8月20日、中国重慶市の元トップで、昨年失脚した薄熙来被告が市トップ時代に繰り広げた犯罪撲滅キャンペーンで無理やり罪をでっち上げられたとされる被害者の救済は進んでいない。写真は失脚前の同被告、2010年3月撮影(2013年 ロイター/Jason Lee) [北京 20日 ロイター] - 中国重慶市の元トップで、昨年失脚した薄熙来被告の初公判が22日に山東省済南市で開かれる予定だが、同被告が市トップ時代に繰り広げた犯罪撲滅キャンペーンで無理やり罪をでっち上げられたとされる被害者の救済は進んでいない。 弁護士らは名誉回復の訴えが数千件に上ると推計。重慶での薄被告のやり方は否定されたものの、中国共産党は民衆の関心が党の手法に向かうことを恐れ、キャンペーン被害者に配慮したり、被害者の訴えを公開したりすることはほとんどない。
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