「なぜロシアはここまでひどいことをするのか?」 多くの人が抱く疑問に答える1つの手がかりになるかもしれません。 ウクライナで次々と明るみとなる目を覆わんばかりの遺体。 病院や避難施設さえも標的にし、市民の犠牲をかえりみない攻撃の手法は、ロシアの“プレイブック”とも呼ばれます。「戦い方」と訳される“プレイブック”とは、どのようなものなのでしょうか? これまでも繰り返されてきた惨状を知る人たちの証言からひもときます。 “プレイブック”って何? ▽病院や学校など、公共施設への無差別な空爆や砲撃 ▽アパートなど市民の住宅の徹底的な破壊 ▽都市を包囲してからのミサイル攻撃 ▽食料や水、医薬品の供給を断つ兵糧攻め ▽「人道回廊」(避難ルート)を設けつつも続く攻撃 これらはいずれも「最大の激戦地」とされる東部マリウポリで起きていることです。 市民の犠牲をかえりみないロシア軍の軍事作戦です。 マリウポリの