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ReViewとあとで読むに関するgentoのブックマーク (1)

  • 『警察の誕生』 書評 本のキュレータ 勉強会 - HONZ

    近代以前、国家運営のコストは極めて抑えられていた。もちろん警察も例外ではなく、末端警察官は薄給にあえぎ、膨大な仕事に翻弄されていたという。 書は、和洋を問わず、まずはそんな警察官たちの実態が語られる。江戸時代、薄給の下級官吏たる同心は、膨大な業務をこなすため、時代劇でおなじみの「目明し」や「岡っ引き」を雇う。薄給の同心が払える額はたかが知れているので、「目明かし」たちはほぼ無給、じゃあなんで稼いでいたか、というと、犯罪被害者から「引き合いをつけて抜く」。被害者として奉行所に出向くと様々な事務手続きやら経費やらが生じる。盗まれた上、手間と出費を強いられるのはたまらないので、目明かしに「袖の下」を渡し、見逃してもらうのだ。「目明かし」せっせと盗人を捕まえ、江戸市民たちから「抜き」まくって稼ぐ。当然、蛇蝎のごとく嫌われていたという。 中世ウィーンも似たようなもので、ウィーン市警備隊の面々は薄給

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