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農業用堰に、えっ!天然記念物!? 在来種オオサンショウウオ、住民「見たことない」|社会|地域のニュース|京都新聞
京都府南丹市園部町越方の「新庄堰(いせき)」でこのほど、国の特別天然記念物のオオサンショウウオが... 京都府南丹市園部町越方の「新庄堰(いせき)」でこのほど、国の特別天然記念物のオオサンショウウオが見つかった。地元住民は「この地域では見たことがない」と驚いていた。 見つけたのは新庄堰水利組合の井尻直人委員長(61)。新庄堰は大堰川から農業用水を引くために設けられており、13日午前8時ごろに取水路の掃除をしていたところ、体長70~80センチほどのオオサンショウウオが堰の隅でじっとしているのを見つけた。下流から上って行き止まっていたとみられる。 NPO法人「亀岡 人と自然のネットワーク」の仲田丞治理事(64)によると、見つかったオオサンショウウオは在来種で、「近年は京都市内などで交雑種が増えており、在来種は貴重」と話した。井尻さんは「大変珍しく、こんなご時世だからこそ、うれしくなった」とほほ笑んだ。
2020/05/19 リンク