11日、入場無料 1980年以前に放送されたテレビ番組の脚本・台本約2万7000冊が、4月中旬から、国立国会図書館で公開されることになった。 これを記念して、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムは11日午後1時半から、シンポジウム「脚本アーカイブズ一般公開へ向けて――『アーカイブの現在と未来』」を開催する。 第1部では、上滝徹也・日大名誉教授が「脚本文化を子どもたちへ」、福井健策弁護士が「アーカイブ公開に関わる法的諸問題と解決の方向性」と題し、講演する。 第2部のパネルディスカッションでは、吉見俊哉・東大教授を司会に、岡室美奈子・早大演劇博物館長、重村一・ニッポン放送会長、NHKエンタープライズの西村与志木エグゼクティブ・プロデューサー、福井弁護士が、「脚本アーカイブの未来に向けた方向性」というテーマで討論する。 会場は東大本郷キャンパス内にある情報学環・福武ホール(東京都文京区本郷)。