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ブックマーク / blog.tinect.jp (78)

  • 「事実」と「意見」をキッチリ区別したいなら「主語を意識せよ」と、私は出版社で教わった。

    もう随分昔の話なんですが、とある出版社さんにお世話になって、ゴーストライターっぽい仕事をやっていた時期がありました。 ゴーストライターといっても 「芸能人や有名人の代わりに単著を書く」というような華々しい仕事をしたことは一回もなく、 単に「誰かが、何かの事情で予定通り書けなくなった時、穴埋めに何か急いで書く」 というのが主要な役割だったのでそう呼ばれていただけなのですが、書くだけならとにかく色々書きました。 行ったことがない場所の旅行記を書いたことも、連載ものの時代小説の途中一回だけを書いたこともありました。 連載もの小説の途中だけを書くというのは自分でも割と面白く、書きながら 「これ、俺が登場人物全員切腹させたら来週どうなるんだろうなー」 とかよく妄想してました。まあ普通に考えて、それ実際にやったらめっちゃ怒られてボツになるだけでしょうけど。 ちなみにこの時は、プロットすら何も渡されてい

    「事実」と「意見」をキッチリ区別したいなら「主語を意識せよ」と、私は出版社で教わった。
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    gidooom 2020/01/08
  • テレビは本当に終わってしまったのかもしれない。

    NHKの大河ドラマが、史上最低の視聴率を記録したというニュースを見た。 大河史上最低視聴率で“完走”の「いだてん」…最後の最後に漏れたNHK制作トップの音 リアルタイム視聴率という数字だけを見れば、「史上最低の大河」と言われてもしようがない結果。18日、東京・渋谷のNHKで行われた同局の編成・制作の総責任者・木田幸紀放送総局長の定例会見でも「いだてん」に関する質問が当然のように集中した。 これだけを見ると、どんなにひどい番組だったのか……と思ってしまうが、どうやらそうでもないらしい。 ネットで特にこき下ろされているイメージはない。 「おもしろい…実に、おもしろい!」 #いだてん はほんとにほんとに、おもしろいよ!!! 1年、こんなにおもしろいものを見せてくれてありがとう!!! — さとひ(渡辺裕子) (@satohi11) December 21, 2019 楽しく見ている人は見ているし

    テレビは本当に終わってしまったのかもしれない。
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    gidooom 2019/12/25
  • 人の社会性は、SFに出てくる「バリア」と同じで、形も耐久性も様々。

    社会性 パリンと割れて 是非も無し 学校や会社でコミュニケーションをとる能力や、年齢相応の振る舞いをやってのけて社会的場面を上手にこなす能力といったものを、ひとまとめに「社会性」と呼ぶことがある。 場にふさわしい行動をとれる人は「社会性があり」、場にふさわしくない行動に終始してしまいがちな人は「社会性が乏しい」とされる。 社会性は、ときどきパリンと音を立てて割れることがある。 社会性がパリンと割れてしまうと、人は、ホームルームの時間に「うああああああああぁぁぁぁ……!!」と奇声をあげてしまったり、無断欠勤をして離島に旅立ったり、ショッピングモールの中心でクレーマーと化し店長を呼び出される羽目になったりする。 50代男性が水商売の女性に人生を持っていかれる瞬間も、学校教師が教え子に手を出してしまう瞬間も、たぶん、社会性がバキバキに割れてしまっているのだと思う。 社会性という、社会のなかで期待

    人の社会性は、SFに出てくる「バリア」と同じで、形も耐久性も様々。
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    gidooom 2019/12/24
  • 「部下の自主性」は、当てにならないし、当てにすべきでもない。

    管理職は人を使うのが仕事だ。 ただ、誰もが人をうまく使えるわけではない。 「人を使う訓練」を受けたことのある人は極めて少数のため、その成果は個人の素養に大きく依存している。 したがって、管理職の悩みが「的はずれ」であることが頻繁に見受けられる。 そのうちの一つが「部下に自主性がない」、または「部下が自走しない」という悩みだ。 * 以前、「どうも部下が、自主的に動かないんですよね。そう言う人って、どうすればいいですかね?」という相談を受けたことがある。 彼は管理職になって2年目、現場での成果が認められて抜擢された若手管理職だ。 だが、この手の主観的な悩みは扱いが非常に難しい。 「自主的」という言葉が何を意味しているのか、人によって相当異なるからだ。 この場合、何を持って「自主的ではない」と彼が考えているのか確認をする必要がある。 私は尋ねた。 「自主的に……と申しますと?「自主的」かどうかに

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    gidooom 2019/11/25
  • 人生は、成功するよりも、成功したあと破綻させない方がよほど難しい

    このは18歳の米国の学生が、ウォーレン・バフェットやらビル・ゲイツといった著名人達に「人生の成功の秘訣」をインタビューし、それを一冊のにまとめるというミッションに挑むものである。 彼は色々と試行錯誤してこのミッションに打ち込み、その過程で様々な人と出会った結果、19歳でベンチャーキャピタリストとなり、27歳でフォーブス誌の「30歳未満の最も優れた30人」に選出されるにまで至った。 たかだが19歳の若者が、普通の人なら絶対にたどり着けないような経済的成功を何故おさめられたのか。 その秘訣は正攻法(ファーストドア)で頑張るのではなく、裏道(サードドア)を開けというわけである。 こう書くと実にアメリカンな人生サクセスストーリーっぽいが、その過程は結構土臭く、読中の印象はこれとは随分と異なる。 ノンフィクションとしても結構読み応えがあるので、興味がある人は手にとってみるといいだろう。 僕がこの

    人生は、成功するよりも、成功したあと破綻させない方がよほど難しい
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    gidooom 2019/11/20
  • 営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。

    先週の話なんですが、ドワンゴさんに絡んで、三つ程記事を拝読しました。 退職しました 2019/10/31 を持って8年間勤めてきたドワンゴを退職しました。 ドワンゴ退職エントリの旬は過ぎているよう気もしますし、こんな何年も放置していたブログで今更何をと思わなくもないですが、なんとなく自分の気持ちの整理もかねて適当に綴ってみようと思います。 現職エントリ 自分の仕事やチームが好きなので、私は楽しく働いてるよーって伝えたくて書いてみます。 退職エントリを書くのは自由なのかも知れないし、書いた人の率直な気持ちだから全くもちろん良いわけなのですが、私みたいに心の弱いヤツは読んだらめちゃくちゃズーン😢てなっちゃうので。 ドワンゴ現職エントリ(別の視点から) 昨日からのドワンゴ退職エントリからの現職エントリの流れに思うところがあり書かせてきただく。 はじめに断っておくが、私は件の現職エントリで言う所

    営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。
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    gidooom 2019/11/13
    「エンジニアリング組織論への招待」でもこういった内容書かれてたなぁ
  • なぜ経験を重ねると、人に優しくなれるのか。

    優しさについて考えるきっかけとなったのは、ある施設の話題だった。 その施設は、トイレットペーパーや布団のシーツといった備品を利用者が補充している。 利用者が補充するといってもやることはとても簡単で、「もうすぐなくなります」と施設側に伝えるだけでいい。 そうすればあとは施設側が手配してくれるので、最初の一声だけ利用者が発信すればいいという仕組みになっている。 ただこれがあまりうまく機能していないらしい。 というのも、利用者がもうすぐなくなるアラートを出すのは自分のためではなく、次に利用する別の誰かのためだからだ。 自分が楽しんでいるときに、次の利用者のことを思って備品の数を見る人はほとんどいない。 ある利用者は「自分が『さあ寝よう』と布団を敷こうとしたときに初めて『シーツがない』と気づく。その絶望感を一度体験すると、次使う人のために必ず残りのシーツの枚数をチェックしようと思える。 だがその経

    なぜ経験を重ねると、人に優しくなれるのか。
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    gidooom 2019/11/03
  • 素晴らしいことに、任天堂の岩田聡さんは「人間を説得して動かすのも、プログラミングと同じこと」と考えていた。

    任天堂の社長だった岩田聡さんが、55歳の若さで亡くなられたのは、2015年7月11日のことでした。 僕はファミコン時代から、岩田さんが作った『ゴルフ』や『バルーンファイト』『ピンボール』に夢中になっていましたし、HAL研究所という小さな会社から、抜擢されて任天堂の社長になった岩田さんのサクセスストーリーと、そんな凄い人であったにもかかわらず、いつも静かに微笑んでいる姿に親しみと憧れを抱いていたのです。 こんなリーダーの元で働くことができたらいいのになあ、あるいは、自分自身も、岩田さんのような人に少しでも近づきたいなあ、って。 『岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日刊イトイ新聞・編/ほぼ日ブックス)は、岩田さんの言葉や、岩田さんをよく知っている人たちが、岩田さんについて語ったことを集めたです。 岩田さんは、糸井重里さんと長年親しくされていました。 糸井さんたちがつくってい

    素晴らしいことに、任天堂の岩田聡さんは「人間を説得して動かすのも、プログラミングと同じこと」と考えていた。
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    gidooom 2019/10/28
  • 「IQ」ではなく「コミュニケーション能力」こそ、真の意味での知的能力なのかもしれない。

    企業が採用において、最も重要視する能力の一つが、「コミュニケーション能力」であることは、議論の余地がないだろう。 大阪大学教授の川嶋氏は「産業構造の変化」と「グローバリゼーション」がその根底にあるという。 企業が採用で最重視するコミュ能力 若者の理解とはズレ 経団連による企業アンケートでは、新卒採用で「選考に重視した点」のトップは2017年まで15年連続で「コミュニケーション能力」です。「主体性」や「チャレンジ精神」「協調性」より重視されているのです。 (朝日新聞) しかし、こういった記事をみるにつけ、私はいつも 「コミュニケーション能力とは一体何か?」 と、疑問に思わざるを得ない。 上の朝日新聞の記事にもあるが、「コミュニケーション能力」という言葉は、使いやすいが、その定義は難しい。 川嶋氏も「誤解されている」と述べている。 日では、「コミュ力」という省略語で若者の間で日常用語化し、

    「IQ」ではなく「コミュニケーション能力」こそ、真の意味での知的能力なのかもしれない。
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    gidooom 2019/10/23
  • 「上から目線」の理由を知ったら、それが気にならなくなったという話。

    「上から目線」という言葉が使われだしてから、どれくらい経っただろう。 確か、私の子供の頃は、そんな言葉はなかった。 おそらく社会人くらいから、徐々にそんな言葉を聞く機会が増えた気がする。 それ以来「上から目線」の経営者や芸能人の発言が炎上するのをよく見かけるが、 もはや現在ではこの「上から目線」の人は、かなりの「悪者」として扱われているような気がする。 「憎まれている」と言っても良いくらいだ。 「日人は理解できないくせに世間の空気だけでジョーカー絶賛してるだけでしょ?」 っていうツイートを見かけた。 いつも思うのですが「俺はこの映画わかってる」という感じで上から目線で他人の感想ツイートを否定するのはほんとよくないです。 リアルでいたら一緒に映画観たくないです。 — みねさん(ひーくん)@映画垢 (@inpakuto12345) 2019年10月5日 他人に嫌われやすい人の特徴 ・褒め方が

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    gidooom 2019/10/17
  • 現代においては「嫌な仕事はしない」は圧倒的に正しい。

    新卒のとき、「嫌な仕事でも我慢して引き受けたほうが良い」というアドバイスを貰ったことがある。 「なぜですか?」と聞くと、その方は「社内の信用とスキルを得るため、嫌な仕事でも我慢して引き受けるべき。」といった。 その3年後。 私は別の方から、「私は嫌な仕事は絶対に引き受けない。」という、真逆の話をいただいた。 同じように「なぜですか?」と聞くと、「やりたくないことを無理やりやっても、パフォーマンスは出ない」といった。 さて、一体どちらの言い分が正しいのだろうか。 当時の私に結論を出すことはできなかった。 ***** まず事実として、パフォーマンスと内発的動機(外部からの強制や報酬ではなく、自らやりたいと思うかどうか)には関係がある。 これは実験によって確かめられた、科学的事実だ。 例えば内発的動機づけを研究している、カーネギーメロン大のエドワード・L・デシは、著書の中で次のように述べる。 他

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    gidooom 2019/10/16
  • 一体、日本人のだれが貧困で、だれを優先的に助けるべきなのか。

    少し前から、貧困に関する記事を頻繁に目にするようになった。 日アメリカ貧困は、どこが同じでどこが違うのか <日アメリカと同様に先進国の中では相対的貧困率が高く、再分配がうまく行っていないという論説がアメリカで話題になっている>https://t.co/ivo2cFdHtX — ニューズウィーク日版 (@Newsweek_JAPAN) August 4, 2019 現代の若者が自己肯定感が下がった理由、色々な要因があるんだろうけど、1番は単純に「格差が拡大して相対的貧困により自尊心が傷つく貧乏人間が増えたから」だと確信してるんだよな。特に実家の太さ格差は、そのまんま子供の自己肯定感格差に結びついてしまうわけでな。https://t.co/gvsaTjKBOv pic.twitter.com/oM4MMcBoZV — rei (@rei10830349) July 19, 2019

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    gidooom 2019/10/16
  • この世は「試す」を習慣化するだけで、巨大なアドバンテージが得られる。

    ネットの記事、SNSの投稿で私が好きなのが、「試してみた」「やってみた」系だ。 具体的には、この手のコンテンツで老舗なのはロケットニュースだろう。 書きました! ザオリク‼︎ ザオリクッッ‼︎ →【検証】ごく稀に生き返るらしい「冷凍どじょう」は当に生き返るのか? 39匹で試してみたらこうなった https://t.co/G7rAHERMIh @RocketNews24より — P.K.サンジュン@ロケットニュース24 (@sanjun27) September 13, 2016 最近では、メディアではなく、個人の「試してみた」も面白い。 容易に発信ができるようになったことの恩恵だ。 シンガポールのホテルの朝来たら、全自動オムレツマシーンがあったので一つ試してみた。自分で具材を選んで、皿を置いてボタンを押すと最後までオムレツを作ってくれた。ロボットよ、人間から仕事を奪うな🥚🤖🍳 p

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    gidooom 2019/10/07
  • 50歳以上しか採用しない会社の社長が言った、「人生の変え方」

    1週間ほど前に、おもしろいツイートが回ってきた。 これほどまでに人々を陰な気持ちに陥らせる画像が、今まであっただろうか pic.twitter.com/Av9LNVkdRi — さい (@saiculture) 2015, 1月 10 受験勉強を始める子供に見せる画像(当なのだろうか?)のようだが、よく出来ているな、と感じる。「子供の頃から勉強して、いい学校に入って、良い企業に就職すると、一生安泰だよ」というメッセージを伝えているのだろう。 さて、この画像の中で注目したいのが40歳の「もうここからは人生は変えられない」という一言だ。これを読んで、ある方の話を思い出したので、それを書こうと思う。 私は以前、殆どの社員が50歳以上、という会社に訪問したことがある。社長はすでに65歳を超えており、役員も軒並み60歳以上、普段はむしろ20代、30代の方々が多くを占める企業ばかりに訪問していた私

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    gidooom 2019/10/02
  • 「大して褒められもしない、名もなき仕事」を黙々とする人は、エラい。

    5万件のリツイート、13万件の「いいね」を獲得した、以下のツイート。 育休を4ヶ月取得して感じたこと ・授乳以外は男性もできる ・子ども慣れしてないは甘え ・子育ては2人でやってちょうどいい ・名もなき家事多すぎ ・育児での凡ミスは死に直結 ・24時間、緊張状態が続く ・会話できる大人は命綱 ・職場の方が落ち着く ・仕事の方が楽 ・仕事の方が楽 ・仕事の方が楽 — 梅田悟司/『名もなき家事に名前をつけた』9/17発売! (@3104_umeda) April 11, 2019 ジョージア「世界は誰かの仕事でできている」や、タウンワーク「バイトするならタウンワーク」などのコピーで有名な、元電通の梅田悟司氏のツイートだ。 私も含めて、多くの方の共感を呼んだのだろう。 思い当たることだらけで、子育て、及び家事に関しての卓越した言語化だと感じる。 さて、その梅田氏が先日上梓された『名もなき家事に名

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    gidooom 2019/09/24
  • 全員がクリエイティブな仕事をすることが可能か、と言われれば、おそらく可能である。

    先日、希望退職に応じなかった東芝の社員が「単純作業」を割り当てられ、それに対して「追い出し部屋である」との反発があるとの報道があった。 東芝系社員、退職拒み単純作業 「追い出し部屋」と反発 東芝が100%出資する主要子会社にこの春、新しい部署ができた。 そこには希望退職に応じなかった社員らが集められ、社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を命じられている。 東芝は「適切な再配置先が決まるまでの一時的措置」だと説明するが、社員からは「退職を促す追い出し部屋だ」との反発が出ている。 (朝日新聞) もちろん、嫌がらせの可能性もある。 だが実際に、彼らができる「事務仕事」は、もはや社内にはないのかもしれない。 多くの事務などの定形業務は、機械化されるか、アウトソースされるかのどちらかだからだ。 結果的に、企業内で残る業務は「肉体労働」しかない。 だが、ホワイトカラーとして何十年も仕事をしてきた人か

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    gidooom 2019/09/17
  • 仕事ができたあの人は、とことん腹黒かった。

    少し前、こんなツイートを見た。 以前も言いましたが「出過ぎた杭は打たれない」と考えるより 『誰も打ちたがらない杭になる』のが一番良いと思います 例えば会社で利己的な欲求を排除し「会社への貢献」を念頭に行動している人は周りが応援するしその人を打とうとする人のことも制する 目指すなら『誰も打ちたがらない杭』一択です — マルコ👔 (@marco_biz_man) August 17, 2019 「利己的な欲求を排除し、会社への貢献を念頭に行動する」は、経営者や管理職がいかにも好みそうな話だし、なんとなく「いい話」っぽいのだが、実務的には、私は少し異なった考え方を持っている。 * 私が駆け出しのコンサルタントだった頃。 ようやく現場のプロジェクトを仕切らせてもらうほどの経験を積んだときのことだ。 そのプロジェクトは、業務プロセスに関するもので、業務フローの作成が必要だったので、私はクライアント

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    gidooom 2019/09/17
  • 実績を見ても、その人の実力はあまりわからない。

    様々な会社で採用の仕事をしていると「わかりやすい実績のある人」に出会う。例えば、こんな具合である。 ・(大手企業)でNo.1営業マンだった。 ・(大きなwebサービス)のマーケティングをやっていた ・(有名スタートアップ)のコアメンバーだった だが、当に彼らは「実力者」なのだろうか。即採用すべき人物なのだろうか。 認知心理学者であり、ノーベル賞受賞したことでで知られるダニエル・カーネマンは著書※1の中で、 多くの人は信じたくないかもしれないが、統計的には「成果が出るかどうかは、実力よりも運の要素が遥かに大きい」 と述べている。 一般的に、成功者の言う「こうして成功した」は再現性がなく、それほどアテににならない。 ※1 また、こんな研究もある。 カリフォルニア大学デイビス校の心理学者、ディーン・サイモントンは彼は「ある科学者が成功した論文を発表した後、論文の質は上がっているのか?」を検証し

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    gidooom 2019/09/15
  • 非モテが苦しいのは、生殖に成功した者だけが子孫を残してきたから

    モテないのは、マジで苦しい。 だが、正しい恋愛のやり方は当に誰も教えてくれない。偏差値を上げる方法はあんなにも系統だっているのに、自由恋愛に関してはそれこそ屋に山のようにが積まれているにも関わらず、誰一人としてこの世に真理を語ってくれない。 先月、Books&Apps には上のような記事がアップロードされていました。 モテないのはマジで苦しい──わかる。 自由恋愛非モテにはクソゲー──わかるわかる。 共感させられるお話で、男女関係の苦しみに思いを馳せずにいられませんでした。 と同時に「どうして人間は、男女関係でこんなに苦しまずにはいられないのだろう?」と考えたそばから、「なぜなら、人間が有性生殖する動物だからだ」という答えが脳内の生物学の棚から返ってきて、オスとメスで配偶する動物としての人間を思い出したくなったので書きます。 非モテが苦しいのは、生殖に成功した者だけが子孫を残してき

    非モテが苦しいのは、生殖に成功した者だけが子孫を残してきたから
    gidooom
    gidooom 2019/09/15
  • 頭を鍛えるための方法について

    すぐに頭の良くなる方法、ありませんか? そう聞かれたら、どう答えるだろうか。 もちろん、ちょっと考えれば「そんなものはない」と言う人が大半だろう。 頭の良さは、スポーツ選手のパフォーマンスと等しく、才能と努力によって得るものであり、インスタントに得られるものではない。 だから、「すぐに頭の良くなる方法、教えますよ」と言われたら、その人は悪意を持っている人と思っても良いくらいだ。 だが「頭の良くなる方法はない」というのもまた間違いであって、適切なトレーニングと、ある程度の時間さえかければ、スポーツと同じようにそれなりの結果を出すことができるようになる。 頭を鍛えるのは楽しい 一般的に「学校における勉強の記憶」が残っているためか、「頭を鍛える」という行為に対しては偏見も多い。 ・おもしろくない ・つらい ・くるしい 頭を鍛える、と言われて、そういったイメージを持つ人も多いのではないだろうか。

    頭を鍛えるための方法について
    gidooom
    gidooom 2019/09/15
    “良い文章を書きたければ、本を読み、ブログを読み、ニュースを読み、とにかく膨大なインプットをし、さらに自らの中でそれらを醸成し、整理し、規則性を発見し、それをアウトプットして確かめる。”