鳥取県は22日、新型コロナウイルス流行の影響でマスクが手に入りにくくなっているとして、確実に購入できる券の配布を検討していると明らかにした。県と提携したスーパーに持って行くとマスクが買える仕組みで、5月中にも開始する。 県が各家庭に1枚マスク券を配布。スーパーではマスク10~20枚を仕入れ価格で買える。県内の流通業者が海外などからマスクを仕入れる予定で、余れば県が買い取る。委託料や印刷代など関連予算3500万円を4月補正予算に計上する。 平井伸治知事は「大規模な量にはならないかもしれないが、並ばなくても買える機会をつくる必要がある」と話した。