バトルニス科(Bathornithidae)は、古第三紀始新世から新第三紀中新世にかけて北アメリカに生息していた、絶滅した鳥類の科。ノガンモドキ目に属し、現生のノガンモドキ科や絶滅したフォルスラコス科と関連する。彼らはおそらく同様の習性を持つ脚の長い地上生の捕食者であり、そのうち巨大なサイズに達したものもいた。 全てではないものの、北アメリカの古第三紀のノガンモドキ目鳥類の化石の大半はバトルニス科に属することが示唆されている[1]。ストーズ・L・オルソン(英語版)はヨーロッパのエラフロクネムス(英語版)をバトルニス科に割り合てた[2]が、これは認められていない[1]。逆に、バトルニスとその近縁属フォルスラコス科の姉妹群であるのに対し、パラクラックスは現代のノガンモドキ科に近いとし、多系統のグループとして解釈する系統解析もある[3]。ただしこれも激しい議論を呼んでいる[4]。 2016年に形