デンマーク・ネストベズ近郊のミンク農場でおりに入れられたミンク(2020年11月6日撮影、資料写真)。(c)Mads Claus Rasmussen / Ritzau Scanpix / AFP 【3月6日 AFP】デンマーク環境保護庁は5日、新型コロナウイルスの変異株対策で殺処分され、性急に埋められたミンクの死骸が、環境汚染を引き起こしていると発表した。 同庁は環境の予備調査結果を公表し、「ミンクを埋めた穴の下から、死骸から出た成分が検出された。(中略)汚染物質を集めて浄化する最初の措置が取られている」と発表した。現時点で飲料水が汚染される危険性はなく、ミンクを埋めた穴の下の地下水はくみ上げて消毒するという。 ミンクは、同国西部の2か所に埋められている。その1か所では32の穴のうち3つで、もう1か所では26の穴のうち1つで汚染の兆候がみられた。汚染の主要因はアンモニアと過剰な窒素だった。
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