ニューヨーク(CNNMoney) 自動車大手のクライスラーは24日、ハッキングにより遠隔操作される恐れがある車両140万台について、リコール(回収・無償修理)を発表した。 クライスラーのいくつかの車種に脆弱(ぜいじゃく)性が見つかり、ハッカーによってブレーキやエンジンなどを遠隔操作される恐れがある。 同社は21日に脆弱性の存在を発表し、ソフトウエアの更新プログラムをできるだけ早くインストールするように顧客に呼びかけていた。23日にはネットワークを更新し、顧客やディーラーが作業することなく遠隔操作を防げるとしていたが、24日、正式なリコールに踏み切った。 リコールにより、ネットワークレベルの対策とは別のセキュリティー対策が提供されるとしているが、その詳細は不明。またリコールでは顧客にUSBメモリーが提供され、車に挿入することでソフトウエアが更新できるという。 リコール対象の車種は2014、1
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