプリメントを摂取すれば病気にならない」という話を最初に主張した男 | スラド サイエンス
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    gazi4 2013/07/24
    このコメ見習いたい【自分も全然知りませんでした。「こんなの常識」っていうのがギャグだと思ったくらいです】