印刷 関連トピックス東京電力東芝原子力発電所 東京電力は22日、福島第一原発の高濃度の放射能汚染水を浄化する施設で、新たに導入した東芝製の装置「サリー」から毎時約3シーベルトという高い放射線量が観測されたため、部品交換できずに処理が停止していると発表した。 東電によると、サリーは18日に運転を始め、22日朝からセシウムを吸着する部品を初めて取りかえる作業を行っていた際、配管の一部で高い放射線を観測した。線量を下げないと部品が交換できないため、東電は水で配管内の放射性物質を洗い流そうとしているという。(小堀龍之) 関連リンク福島第一、新たに淡水化装置2台運転 処理能力増強へ(8/21)サリー加わり汚染水処理能力1.4倍に 福島第一原発(8/20)汚染水浄化サリー、効果想定下回る セシウム5万分の1(8/20)