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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (19)

  • 逃げるゴキブリが目の前から消えるところにヒントを得たロボット - 蝉コロン

    科学, 動物論文:Rapid Inversion: Running Animals and Robots Swing like a Pendulum under Ledges PLoS ONE 7(6): e38003. doi:10.1371/journal.pone.0038003 http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0038003 飛び込み台みたいな板の上を走って行って、そのまま落ちるのかと思いきや、板に後ろ足を引っ掛けて裏っかわへギュイ〜ンと回って去っていく。この全く速度を緩めずに方向転換するワザに捕者(人間)は「あ、消えた!」と思うわけです。 なんかこう、ゴキブリは脚の動きが宙を掻いているようですがヤモリは前肢止まってワー!ってなってますね。どちらも何事もなかったかのように裏を走っ

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    gimonfu_usr 2012/06/13
    板の裏表を連続して伝い走る。/ロボット
  • DNAを介さずに100世代以上に渡って遺伝する獲得形質 - 蝉コロン

    科学近年、獲得形質の遺伝の事例がいくつか報告されているのですけれども、その影響はせいぜい数世代(もしくは次世代しか確認してない)だったと思います。最近のNatureハイライト:長寿のエピジェネティックな遺伝(要会員登録かも)では3世代だそうです。クロマチンの変化が初期化しきれないというのは、なんかiPS細胞に元の細胞のエピジェネな痕跡が見つかるようなもので、凄いんだか凄くないんだかはお話の作り方次第じゃないかなとも思うのですが、まあそれは置いといて。 今回紹介する論文は少なくとも100世代は遺伝する獲得形質についてです。筆者らもOur results therefore support the Lamarckian concept of the inheritance of an acquired trait.と言ってます。一体どういうことなのでしょうか、詳細は続きを読むから。 線虫とRN

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    gimonfu_usr 2011/12/21
    DNA
  • ダチョウの大事なところがオッキする仕組みが明らかになる - 蝉コロン

    動物ご想像どおりのあの話なので引き返すなら今のうちです。それにしても各紙報じ過ぎだな。 Mystery of the male ostrich’s erection solved - life - 14 December 2011 - New Scientist BBC Nature - Bloodless erections for big birds, say researchers Ostrich Penis Clears Up Evolutionary Mystery: Scientific American Ostrich penis clears up evolutionary mystery : Nature News & Comment LとRで大違いとして名高いerection。当選ではありません。 論文:The erection mechanism of the rat

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    gimonfu_usr 2011/12/16
    リンパは外敵を撃退する
  • 新種のジャンピングゴキブリがジャンプする動画 - 蝉コロン

    動物ジャンピングゴキブリ!この動画を見よ。イヤッッホォォォオオォオウ!と跳んでいる。バッタのようなゴキブリ。ゴキブリのバッタ物である。こいつは2006年に南アフリカで発見された新種で学名Saltoblattella montistabularis、あだ名がLeaproachだ。ゴキをかける少女。 動画はそのジャンピングぶりをハイスピードカメラで解析した論文の。タイトルがダイレクト過ぎるんだけどA cockroach that jumps 。なんかエネルギー消費がどうとか調べている。このバッタみたいな後ろ足でピョンピョンと移動するみたい。体長の48倍くらいの距離を跳べる。35cmだって。体長が?いや跳ぶ距離が。 幸いにもケープタウンのテーブルマウンテンででしか見つかっていないらしい。だがまだ見ぬ新種のジャンピングゴキブリが、いつ何時あなたの背後に忍び寄るかもわからないのだ。ツイートする

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    gimonfu_usr 2011/12/11
    もっと怖いのは、寒冷地が好きで雪のなかでも活発に活動するゴキブリです。
  • 脳内で自らをコピペしまくる遺伝子と人間の個性 - 蝉コロン

    科学, ゲノム遺伝子組み換え、脳細胞でも高頻度…初の実証 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 確かに組み換えなんだけどなんかレトロトランスポゾンのinsertionを免疫系と同等の組み換えっぽく言うのは個人的に違和感。興味深いけど。 ニューロンとレトロトランスポゾンL1レトロトランスポゾンというのがある。jumping geneとか呼ばれたりしてゲノムのあちこちに自らのコピーを増やしている。ヒトゲノムの17%を占めている(大部分は不活性である)。こいつらが跳びまわると、大事な情報がコードされている所に余計な配列がコピペコピペされていくわけで、これはまあ大変よろしくない。通常、細胞はあの手この手でこの飛び回る配列(transposable element:TE)を押さえ込んでいるわけだけれども、ニューロンの前駆細胞では、なぜかこのL1に好き勝手させており、他の体細胞に比べ

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    gimonfu_usr 2011/11/01
    おそらく理解できないけれども。/ 遺伝子
  • 向井理さんと小飼弾さんの共通点 - 蝉コロン

    ぼやぼや向井理さんは芸能人に疎いと名前だけではピンと来ないかもですが、ゲゲゲの女房の旦那(つまりゲゲゲ)として有名です。小飼弾さんは言わずと知れたアルファブロガーで、IT関係のすごい人です。この二人にイケメンという以外でどのような共通点があるというのでしょうか。詳細は続きを読むから。 向井理さんの経歴はwikipediaに詳しく載っていました。大学生活大学では遺伝子工学を専攻。「ニワトリ・オボアルブミン遺伝子をエストロジェンに応答し卵管組織においてのみ活性化させるコントロールエレメントの決定」という研究で、第29回 国際動物遺伝学会議(2004年9月開催)『ベストポスターアワード』を向井を含めた数名の研究メンバーで受賞した[3]。向井理 - Wikipedia明大のページによると農学部の生体制御学研究室(丸山公明教授)に所属していたようです。 賞をとった仕事はおそらく、遺伝子改変ニワトリの

  • 「ソーセージと政策は作る過程を見ない方がいい」ソーセージのひみつ20 - 蝉コロン

    生活ソーセージ!ソーセージ!要は勇気がソーセージ!というわけでホテルの朝バイキングで5べるソーセージの話題です。大どろぼうホッツェンプロッツに出てくるソーセージとザワークラウトは、ザワークラウトが何だか分からなくても魅力的でしたね。じゃがいもの皮を剥いても剥いても終わらないようなこんな世の中で皆さん如何お過ごしでしょうか。 あなたの知らないソーセージについて20の事実。 20 Things You Didn’t Know About... Sausage | Agriculture | DISCOVER Magazine に、僕がググったものを付け足しています。あと勝手にカテゴリ分けした。 基うんちく編ソーセージの起源はけっこう古い。紀元前15世紀頃に中近東バビロニア地方で作られている(ハムソー史)。古代ギリシャの「オデッセイア」にも記載があるゾ。ソーセージの語源は「塩漬け」を意

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    gimonfu_usr 2011/09/30
    [きょうも料理]①硝酸はハツガンセイブッシツだけでなく結石と関係あるのは【泌尿器弱者】の常識(アクヌキの必要性/さしあたりセシウム抜きにもなる) ②ラクダの背のワラを避けることは無駄ではない③
  • 癌細胞の中まで届いて効く抗体 - 蝉コロン

    科学Antibodies Target Cancer’s Insides - ScienceNOWより。論文:Targeting Intracellular Oncoproteins with Antibody Therapy or Vaccination がんの細胞内抗原を標的にした特異的モノクローナル抗体で、腫瘍の成長と転移を抑えてマウスレベルで生存日数を伸ばしたという論文。 抗体というタンパク質は大きいので、普通は細胞の内部には入ることができません。癌細胞にしろウイルスにしろ細菌にしろ、抗原は表面にないと届かない。癌細胞の表面抗原を標的にした抗体も現在あるけれど、そういうのは泥棒が髭面でほっかむりしているくらいに丸わかりな癌細胞じゃないと効かない。細胞内ではまさに癌細胞として働くためのタンパク質たちがワッショイワッショイしているわけで、そっちを狙えるとやれることがぐっと増える。 そう

  • 「光る猫」の意義についてなど - 蝉コロン

    科学世界の雑記帳:遺伝子操作で「緑色に光る」、エイズ治療に道=米研究 - 毎日jp(毎日新聞)連休前の話なのでもうどうでも良い方もおられるかもわかりませんが、書きます。GFPとネコエイズウイルス(FIV)耐性遺伝子を導入されたネコ。科学誌「ネイチャー・メソッズ」に11日掲載された今回の研究では、FIVを抑える働きを持つサルの遺伝子をの卵母細胞に注入し、その後受精させた。加えて、遺伝子操作を行った部分を容易に判別できるよう、クラゲの遺伝子も組み入れた。これにより遺伝子操作された細胞は緑色を発色する。その結果、遺伝子操作された卵母細胞から生まれたの細胞を採取したところ、FIVへの耐性を示したという。また、これらの「耐性」を持つたんぱく質は、の体内で自力で作られていた。 遺伝子導入ネコ作製技術ネコで、もう少し言えば肉動物で、これに成功したのは初めてだという。よく実験に使われる遺伝子導入

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    gimonfu_usr 2011/09/21
    0.0000000000001ナノベクレルほどしか理解していないが猫記事なのでブックマーク
  • ゾンビ遺伝子と「延長された表現型」 - 蝉コロン

    科学, 動物ニュース - 動物 - 幼虫を操る“ゾンビウイルス”の遺伝子(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト先週ナショジオ読んで、かばかりかと思ってたんだけど、論文タイトル見ると「延長された表現型」とあったので興味を持ちました。 A Gene for an Extended Phenotype Science 9 September 2011: Vol. 333 no. 6048 p. 1401. DOI: 10.1126/science.1209199 ナショジオ記事をざっくり要約すると、バキュロウイルスは宿主であるマイマイガの幼虫を木に登らせて体を溶かす。ウイルス粒子を含んだ液体がボトボト落ちて、それをべた他の幼虫に感染する。EGT遺伝子を除いたウイルスを感染させると、幼虫は高いところに登らない。EGT遺伝子を持っていなかったウイルスにEGTを組み込むと、幼

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    gimonfu_usr 2011/09/13
    ばけもの
  • 微生物導電ナノワイヤーでウランを除去 - 蝉コロン

    科学去年までだったら資源回収という売り文句ができたかもだけど、いま注目されるのはやっぱり除染か。 地下水に溶けているウランを除去したい。6価ウランU(VI)は安定していて水に可溶。これが還元されてU(IV)になると水に不溶。還元する微生物がいればー。そこで金属還元細菌ジオバクターのご紹介です。Geobacter sulfurreducens、いかにもそういうことしそうな名前。有機物を酸化する過程で硫黄やメタルを還元する。そんでこの細菌は細胞内でウランを還元することができるが、ただその場合は細菌が死んじゃう。 今回の論文:Extracellular reduction of uranium via Geobacter conductive pili as a protective cellular mechanism 繊毛を使って細胞外でウランを不溶化できる。ウランは外で沈殿するので細菌は無

  • 3万年前のDNAから抗生物質耐性遺伝子が見つかる - 蝉コロン

    科学, ゲノムSuperbugs Predate Wonder Drugs - ScienceNOW細菌「持ってたわー。その抗生物質への耐性3万年前から持ってたわー」面白いかと思ったセリフ改変が書いてみるとやたら説明的でがっかりした。ええと、言うまでもなく抗生物質は細菌感染の治療に多大な貢献をしているわけですが、一方で耐性菌の出現も問題になっております。今回の論文はそういう薬剤耐性菌が三万年前にすでにそこら辺にいた可能性を示しています。 http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature10388.html "Antibiotic resistance is ancient" Nature, Published online 31 August 2011僕的には最近お気に入り*1のメタゲノム解析。カナダのユーコン準州

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    gimonfu_usr 2011/09/02
    "DNAを精製し、片っぱしから配列決定" 野に放たないでください。
  • ウイルスだけを殺すボルバキアかよ! - 蝉コロン

    科学, 動物, ウイルス蚊に細菌注射、デング熱ウイルスを封じ込め : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)熱帯地方に多いデング熱を媒介する蚊の体内に、病原ウイルスの活動を抑える共生細菌を感染させることで病気拡大を防ぐ予防法を豪クイーンズランド大などの研究チームが開発した。(中略)研究チームは、蚊やハエの体内に生息する共生細菌「ボルバキア」に着目。デングウイルスの働きを抑えるショウジョウバエのボルバキアを、デング熱を媒介するネッタイシマカに注射し、感染が確認された約30万匹を、今年1〜3月、豪クイーンズランド州の野外に放った。約2週間後に細菌を持つ蚊の割合を調べると、15%以上が細菌感染の蚊で、3か月後には90%以上に増えていた。"デングウイルスの働きを抑えるショウジョウバエのボルバキア"とはなんじゃろなと思って調べてみた。 ボルバキアについては当ブログでも紹介しているので過去

  • 働く理系のお姉さんはアメリカでも少ない - 蝉コロン

    社会Women in Science Work for Less Money - ScienceInsiderSTEMというのは、science, technology, engineering, and mathematicsの頭文字で、イノベーションを促進するための*1領域としてアメリカではそういうくくり方をしている。 この領域のジェンダーギャップについてアメリカ合衆国商務省経済統計局(ESA)が報告している。2009年時点のデータに基づく。レポートはPDFで読めます(no title)。 報告によると、労働者全体における女性の比率は48%だがSTEMでは24%と少ない。2000年のデータと比べると、労働者全体に占める女性の割合:47%から48%に微増 このうち大学で教育を受けた女性では:46%から49%に微増大学進学が労働者全体の比率の伸びに貢献?STEMでの割合:2000年も200

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    gimonfu_usr 2011/08/22
    栄養士 看護士はかなり理系。でも大卒にカウントされるかどうかはちょっとわからないです。【低学歴】の疑問。
  • エレクトロニック皮膚 - 蝉コロン

    科学Epidermal Electronics Science 12 August 2011: Vol. 333 no. 6044 pp. 838-843 DOI: 10.1126/science.1206157電極に代わり柔軟で伸縮性がある電子皮膚を貼り付けて心電図とか脳波とかをモニターしようという技術。ウェハーとは違うのだよウェハーとは、と書いてあるがウェハーを良く知らない。シャーマンキングっぽい。そんな私のエントリなのでよろしく。 メインの著者所属はDepartment of Materials Science and Engineering, Beckman Institute for Advanced Science and Technology, and Frederick Seitz Materials Research Laboratory, University of I

  • 絶滅危惧種保護区としてのチェルノブイリ - 蝉コロン

    動物 絶滅危惧種モウコノウマモウコノウマ。蒙古の馬じゃなくて蒙古野馬です。英語だとPrzewalski's horseっていうらしい。ロシアの探検家Nikolai M. Przhevalskyに由来。道産子とか木曽馬みたいな体格。ところで日の戦国時代の武将とか、ドラマとかで見るのよりずっと背の低いずんぐりむっくりの馬に乗っていたのかと思うと可愛らしい。人間の背も低かっただろうけれど。Image: _temaki_, via Flickr under Creative Commons. 野生馬*1。今世界中で野生馬と呼べる馬はいなくて、モウコノウマも一時は動物園所有のだけになったのだけれど、近年は再野生化が進められているそうです。 保護区としてのチェルノブイリ再野生化であちこちに放たれている一貫なのか知らないけれど、1998-1999年チェルノブイリの居住禁止区域にモウコノウマ31頭が連れ

  • 遺伝子移入で毒耐性を得るネズミ - 蝉コロン

    科学’Bastard’ Mouse Steals Poison-Resistance Gene - ScienceNOWより。表題のbastardは雑種のことですが、他の意味も込められているでしょう。 ワルファリンという血液の抗凝固剤があって、医薬品に使われるが殺鼠剤でもある。ビタミンKを阻害する。ところがヨーロッパに生息するイエハツカネズミ(マウス)のvitamin K 2,3-epoxide reductase subcomponent 1 (vkorc1) 遺伝子の多型で、この薬剤に耐性を持つものがある。 そんで今回の研究の結果、アルジェリアハツカネズミが元々自然にこの耐性vkorc1遺伝子を持っていて、一部のイエハツカネズミがこのアルジェリアハツカネズミの遺伝子をもらって耐性を獲得していたことが示された。さて、どうやってもらったのか。 (ハツカネズミのことは普段マウスって呼んでいる

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    gimonfu_usr 2011/07/28
    "交配を10回繰り返すと、99.8%"
  • 絶滅したと思われていたレインボーガエルが約90年ぶりに見つかる - 蝉コロン

    動物 BBC Nature - Lost rainbow toad is rediscovered ボルネオだって。1924年以来報告がなく、スケッチででしか画像がなかった。Conservation Internationalという自然保護団体のGlobal Search for Lost Amphibiansというプロジェクト(?)で見つけたいカエルのトップ10にリストされているという。ランキング付けちゃうところが外国(アメリカ)らしいというか。 足がひょろ長い、虹色の希少ヒキガエルを再発見 ボルネオ島 国際ニュース : AFPBB Newsによると、正式名はサンバス・ストリーム・トード(Sambas Stream Toad)だって。この記事に「マレーシアの研究者、インドラネイル・ダス(Indraneil Das)氏は前年8月、サンバス・ストリーム・トード再発見のためのチームを結成し、」

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    gimonfu_usr 2011/07/15
    慶賀
  • フランスの歌うおちんちん - 蝉コロン

    動物BBC Nature - 'Singing penis' sets noise record for water insect。BBCがそう書くのだから、このタイトルにせざるを得ない。論文はPLoS ONE: So Small, So Loud: Extremely High Sound Pressure Level from a Pygmy Aquatic Insect (Corixidae, Micronectinae)です。わぁい。 water boatman Micronecta scholtziのお話です。water boatmanってかっこいいな。でも日語だとミズムシだって。かわいそう。Wired日語記事*1はミズスマシって書いてあるけど、Corixidaeはミズムシ科でMicronectaはチビミズムシ属だそうなので、ここではミズムシでいきます*2。ミジュミジュマー!

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